Maras, una amenaza regional (ディスカバリーチャンネル)
2009年のサンダンスで監督賞を受賞したキャリー・フクナガ監督の『Sin Nombre』が『闇の列車,光の旅』という邦題で初夏に公開されます。
それを観る前に少しだけマラ・サルバトルーチャなどについて予習をしておこうと思いyoutubeをうろうろしていたらディスカバリー・チャンネルの『Discovery Channel - Maras, una amenaza regional 』というドキュメンタリー番組を見かけたので、ここ2週間くらいかけてちびちびと見てみました。
マラ・サルバトルーチャの「マラ mara」について
DRAEの定義: f. El Salv., Guat., Hond. y Méx. Pandilla de muchachos.
Mara (pandilla)@Wikipedia: ……略…… las pandillas juveniles en Centroamérica, México, Estados Unidos y últimamente también en España.
amazon内でいくつか検索してみた商品(sorry、吟味はしていません)
数年前テレビでなにか少年犯罪関連の海外ドキュメンタリーを見ながら2chの実況板を開いていたのだけど、「怖ぇぇぇぇ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」とかいう書き込みに対して「これよりもっと怖いのがMS13。あいつらマジでヤバい」といったレスがついていた。その時にMS13についてちょっと調べ、彼らなりのイニシエーションの動画もyoutubeで見たのだけど、そういう断片的な姿だけでももう十分に気が滅入った。
今回このドキュメンタリーでまたもや深く憂鬱。どうにもならんよ、もう……と言った気持ちで頭が重く、ため息をつくばかりであった。
しかし絶望してばかりいてもしょうがないからね。何かできることはあるかもしれない。彼らギャングの人殺し連中は刑務所に収容されても更生の道を説かれるわけでもなく、ただ強靱なギャング精神をそこで身に着けより一層凶悪なギャングとなって娑婆に戻ってくるだけであると。だったらギャングの更生を支援しているNGOが資金不足のようだから、そこに支援をするとかね。そういうことなら、よその国からでもできるのかもしれないやね。
しかしね、―――また「しかし」だが―――「犯罪者の更生を主な目的とした収容施設を作ることを火付盗賊改方長官である長谷川宣以が松平定信に提案し、人足寄場が設置された」のは1789年なんだぞ。200年経った今あれらの国々の為政者はなんなの?ってことは思うよ。
つけたし
一昨年ご近所のお宅がメキシコの16歳のお金持ち女子高生のホームステイを受け入れたのだけど、スペイン語の方が通じるみたいだからReineさんおねがいってことでたびたびskypeで通訳を頼まれ、その子とも親しくなった。
あるとき雑談の流れでその女子高生が何か若者の犯罪者集団の話を始めたので「MS13とかってこと?」と聞いたら「MS13じゃなくてほにゃらら」と。
その“ほにゃらら”を忘れちゃったのでこないだ質問したら「私があのとき言ったのはlos zetasだよ」とのレスが来た。
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