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Friday, October 01, 2010

Madrid - Chueca マドリードを散歩

警察にもういちど行かなければいけなくなったので、この日もマドリードへ向かう。


私は大昔ゲイの友人、そのまた友人、その彼氏、そのまた友人…という集団と毎週末遊んでいたのだが、そのうちの一人がマドリードに住んでいるのでプリンシペ・ピオ駅で待ち合わせして会った。13年ぶりに会う彼は自分では太った太ったと言うが私の目には何も変わってない。

twitter 旧いゲイ友と待ち合わせ。13年ぶり。相変わらず端整すぎて肌もぷりぷりで驚いた。「あなた肌綺麗ね」と言うと「僕は14歳の時から毎晩お肌の手入れをしてるからね」だそうだ。twitter


プリンシペ・ピオ駅で会って……歩き出して……ええっと……

………やべえ、懐かしさのあまり喋りすぎたので訪れた場所を覚えてない……。ところどころで説明もしてくれてたのに。( 実生活の私を知っている人ならわかると思いますが、私は人の話は熱心に相づちを打って聞いているようでいて、実は右から左に抜けている)

……Palacio Real 王宮は……、通ってるよな、通ってるよね。そこからどこをどう歩いたんだろう……


『スペイン・ポルトガルを知る事典』から、アルフォンソ13世 (1886-1941)

スペイン王.在位1886-1931年.父アルフォンソ12世の死後生れ,誕生当日に即位,母后マリア・クリスティナが摂政となった.1898年,スペインは米西戦争に敗れ,キューバとフィリピンを失った.1902年16歳の誕生日を期して親政時代に入り,06年イギリスのビクトリア女王のめいビクトリア・エウヘニア王女と結婚.挙式当日,マドリード市街で襲撃事件を経験した.……略……

この襲撃事件というのは、アルフォンソ13世の結婚パレードに向かってマテオ・モラルというアナーキストが花束に隠してあった爆弾を投げたというテロ事件。王と王妃にけがはなかったが、通りに集まっていた市民が30人だか命を落とした、と。

その犠牲者哀悼の像などを見た。が、どこだったか覚えていない…

そしておそらくPlaza de la Villa@Wikipediaも通ったんだろう。

サン・ミゲル市場の中を通ってきてごらん、僕は犬を連れていて入れないからあっち側の出口で待ってるから」。

Plaza Mayor マヨール広場に行って、

「マドリードに来たらここのイカフライのサンドイッチを食べなきゃダメだよ」とおごってくれ、(私はほぼ一文無しなので)

そこからはアルカラ通りをがんがん歩いて、歩いているうちにたしかセルバンテスセンターの前など通り過ぎたと思うんだ。

そこから今度はチュエカ地区に入っていって、チュエカって13年前に来た時は薄暗くてあまり呑気にふわふわ歩いていられるような地区ではなかった印象があるんだけど、「あら、すっかり変わったのね」やら「ああ、無印良品があるんだねえ」とか言って、

その辺をうろうろしてるうちに友人が、「ここの通りにね、『靴に恋して』のラモン・サラサール監督が住んでるよ、少なくとも以前住んでいたはずだよ」。

そしてまたしばらく歩いている時に彼がご近所さんと立ち話をしている。私は何気なくその辺を撮っていた。彼の家についてから写真を二人で見なおしていたら彼が、「お。この人が写ったか」と興味深そうに言う。

「この人はね、えっとなんと説明すればいいんだろう……。
うん。えっとね、『靴に恋して』でモニカ・セルベラが知的障害の子を演じていただろう? あの子にはモデルとなるべき実在の人がいて、この地区に住んでいたの。その人のお姉さんというのが、この写真に写っているこの人だよ。さっきあそこの通りを歩いていたんだ」。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


その後、彼の家で昼食をごちそうになり。昼食後に右だ左だの話になる。(←そればっかりか。いや、たまたま今回の旅行ではなぜかこのことを説明させられる機会が多かった。何故だろう)

彼が「ゲイであるとなぜだか世間は当然僕が‘左’なんだろうと決めてかかるけど、僕も○○(=長年連れ添った恋人)も思いっっっっっっきり‘右’だよ。‘右’のゲイだって大勢いるのにどうしてだろうね」と言っていたのが印象に残った。


その後は彼は警察署まで付き添ってくれました。


twitterそこからのツイッター(一部編集あり)twitter
彼は署まで付き添ってくれた。そこでお別れかと思いきや、「終わるまで刑事部屋で待ってるよ」と。初めのうちは待たせるのが申し訳ないという気持ちで一杯だったのだが、じきに「コイツは刑事を鑑賞しちゃいねえか?」と気づいた。


図星だったようだ。全て終わり刑事達と挨拶を交わし署を出るや否や、曰く「ぅわぉ!最後に挨拶した刑事、見たぁ!?Tシャツのターコイズブルーと瞳の色を揃えてたでしょ!うっとり!あと、皆、ピストルをロッカーから取り出して服の下に入れてたでしょΣ(゚∀゚ノ)ノキャー」。


結局、面割りは失敗。ロッカーには外見的特徴で分別された分厚いファイルが並んでおり、私は4冊ほど見るように言われる。「この人は違う」と却下するのは容易で、大半がそれなのだが、「この人は似てる」と思った数枚の中でコレ!と見極めることが半ベソになるほど難しかった


刑事さん曰く写真ファイルによる面割りに成功するのは10件に1件らしい。「昨日ちょうどアメリカ人の御婦人が成功しましたが、彼女の場合は実際に暴力を受けて犯人の顔がくっきり記憶に刻まれるだけの衝撃と時間があったんですね。貴女のケースとは違うんです」。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


警察署のその部屋にはロッカーがあり。その中に分厚いファイルが何冊もあるのです。そして‘特徴’ごとに分類してあった。私はそういうのは興味がありますから、僅か数十秒でしたが刑事さんが扉を開けてファイルを探している間にファイルの背に貼られたシールを読み取った。

興味深い分類となっていた。ただ、それをここで明かしてしまうと、なんていうかスペインの警察を裏切っているような気分にちょっとなってしまうので、黙っておこうと思う。

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