Friday, May 15, 2009

LOS MEJORES 13 EPISODIOS DE GOLGO 13

ヾ(.;.;゚Д゚)ノ……こ……これは欲しい……

参照リンク: まんがのスペイン語版、入荷しました!: インタースペイン


Golgo 13 - Los mejores 13 episodios@Ediciones Glénat
LOS MEJORES 13 EPISODIOS DE GOLGO 13@Casa de Libro

Golgo 13 es el decano de los manga sobre yakuzas. Creado en 1969 por Takao Saito -quien debutó artísticamente en 1954- Golgo 13 es un “asesino a sueldo” que ejecuta con una profesionalidad impecable toda misión que se le encargue siempre y cuando sus clientes paguen bien.

Además de haber sido llevado al cine y de haber inspirado una serie de novelas, Golgo 13 es uno de los manga que ha alcanzado mayor longevidad -con más de 140 tomos publicados- y aún hoy, casi cuatro décadas después de su creación, se mantiene como una institución de la historieta nipona.

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Tuesday, November 20, 2007

My MEMO: SOA

左肩・左腕の具合もよくなってきたから今週末は映画感想文にかかろうかと思ってる。連休だし。途中まで観てある作品がゴロゴロしてていいかげん終わらせたいので。

一つ、南米のね、ロマンティックなラブストーリーっぽい作品ね、それ最初の五分の一くらいまで観てあるんだけどもね。つまり全く、あれなんだよ、愛の物語っぽいわけよ? 美しいお話なんじゃないかと、とてもワクワクしてるわけです。政体にまつわる直接的な描写なんて五分の一までで全然出てきてないし、この後もきっと出てこないだろうと思われるし。でもやっぱりさ、時代背景にちょっと思いを馳せようもんなら、途端にやっぱり独裁政権がどうだこうだ、圧制がどうで検閲がこうで…といった事柄を調べないといかんのかなぁという気がしちゃうわけ。

恋愛模様を観てジヮーーンとしたいってのに、やっぱりその辺を調べたほうがいいの?と思い浮かんだ時点で気持ちいいウタタ寝から揺り起こされちゃう感じなんだよね。冷や水というか。あぁ、そんなこと調べようなんて思いつかなきゃよかったのにロマンス気分が台無しだわと、┐(´д`)┌ヤレヤレな気持ちである。


翌日私はスペイン語学科卒の知人をつかまえて愚痴るように問いました。

「どうしてさぁ、中南米のあちこちの国にはさぁ、軍事独裁政権だの検閲だの拷問だのの歴史があったわけ? あたしは愛の物語をただ観たいわけなのにさぁ、うっとりほのぼのしてるような映画でもどうしたって薄っすらとそういう背景を描いてあるもんだから、結局そういう知りたくもない事を調べさせられて、ちょっとゲンナリすんのよ。あたしはそういうの忘れてラブストーリーにうっとりしたいのに。なに? なんであの人たち拷問してたわけ? 何がしたいの? なんであんな残酷なことできるの? 何がいけないの? なんで?」と。

そんなこといきなり聞かれても困ったでしょうが彼は仕事の手を止めて、

「‘なんで’って……Ummmm……‘なんで’っつうか………あぁ。あのさ、スクール・オブ・ジ・アメリカズってのがあったでしょ。あれでアメリカがさ、中南米の軍人たちにまとめてそういうノウハウを教えたでしょ。南米にああいうやり方が広まった経緯なんてのは、その辺の事情もあるんじゃん?」

と教えてくれた。


そう言われて思い出すのは『マチュカ(チリ映画)』のときにもちょっと書きましたが、『セプテンバー11』のケン・ローチの作品ね。それ(たまたまポルトガル語字幕バージョン)なんか見るとさ、やっぱり「合衆国で訓練された軍人が仕切っている拷問所」って言ってるもんね。

なるほどね。φ(`д´)メモメモ...
_______________________


私はSkypeをつけていてもほっとんど呼びかけに応じません。反応することはほとんどゼロです。すみません。というかいつ誰に話しかけられてるんだか、その気づき方がよくわかってないのです。なんか私は設定を間違ってるんだな? 全然わからんぞ? 時々覗くとメッセージが何十件と溜まってたりしてワケがわからない。いつも首をひねっている。

こないだ珍しく呼びかけに気づいて、これまた珍しく応える気になった。先方はアルゼンチンで生まれ15歳でイタリアに移り、34歳の今はスペインに暮らして数年が経つという人だった。なので、挨拶もそこそこに、いきなりで申し訳ないんだけどちょっとおたずねしたいことがあると切り出した。「なんでもどうぞ」と言うので聞いてみた。


私: ビデラ政権の頃のことを何か覚えてます?
彼: うん。僕が住んでいた地区では軍隊が家々にやってきて部屋を借りて、体制にとって危険だと思われる人々を監視できるようにしてたと思う。僕はまだ小さくてね、ある日、母が薬局から出てくるのを待っていた。待ってるあいだ僕はゲームセンターに入ってみたんだけど、そこに突然兵士がなだれ込んできて僕達を全部バスに詰め込んだんだ。僕は泣き出して、隣の薬局にママがいるから下ろしてくれって叫んだ。それで下ろしてもらえたのはラッキーだったね。そうだね、あの頃、表に出るのはそういう風に危険な場合もあったかな。今すぐ君に語れることってこれぐらいしかないよ!

(※このくだり、彼の書く行を追ってるだけでゾッとしたよ。「…え゛。その状況、ものすごくヤバくないの?」と)


私: ありがとう。本当にありがとう。
彼: 君はアルゼンチンで何かそういう体験でも?
私: Noooooooo. ただ、中南米の映画にはそういう政権下での事が描かれていることがよくあるなぁと思って。最近、その辺のことをぐるぐると考えてたもので。

彼: そうですね。
私: あなた、でも、小さかったでしょ? 何が起きてるかわかってましたか?
彼: うん。家では両親が軍部についてなどしゃべってたから。でもそういうことは家の中だけ。あの頃からアルゼンチンは変わってしまったんだよね。昔はリッチな国だったのに。

私: こんな質問に本当にありがとう。しゃべりたくないかもと心配でした。
彼: いや、もっといろいろしゃべってあげたいですよ。でも両親にきいてみないと;-)

私: あの時代さ、怖くなかったの? 私なんて映画観てるだけでおぞましく感じるんだけど。いや、観るまでもなく、映画作品についてちょっとinfoを集めただけで身震いする。

彼: 『La noche de los lapices』とかそういう?
私: そう!それとか!
彼: たしかにゾッとするよね。

……略……

彼: 日本は?
私: 1930年代かな、プロレタリア文学の人が殺されたりしてる。とか、第二次大戦中はあったでしょう。

彼: ちがーう! もっと現代の話で。
私: ピノチェトとかビデラとかそういう時代?
彼: そう
私: それくらいの時代なら‘無い’と思う。
__________________


私とほぼ同世代の人でも、ちょっと尋ねただけなのにやっぱりこういうエピソードをツルツルツルって即答するんだもんなぁ。話がリアルでビックリした。ゲーセンに居たのは若い人たちでしょうに、バスに乗せられて下ろしてもらえなかった彼らはその後どうなったんだろう……?


これからも私は幾つか中南米の作品を観るだろうよね。シリアスなものは徹頭徹尾避けるつもりでいるけど、ラブものだと思ってうっとりと観てても、こういう‘現代史’がフッと透けて見えたりするから始末が悪い。私はこれっぽっちも知りたくないのに、調べなきゃ映画が本当には理解できないのかもしれないなら、やっぱり調べちゃうかもしれないじゃない。非常に頭が痛いところである。

というわけで、書籍などをメモるくらいはしておこうと。

誰か、こういうの↓読んだり観たりした後にものすごくマイルドな言葉に置き換えてピー音を随所にかぶせて私に説明してくれるとありがたいです。私、たぶん自力では挑めません。ムリ。ゾッとする。

(※最後のはおまけで)(※大学1年の夏休みの宿題だったな。キツいだろうに、私ちゃんと最後まで読めたのかね?)

旧称: SOA

現在: 西半球なんたら長い名前

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Tuesday, April 05, 2005

Bologna Children's Book Fair

ポルトガル人の友人は児童教育に携わる教師を指導する教育者。初等教育の先生を目指す若者に教えている立場なのね。その仕事の一環で、たとえば、Cascaisでは「Levar a Ler」という名のプロジェクトに関わったりしている。

彼女が「ボローニャに行きます」と言っているのは、ボローニャ児童図書展(Bologna Children's Book Fair)に出かけるからです。世界中の児童書を見て回るのが幸せだと言ってた。(彼女は趣味と仕事を兼ねて世界中の絵本を集めています。家の壁一面が買い集めた世界の絵本で天井高くまで埋まってた)

そして、ボローニャのその図書展では、「日本の絵本のブースはいつも黒山の人だかり」らしい。日本の絵本は人気・評判が高いらしいです。


今回私がリスボンに遊びに行くのに「何かリクエストある?」と聞いたらば、「児童書が欲しい」って。そこで私が持っていったのは、私自身も子供の頃によく読んでいた2冊(どちらも英語版のを手に入れたのではなくて、日本のを買っていった):
100万回生きた猫
ぐりとぐらのえんそく


『ぐり・ぐら』シリーズは、我が家にもいっぱいあって。とにかく可愛いよね。でも、「可愛いよね」で済んじゃう本かもしれないって心配もしてたのよ。なんていうか、メッセージ性とか無いんじゃなかろかとか、愉しくってオシマイっていう感じの本だけど、そういう本を彼女は望んでるのかしらとか。いろいろ考え。でも子どもの絵本なんだからそれでいいのよねと自分に言い聞かせたりなどしつつ、全ページを訳して彼女に渡しました。

すると、彼女ははげしく気に入っていました。そして、私がまったく思いつきもしない見方をしてた。「ほら、ぐり・ぐらの後ろにあるスペースと、この先進まなきゃいけないスペースの比を見てよ。この森の絵は時間軸をも示す配置になってるのね」とか、「ほら、最初のページで時計を見たシーンが今このページに至ってやっと意味を成すわけよ。読者はその間は時計のことなんか忘れていたのに、ここで時計が再登場することで時間の経過をコトバ抜きでわからせる仕組みになってるのよ」とか。

なるほど、子供向け絵本をこういう視点で見つめるとこんなに面白いのかと、新しい世界を与えられたような気分でした。


そして『100万回……』。
私は子供の頃には『100万回……』は、「わー、おもしろーい」とは思ってなかったと思う。どちらかというと、子ども時代の私にはウケなかった本だと思う。

しかし今回、彼女に内容を知らせるために全ページを訳してみたら、深く感動した。「なんだ、この話、すげぇよ」と。ぐっと来た。「この素晴らしさがわからなかったなんて、子どもの頃はホントに私は子どもだったんだなぁ」と実感した。

訳し終えて彼女に読ませたところ、最後の2ページで彼女はハッと息を呑んだようになって、「鳥肌が立った」と言っていた。彼女の腕にはホントに鳥肌が立っていた。「人を愛するとは何なのか、死ぬとはどういうことか、生きることの意味ってなに……という重大なテーマを、これだけ簡潔に子供たちに教えられる絵本を、私は他に知らない」と言っていた。

翌日、彼女は学校で生徒達(教師志望の若者ね)に『100万回…』を読んで聞かせたらしい。生徒の中には最後のページで涙ぐむ人もいて、「日本の絵本はどうしてこんなに優れているんだろう…」と感銘をうけているようだった、とのこと。


なにか他にお薦めの日本の絵本がありますか?>All

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