associates アソシエイト・プログラム
私としては「"amazon trap"を仕込む/仕掛ける(←罠なのかよ)」と悪意など抜きに(親しみをこめて)表現してるのですが、Amazonにはアソシエイト・プログラムって仕組みがあるでしょ?
私のこのblog上でも何度もamazon商品を参考までに挙げてきたけど、そのときにさ、たとえば、『Traci Lords: Underneath It All』なんてのをクリックしみたらさ、「この商品がクリックされました」って表示と、「こんな商品もおすすめします」っていう商売熱心な感じの表示に出くわすことがあるでしょう? それ、それ。それのこと。
登録者各人が持ってるIDみたいのを、amazon商品のURLの中に組み込むような格好になってて、私の場合は「reinoreine-22」っちゅうのを組み込むみたいです。
「あなたのサイトでAmazon.co.jpをご紹介ください!紹介料をお支払いします」って言ってます。私が工作員となってamazon商品をblogでセッセと紹介すんじゃん、blog読んでる人がクリックするじゃん、そのクリック経由で誰かが何かしらのamazon商品を購入したら、すんごい小額のお礼みたいなのが私に払われるのですと。
購入した人も幸せ、amazonも売れて幸せ、私も(微々たる額なれど)お礼が舞い込んで幸せ。っていう三すくみだね。すくんでんのかよ。違うじゃん。三方一両損か。損なのかよ。違うじゃん。
ただね。
俺のおふくろの名誉にかけて(←おっ、映画の字幕みたいだね)、私はこれはお小遣いが入ってくると思っては居ませんよ。お礼とやらを期待してはいませんのでしてよ。だいたい、もんのすんげーーーーーーーーー有名なサイトとかでもない限り、これを仕掛けてあったってお礼金が舞い込んでくるなんてことは見込めないもんなんじゃないの?
でも、このtrapを仕込むのは(←だ・か・ら。「罠」なのかよ)、なんだか面白くてやめられなくなってるのは事実です。アクセス解析みたいな気持ちでおります。
正確なオンラインレポート:
メンバー専用のレポートセンターを使えば、トラフィック・売上が一目瞭然。売上向上にも役立ちます。
実際のところ、このリポートとやらを時々たしかめるのが楽しいのです。「あぁ、この商品がクリックされたということは、あの記事が読まれたのだな」とわかるからね。だいたい常連読者数とクリック数はおんなじなので、「うむ。あの記事はどうやら一通り皆さん読んでくだすったみたいですね」って感じてみたり。
そういう気分でしか使ってはいないです、この機能。
さて。さて。
先日来、1980年代の洋楽ヒッツをリストアップしていますが、だんだんと過去から現在に近づいてきてるじゃないですか。今、「1986年」までたどりついたとこ。あれね、もう、1989年までは下書きはWordにきちんと書いてあるの。UPしようと思えば、すぐなんです。コピペすればいいだけだから。
でも。
でも。「今週は無理だなぁ、来週くらいにはなんとか時間とれるかなぁ、それで89年分までやっと終わるかなぁ」って私は言いました。そしたら西村が、「へ? なんで? 下書きはとっくにできあがってんでしょ?」ってkyotonlyに訊いてきました。「もう一気にUPしちゃってもいいかもだよね」と思ってたのかもしれません。
私、答えました。「UPする前にゴチャゴチャとやらなきゃいけないことがあってさ、なかなか、こう、一気に89年までUPし終えちゃうってなワケにはいかぬのよねぇ。それなりに時間をとられるからね」。西村さんは「何をそんなに時間かかることがあんの?」と訊きたげでした。
私: えー、だからさー、下書きを書いた時点ではさ、アソシエイツのIDをがんがんがんがんただ機械的に組み込んでたのね。とくに何も考えずに。全部全部全部の曲に。作業の手順に慣れちゃってるから。機械的にさ。
西村: ふむふむ。まぁそうだわなぁ。……え?……それで?
私: でもさー、IDを組み込んだ商品なのにさー、クリックしてもさー、『この商品がクリックされました』っていう表示にならないやつって、ときどき混ざってるじゃん? たとえばさー、JOHN WAITEのMISSING YOUってそうだったよ。reinoreine-22ってつけてあってもさー、なんか普通っぽい表示なの。
西村: それがどうかした……?
私: だからね、「○年 洋楽ヒッツ」の記事をUPする前には必ず全部の商品を表示してみてね、そういうシンプルな表示(例: RUN D.M.C.)のやつが混ざっちゃってないかどうか全部チェックしてね、そうゆうののURLからはね、reinoreine-22をちゃんといちいち外してんの。それがめんどくさいんだよねー。けっこう時間かかんだよねー。だからね、1989年まで原稿はもう出来上がってるけど、UPするだけの時間が今は取れませんの!
西村: ………。え? ちょっと待ってちょっと待って。なんで、なんで外さなきゃいけないわけ?
私: だってそういう商品はアソシエイトプログラムのクリック数だとか売り上げだとかお礼金の額なんかにはカウントされてないわけでしょ?みっともなくない?
西村: へ?
私: クリックって表示が出ない商品(例: Moody Blues)にまで私がセッセコセッセコさー、IDを仕込んでたらさー、なんかあれじゃん、「わ。この人、カウントされない商品にまでID組み込んでるー」「対象外の商品にまで組み込むなんて、ほんとガツガツしてるー」って思われちゃいそうじゃん。すごいあれじゃん、「小銭を儲けたがってる人」みたいじゃん。浅ましいじゃん。浅ましいと思われたらどうしようって思うじゃん!
西村: 君は……君は…いったい何をやっているのだ
私: ん?
西村: そういうね、表示が違ってる曲ってね、表示が違ってるだけで、アソシエイトのクリック機能ってものはちゃんとカウントされてるよ? シンプルな表示って、amazonの表示って元々ああいう表示だったじゃなかったか?(例: MURRAY HEAD)。
私: え?
西村: 「浅ましい」て……。(げらげら)
私: え? じゃー、何かい? 私がこれまでやってた作業は……
西村: ムダってやつですね。やんなくてもいいことを一生懸命やってたみたいですね。
私: えっえぇぇぇぇぇ…。
西村: じゃー、あれか? わざわざIDを組み込むという作業をしておきながら、今度はそれをチマチマと外すって作業を、いっつもいっつもやってたわけかい?
私: やってましたよ……。
西村: だからさー……。そういうことやらかす前にどうして誰かにさ、私とかに訊かないの?
私: いや、こういう小金が絡むことに関する質問をすること自体が浅ましい行為だから、こんなことを人に訊くわけにはいかねぇと思ってた。
西村: だからっ……。あーもうっ、あーもうっ! 訊けや。まず。「浅ましい」て。(げらげら)
私: (ナニカ思イ出シタラシイ) <小声>………あーー、そういえばそうだったなー…</小声>
西村: なに?
私: リポートセンターでさ、先月のクリック状況とか確認できるじゃん? あれでさぁ、Mónica Naranjo(モニカ・ナランホ)がちゃんとリポートに掲載されてたんだよね。そん時、「ん? どしてだろ?」「これはクリックの表示じゃなかったのに」って思ったんだよね。
西村: でしょ? だよ。カウントはされてんだってば。
私: 「不思議だなー」って思って忘れることにしたんだ。
西村: だから。だから。だから。そゆ事実に出逢った時に、どうして事実の方を見なかったことにしちゃうんだろ。ほんとに貴女って人は放っておくと何を勝手にいじくりまわすか油断なりませんね。ほんとに。
だって、浅ましさにビンビン触れるシステムじゃん。質問なんてしにくいよね、やっぱ。話題にしづらい。
というわけで、2月からこれまでの記事の中で、ID(reinoreine-22 ってやつ)の抜けたamazon商品に出逢ったら、それは私の迷走の軌跡だと理解してください。
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