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Tuesday, December 29, 2009

Rudo y Cursi / ルドandクルシ [メキシコ映画]

rudo cursi 映画『ルドandクルシ』公式サイトよりストーリー紹介:
diamondそれなりに幸せ!diamond メキシコの片田舎のバナナ園で、喧嘩しながらも楽しく働く兄弟の生活はまさにそんなものだった。兄のベトは妻子もいてバナナ園の作業長も務めているが、ギャンブル好きの乱暴なゴールキーパー。その性格と荒っぽいプレースタイルによって‘ルド’(=タフな乱暴者)と呼ばれている。弟のタトは優秀なストライカーだが、本当は歌手になりたいと夢見ている。

日々、草サッカーに明け暮れる二人の前に、ある日偶然、サッカー・スカウトの‘バトゥータ’が現れた。ところがPK対決で兄に勝ったタトだけが選ばれ、メキシコシティに赴くことに。……略……hairsalon


さらっと一度観たときの印象は『Y tu mamá también / 天国の口、終りの楽園。』と似ていたな。『天国の口~』の脚本を書いたカルロス・クアロンが本作では監督を務めている。

『天国の口~』は、「どうせ、ただの男アイドルの筆下ろし物語なんだろ」と高を括っていたのに実際に観てみたらけーーーっこうシリアスに社会を描出していて面白かった。『ルドandクルシ』も同じ印象で見終えました。

男ペネロペ’=ガエル・ガルシア・ベルナルやディエゴ・ルナが可愛いとか萌えるとかいうだけの作品ではけっしてなく、陽気な煙幕を張っておいて深刻な社会事情にさらっと触れている。

danger ‘男ペネロペ’っていうのは私の友人がガエルを形容した一語。


犬のシャンプーをしながらとかいう「~ながら」の時にBGVとしてDVDを回しておくというスタイルで5回まわし、プラス、一回はふつうに観てみましたが、観るたんびに、ラストは彼らが愛しくてしょうがなくなるわけです。‘ラストは’ね。

じゃぁラストに至るまでは?っていうと、毎回毎回いらいらいらいらしたわ。何に?って、田舎っ兵衛にね。誰も彼も田舎っ兵衛なんだわ。

でも「いなかっぺ」っていうのは出身地をどうこういうものではないと思うわ。ひとが「いなかっぺ」であるかどうかには出身地なんか関係ない。「かっぺ性」というものは精神の、性根の問題である、と。ひとは田舎っぺとして生まれるのではない、田舎っぺになるのだ、と。

いや、あるいは逆かもしれないな。つまり、ひとは皆いなかっぺとして生まれて来るが、いなかっぺ根性のままの者がいなかっぺなのだ、と。

何を言ってんだか、自分でもよくわからない。


(つづきはコメント欄で正月にでも)

主人公タトは歌手としての成功を夢見ているのだが、もう、なんと言ったらよいか………ヒドすぎてあたしは目が覚めてしまった、この『Quiero que me quieras』。このヒドさは素晴らしいよ、ガエル・ガルシア・ベルナル。BGVとしてDVDを回しっぱなしにしていて画面はろくに見ていないという方法で再生していた時、あまりのヒドさに、思わず二度見したわ。

゚ ゚   ( д )   
な゛ん゛じゃごり゛ゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っですわ。
「『I want you to want me』に何てことしてくれるんだ!」ですわ。


スポーツ選手とかが歌なんかに手ぇ出すとこうなっちゃうのかね。スペインの闘牛士ヘスリンの歌とかってこういう立ち位置だったのかしら。「Jesulin cancion」でググったら一発で「Las 100 canciones mas odiosas de la historia歴史上もっとも忌むべき曲百選)」とかいうブログがヒットするくらいだし。

しかし、ガエル・ガルシア・ベルナル演ずるタトの歌う『Quiero que me quieras』を見たあとでは、口パクとは言えヘスリンの方がよっぽどマシだわい。ガエルさん、凄いよ、偉いよ、あの「歌の才能の無さ」演技は。


お口直しにやっぱりここはひとつ王子様、ロビン様を。
⇒ Cheap Trick  【I WANT YOU TO WANT ME】【SURRENDER】

外タレで様つけていいのは、ぶっちゃけロビン様だけなのだよ。


なんかわからないけど、泣けてしょうがなかったわ、私、これ。

わかんない。昭和の香りかなあ。ノスタルジー。武道館がBUDOKANとして燦めいて聳えていた時代への追懐の情とやらいうものなんだろうか。私がもう人生折り返したように自覚しているからか。

で、なんの話だったか。そうそう、Rudo y cursi。
『ルドandクルシ』の話は、コメント欄で加筆していきます。

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Wednesday, December 23, 2009

Feliz Navidad 2009

2009 navidad

Amor, Paz y mucha Felicidad, son mis deseos para estas Fiestas de Navidad y Año Nuevo.

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Tuesday, December 08, 2009

Celda 211 / プリズン211 [スペイン映画]

Celda 211 / プリズン211 / 第211号監房スペイン映画祭2009で、本日上映されました。

映画祭公式サイトからストーリー
book刑務所の職員として働くことになったファンは、予定の1日前に職場に赴き、そこでアクシデントに見舞われ、気を失ってしまう。その直後、凶悪犯が収容されている監獄で暴動が発生。慌てふためいた職員たちは、気を失ったファンを第211号監房に置き去りにする。目を覚ましたファンは、事態を理解し、身を守るために……略……end


いや、もうね……
この前の回の『Gordos / デブたち』もよかったけれども、『Celda 211 / 第211号監房』が凄くて頭の中が空っぽになってしまった。これ、ほんっとに面白かった。いや、私、たいがいの作品を面白いとかいいとか言っているから信用ならないかもしれませんが、これはホントに、なんというか、誇らしいような気分。


観てる間ずっと緊張していたわ。
映画が終わり、館内に灯りがつき、映画友達とロビーでわいわい感想を語り合い―――というか‘まくし立てあい’、いろいろな方々に挨拶などして、そのあとまだキャッキャキャッキャおしゃべりしながらやっと劇場出て電車に乗るわけだけど、実を言うと、そのホームに立っている時まで心臓が縮こまってる感じが続いてた。

いや、私が必要以上にビビリであるせいかもしれませんがね。……いやいや、でも、だって、私の隣の席の20~30代男性客もやっべーシーンではふっと座席に身体を沈めてたもん。背もたれにグワッと圧がかかってたもん。私とおんなじタイミングで深い呼吸してたし。


おっと、電車がそろそろ来るみたいなのでひとまずここで。仕事の合間に抜け出すかっこうで観に行ったわけだけど、そしてそのツケは大きいのだけれども、観に行ってよかった。

あと一度、三日目(明後日)の上映、まだチケットがあるようならば、皆さん、是非。この作品は観た直後の興奮がまるで冷めないうちにこうしてお勧めしちゃった方がいいと思う。正しい勧め方だと思う。

Celda 211 (2009)@IMDb
Celda 211 公式
『プリズン211』 日本公式

プリズン211@ぽすれん
プリズン211@映画生活
プリズン211@CinemaCafe


監督: Daniel Monzón ダニエル・モンソン
脚色: Jorge Guerricaechevarría ホルヘ・ゲリカエチェバリア  Daniel Monzón
原作: Francisco Pérez Gandul フランシスコ・ペレス・ガンドゥル

出演:
Luis Tosar ルイス・トサール ... Malamadre マラマドレ
Alberto Ammann アルベルト・アマン ... Juan Oliver フアン・オリベル
Antonio Resines アントニオ・レシネス ... Utrilla ウトリーリャ
Manuel Morón マヌエル・モロン ... Almansa アウマンサ
Marta Etura マルタ・エトゥラ ... Elena エレナ
Carlos Bardem カルロス・バルデム ... Apache アパチェ


(なにかしら落ち着いたコメントは落ち着いたら書きます)


new2010.04.30 (松竹twitter経由)

発売になるそうです。邦題は映画祭当時の仮題『第211号監房』から『プリズン211』に。

これはほんとに、没入する気マンマンで観てこそ楽しめる映画だと思います。是非どうぞ。


それはさておき、監督名がダニエル・モリソンとなっているのは明らかな誤記だから。Alberto Ammannのカタカナ表記が「アンマン」なのか「アマン」なのか「アマーン」なのかというのは誰の耳にどのように聞こえるかわからないからそれくらいの揺れは仕方ないにしても、Monzónがモリソンというのは容認できる誤りではないので是非とも直して欲しい。

この作品が気に入って同監督の他の作品を検索しようと思ったって、「ダニエル・モリソン」では検索が利かない。新たな発見があるかもしれないのにその可能性を潰すことになる。

私はこういう誤記にはうるさいpout 

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Gordos / デブたち [スペイン映画]

Gordos / デブたちスペイン映画祭2009で、本日上映されました。


映画祭公式サイトからストーリー紹介
bookドラマチック・コメディ。肥満をめぐる5つのストーリーが、“グループセラピー”の場で交錯する。参加者はセラピーを通して、痩せることよりも、なぜ太っているのか?どうして自分の身体が好きになれないのか?その理由を探る。……略……end


(中身は後日書きます)
(今、村に帰る列車の中です)

Gordos (2009)@IMDb
Gordos 公式

監督・脚本: Daniel Sánchez Arévalo ダニエル・サンチェス・アレバロ

出演:
Antonio de la Torre アントニオ・デ・ラ・トーレ ... Enrique エンリケ
Roberto Enríquez ロベルト・エンリケス ... Abel アベル
Verónica Sánchez ベロニカ・サンチェス ... Paula パウラ
Raúl Arévalo ラウル・アレバロ ... Alex アレックス
Leticia Herrero レティシア・エレーロ ... Sofía ソフィア

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Saturday, December 05, 2009

El secreto de sus ojos / 瞳の奥の秘密 [アルゼンチン映画]

secreto de sus ojos来週開催されるスペイン映画祭2009で、12/9水曜日18:30から上映されます。カンパネラ監督作品好きの私としては、本当に楽しみにしてきた作品。


今日の時点では何も書けませんが、一つだけ、スペインの友人からアドバイス受けたことをメモしておこうと思います。


おはなし
pen長年勤めた刑事裁判所を退職したベンハミン・エスポシトは、ずっと心にあったことをいよいよ実行に移そうとする。自分がかつて深く関わった事件について、ノンフィクション小説を書くというのである。

―――1974年に発生した強姦殺人事件がそれである。pen 


という作品ですから、退職後と1974年とを行きつ戻りつする作りとなっています。これ、まぁ、余計なことかもしれませんが、「外国人の顔の見分けがつかなくてストーリーがわからない」とかいう人が私の身近にも少なからずいるので、やっぱりね、これ書いといた方がいいと思うわけ。

diamond主役(男)のベンハミン・エスポシト(リカルド・ダリン)が黒髪だったら1974年当時のこと、白髪交じりだったら退職後の‘今’です。

diamond彼の区別は難しいけど、相手役(女)イレーネ・ヘイスティングス(ソレダー・ビジャミル)は髪の長さが明らかに違っていてわかりやすいのでそちらで判断するとよい。


とのことです。


‘今’のベンハミン 白髪交じり
secretos secretos

‘今’のイレーネ 髪短い
secretos secretos

1974年頃のベンハミン 黒髪
secretos

1974年頃のイレーネ ロング
secretos secretos secretos


この作品が観られることになって私は本当に嬉しい。


El Secreto de Sus Ojos 公式
映画『瞳の奥の秘密』公式サイト
El secreto de sus ojos (2009)@IMDb

瞳の奥の秘密@CinemaCafe
瞳の奥の秘密@goo
瞳の奥の秘密@ウーマンエキサイト
瞳の奥の秘密@象のロケット
瞳の奥の秘密@映画生活
瞳の奥の秘密@シネマトゥデイ


監督・脚本: Juan José Campanella フアン・ホセ・カンパネラ
原作・脚本: Eduardo Sacheri エドゥアルド・サチェリ 『La pregunta de sus ojos』

出演:
Ricardo Darín リカルド・ダリン ... Benjamín Esposito ベンハミン・エスポシト
Soledad Villamil ソレダ ... Irene Menéndez Hastings イレーネ・ヘイスティングス
Guillermo Francella ギジェルモ・フランセジャ ... Pablo Sandoval パブロ・サンドバル

Mario Alarcón ... Juez Fortuna Lacalle フォルトゥナ判事
Mariano Argento ... Romano ロマーノ

Carla Quevedo カルラ・ケベード ... Liliana Coloto リリアーナ・コロト: 強姦殺人事件の被害者
Pablo Rago パブロ・ラゴ ... Ricardo Morales リカルド・モラレス: その夫
José Luis Gioia ... Inspector Báez バエス警部: リリアーナ殺害現場にいたでっぷりお腹の警部
Javier Godino ハビエル・ゴディーノ ... Isidoro Gómez イシドロ・ゴメス



Ver El Secreto de sus ojos en un mapa más grande


(あとはコメント欄に少しずつ書き足していきます)

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