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Friday, January 30, 2009

posesivo 所有詞

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/1223506079/385
》385 :何語で名無しますか? :2009/01/29(木) 21:24:13
》初学者です。たいへん程度が低く恥ずかしいのですが
》Esta es su casa de ella.という文章について疑問があります。

》この文章は英語にするとThis is her house of herのようになると思うのですが、
》「彼女の」という要素が重複しているように感じられます。
》Esta es su casa.
》もしくは、
》Esta es la casa de ella.
》ではいけないのでしょうか?
》回答していただけると幸いです。よろしくお願いします。


↓↓↓↓このあと、なんだかんだコメントがあって↓↓↓↓


http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/1223506079/398
》398 :何語で名無しますか? :2009/01/30(金) 13:29:12
》瓜谷良平「改訂 スペイン語の入門」39頁より

》su,suyoは所有者が第三人称の場合に使用しますが,
》前後関係や状況のなかで所有者が言及されていないと,誰のかわかりません.
》例えば「Srta. Katoが来てsu libroを置いて行った」と言えばsuは「彼女の」とわかります.
》意味がはっきりしないときは≪de+所有者(名詞・代名詞)≫の形式を使います.
》1 Esta casa es suya. この家は彼女のです.
》2 Esta casa es de ella. この家は彼女のです.
》3 Esta es su casa de ella. これは彼女の家です.


385~398までのコメントの流れはこう
posesivo


しかし『中級スペイン文法』にはそうは書いていない。以下書き写したもの:
penP192 第10章 所有詞
C. 3人称の所有詞に関する注意

《de + 所有者》と所有詞を同時には使えない.
× Aquí está su ropa interior de Pedro. ここにペドロの下着がある.
○ Aquí está la ropa interior de Pedro.

usted・ustedesは,敬語的な人称代名詞として使われるときは,両方使うことができる.
例) Su madre de usted me ha llamado. あなたのお母さんが私をお呼びになった.end

posesivo


clock日付変わって2009.01.31 加筆
上の『中級スペイン文法』の「ペドロの下着」の例文と説明がちょっとよくわからないんだけど、

      《de + 所有者》と所有詞を同時には使えない.

この‘+所有者’ってのは、「ペドロ」みたいな固有名詞のときのことだけを言っているの? それとも「ella」とか「él」みたいな主格人称代名詞の場合をも含んでいいわけ? つまり、下記のような「○」「×」が成立するのかってことを私は知りたく思っているわけ。

× Aquí está su ropa interior de ella. ここに彼女の下着がある.
○ Aquí está la ropa interior de ella.

↑↑こういうことなのかってことを聞きたいわけ↑↑

↑↑私はこうだと思って来たから、それが「ペドロ」限定じゃなくて「ella」「él」でも成り立つんだよね、成り立つんだよとハッキリ誰かに言ってもらいたいわけ↑↑


clock2009.01.31 加筆
》399から先のやりとりはこう
posesivo03

その中で 》402 はちょっと困りものだ、たしかに。 》405 が「外人のHPもヒットしちゃうから、誤用の可能性あり」と書いているけど、私が 》402 を邪魔だと感じるのはそういう理由でもない。

》402 はググり方がよくないと思うよ。両端を "    " で括らないとこういう検索数は示してもあまり意味がない。だって、"    " でとじるとここまで整理されるんだぞ:

1."Es su * de Ud."
2."su * de Ud"
3."su * de él"
4."su * de ella"
5."su * de Juan"


こういうのは、「今回のお題とはぜんぜん関係ないけどたまたま何かの“文の一部”がひっかかってしまっている」という事例を検索結果から取り除くのがたいへんなんだよな。

ザッとみた感じ、1.や2.は上述の『中級スペイン文法』の注記にある、「usted・ustedesは,敬語的な人称代名詞として使われるときは,両方使うことができる.」っていうケースではないかね。

3.と4.は余分な検索結果が多すぎて困る。でも目を凝らすといくつかあるみたいだな、「su novio de ella」とか「su yerno de él」とか。

5.はホントちがうと思う。5.の検索結果は邪魔が多すぎてほとんど使いものにならないんじゃない?


で、結局、瓜谷本にある「Esta es su casa de ella. これは彼女の家です.」はなんなんだろう?  

わけわかんないな。誰か誰かに確かめてくれませんか。 またセルバンテス掲示板に聞くのがいいかもだけど、今週末は私は久しぶりに映画ブログに没頭したいんだ。久しぶりに体調がいいので。

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Wednesday, January 28, 2009

Regreso a Moira / スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット [スペイン映画]

regreso a moiradanger わりとサラっと観たので注意点がいくつかありますdanger)(サラっとどころか別の作業の時にBGVとしてつけていただけ、みたいなもの)

amazon.co.jpより【STORY】
年老いた作家のトマスは、生まれ育った海辺の町へとやってきた。だが数十年ぶりに訪れる故郷はすっかり観光地となり、懐かしい静かな町はどこにもない。旧友と再会したトマスは、ふと少年時代の記憶に残る丘の上の家のことを訪ねる。友人によると、その家は現在では廃屋になっているという。少年時代、その家に謎の美女が住むという噂を聞いて確かめに行ったトマスは、噂の女性・モイラと知り合うことになった。美しい年上の彼女に夢中になるトマスだったが、彼女は淫らな女として住民から軽蔑されていた…。end


あのね、そうね、これ……せっかく面白い話(ネタ)なのにどうしてここまでアッサリ撮っちゃってんのかなと、歯がゆかった。もっと恐ろしく、もっと薄気味悪く或いはもっと哀しく、如何様にも撮りようがあったと思うんだけど、詰めが甘いな。テレビの企画モノだから予算の問題でもあったのか?

(※スパニッシュ・ホラー・プロジェクトの一作。同プロジェクトについては、『ベビー・ルーム』で説明を済ませたので、そちらをご参照ください)


だっていい題材だと思うんだよ、『ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)』的な。やりかた次第でもっと凄味のある作品にできただろう。それをいったいどうしてこんなにおとなしく撮ってしまったんだ。もっとできたはずだろう。日本人監督が日本人に向けて作ったらもっとおもしろい(鳥肌が立つような)作品になっていたのじゃないかなと思います。日本人にはオカルト力が備わっていると思う。‘オカルト力’って何?


マテオ・ヒルは『Nadie conoce a nadie / パズル』でもがっかりさせられたのだが、もっとがんばってほしい。「やればできる子」だ……って、画面をあんまり見ていなかった私にはこんなことを言う資格はまったくないのですが。(語彙は数点おもしろいものがあったよ)


Películas para no dormir: Regreso a Moira@IMDb
スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット@映画生活
スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット@ぽすれん

監督: Mateo Gil マテオ・ヒル
脚本: Mateo Gil  Igor Legarreta

出演:
Juan José Ballesta フアン・ホセ・バジェスタ ... Tomás トマス(若い時)
Jordi Dauder ... Tomás トマス(老年)
Natalia Millán ナタリア・ミジャン ... Moira モイラ: ひとり暮らしの美女

Victoria Mora ... Carmen

David Arnaiz ... Carlos カルロス(若い時)
José Ángel Egido ... Carlos
Adrián Marín ... Vicente joven ビセンテ(若い時)
Miguel Rellán ... Vicente

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Monday, January 12, 2009

El Custodio / ボディーガード [アルゼンチン映画]

custodiodanger わりとサラっと観たので注意点がいくつかありますdanger


Latin Beat Film Festival 06 / ラテンビートフィルムフェスティバル2006 / 第3回スペイン・ラテンアメリカ映画祭で上映された作品。

当時の映画祭サイトより、作品紹介
2006年ベルリン映画祭アルフレッド・バウアー賞受賞。
ボディガードの仕事は大臣を常に見守ることである。大臣が車から出ると、彼もあとに続き、大臣が左へ曲がると、彼も後に続く。大臣がうたた寝するときは、その寝姿を見守る。常にその場にいなくてはならないが、その存在を主張してはならない。そう、まさに影のように。予定も来客も知らされることがないので、彼は状況がまったく把握できない。……略……end


昨日今日のゲバラ検索大会で疲れ切ったので、今夜はこないだから少しずつ観ていたこの作品をサクッと観てオシマイにしようと決めました。楽ちんな鑑賞をして今夜はスヤスヤと眠りにつく予定だったのに、いま私、なんだかとても哀しく寂しい気持ち。(´・ω・`)ショボーン……。

これ、2006年の映画祭では上映後の観客の空気ってどんな感じだったのでしょう? 当時のことを覚えていたら教えてください。


主人公ルベンの姿をカメラはとらえているけれども、定点カメラのような構図も多く、彼の顔が映っていないことも少なくない。我々は画面の隅っこに彼の姿をやっと発見したり、背中の肉で彼だと判断したりもする。『ウォーリーを探せ』ならぬ『ルベンを探せ』ですわ。無言の彼は声高に会話をする人々に埋もれてしまっている。

遠くから主人公の暮らしをただ眺めているような気持ちになって、こないだ観たばかりの『La Soledad / ソリチュード:孤独のかけら』を思い出してしまったわ。そしてそう思い浮かべた時に、「‘孤独’って言ったらこっちも負けていないわよ」と思った。

また、顔のよく映らない、つまり顔を見てもらえない、個や我を消し消されてしまったルベンを傍観しているうちに、なぜか昨秋のラテンビートの『トニー・マネロ』のこともぼんやりと思い出していた。



El custodio@IMDb
直訳: 保護者,監視人
邦題: ボディーガード
英題: The Minder

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Saturday, January 10, 2009

Sobre el Che / チェ・ゲバラ商品まとめ

El Che / 伝説になった英雄』を観てアマゾンで関連商品を探したときに、‘チェもの’がいっぱいありすぎてわけがわからなかったので、ちょっとまとめてみようと思う。amazonトラップ―――だ・か・ら、罠なのかよ―――を満載でまとめます。

しかしホントにわけがわからない。出過ぎだ。予想以上に手こずった。どこか間違ってたらすぐ教えて。だいたいこういうのは、商品を売ろうとしている会社の人がamazonなりなんなりのページにちゃんとデータを打ち込んでおいてくれなきゃ。監督の名前すら書いてないってどういう了見だ。売るつもりがあんのか。できるだけ多くの人に観てもらいたいと思ってんのか。


1.邦題: pen伝説になった英雄
原題: El Che
他: El Che - Ernesto Guevara: Enquête sur un homme de légende
公開: 1997年5月2日 アルゼンチン
監督: Maurice Dugowson
製作国: フランス、アルゼンチン
DVD日本発売日: 2003/11/28
ジャンル: ドキュメンタリー


2.邦題: モーターサイクル旅行記
原題: El Che And Tracing Che
公開: ?
監督: Lawrence Elman
製作国: イギリス?
DVD日本発売日: 2003/11/28
ジャンル: ドキュメンタリー

※これは187分のものを日本では52分に短くして売っているわけ?


3.上の二つの作品をまとめたBOX


4.邦題: 革命戦士ゲバラ!
他: ゲバラ!
原題: Che!
公開: 1969年5月29日 アメリカ
監督: Richard Fleischer
製作国: アメリカ
DVD日本発売日: 2007/04/13
ジャンル: ドラマ
出演: Omar Sharif (Che Guevara)、Jack Palance (Fidel Castro)


5.邦題: チェ・ゲバラ 人々のために
原題: Che - Un hombre de este mundo
公開: 1999年11月11日 アルゼンチン
監督: Marcelo Schapces
製作国: アルゼンチン
DVD日本発売日: 2003/10/24
ジャンル: ドキュメンタリー


6.邦題: チェ・ゲバラ&カストロ
原題: Fidel
公開: 2002年1月27日 アメリカ
監督: David Attwood
製作国: アメリカ
DVD日本発売日: 2005/05/27
ジャンル: ドラマ
出演: Víctor Huggo Martin (Fidel Castro)、Gael García Bernal (Che Guevara)


7. 邦題: フィデル・カストロ×キューバ革命
原題: "The American Experience" Fidel Castro
放映: 2005年1月31日 アメリカ
監督: Adriana Bosch
製作国: アメリカでしょ
DVD日本発売日: 2007/07/27
ジャンル: ドキュメンタリー


8. 邦題: チェ★ゲバラ 世界一有名なポートレート
原題: Kordavision
公開: 2004年7月24日 アメリカ
監督: Hector Cruz Sandoval
製作国: メキシコ、アメリカ、キューバ
DVD日本発売日: 2009/01/09
ジャンル: ドキュメンタリー
参考: Alberto Díaz Korda


9. これよくわかんない
邦題: チェ・ゲバラ 最期の時
原題: Le ultime ore del Che これか?
公開: 2004年 イタリア なの? 
監督: Romano Scavolini でいいのか?
製作国: イタリア ですか?
DVD日本発売日: 2007/10/05
ジャンル: ドキュメンタリー


10. これもよくわかんないね。
邦題: チェ・ゲバラ 英雄の素顔
原題: Che, Guevara - Hasta la victoria siempre
公開: 2004年 じゃないか?
監督: Ferruccio Valerio かな?
製作国: イタリアなんだね?
DVD日本発売日: 2007/10/05
ジャンル: ドキュメンタリー


11. 上の9.と10.をひとつにしたBOX


12. 邦題: 革命の勇士~チェ・ゲバラとカストロ
原題: 2枚組らしく片方はたぶんFidel、もう片方は(゚⊿゚)シラネ
公開:
監督: 一つはEstela Bravo
製作国: アメリカ
DVD日本発売日: 2007/01/26
ジャンル: ドキュメンタリー


おまけ.
邦題: 美貌の青空 チェ・ゲバラ、魂の錬金術
監督: 市川右近(演出)
出演: 市川右近 / 市川春猿 / 市川段治郎 / 伴都美子(Do As Infinity) / 古藤芳治(ナビゲーター)
発売日: 2006年3月29日
ジャンル: リーディング・スペクタクル(朗読・音楽劇)


※これからもどんどん増えそうだから、インスタントストアにチェ・ゲバラ関連DVDをまとめていこうと思います。

※そしてゲバラ関連書籍(スペイン語か日本語のもの)もまとめてみます。しかしこんなにたくさんあるのか……!
 →ゲバラ関連 洋書
 →ゲバラ関連 和書

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El Che / 伝説になった英雄 [フランス映画][アルゼンチン映画]

El cheCHE チェ 28歳の革命が今日公開されたわけですが、ただでさえ映画館みたいな場所に行きたくない私が、まして真冬にわざわざ出かけるわけもなく。

(私は98年末に殺人インフルエンザで42度の熱を―――たぶん42度超えを―――出してから、他人と空気を交換するような場所はできるだけ避けている。特に冬は。特に映画館は『アウトブレイク』のウィルスが拡散するシーンを見てから、ほんとに受け付けない。気持ち悪い。電車も何もかもイヤだ。電車の中とかで咳き込んでる人間、かんべんしてくれと思う)

で、何の話。

『CHE チェ 28歳の革命』の上映が始まったけど、映画館に観に行く気が無いし、よしんば行ったとしても私はこの人のことをこれまでほとんど知ろうとしていないのでストーリーも理解できるはずがなかろうと、そういうわけでひとまず1997年のドキュメンタリー映画、『伝説になった英雄』を観てみましたよという話。


el cheamazon.co.jpから商品紹介
pen内容(「キネマ旬報社」データベースより)
キューバ革命の英雄として崇められる革命家、チェ・ゲバラの生涯を追ったドキュメンタリー作品。革命家としてのゲバラは知られているが、彼の人間味ある姿はあまり知られていない。今作は、当時の映像を盛り込みながら、ゲバラ本人のルーツを辿る。

pen内容(「Oricon」データベースより)
キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラに迫るドキュメンタリー。幼少期には喘息を患い生涯その喘息に悩ませられたなど、彼の功績以外の人間味ある姿を織り込みながらゲバラの誕生から39歳の若さでこの世を去るまでを描く。 end


面白かったよ。ちょっと人柄が素晴らしすぎるんじゃないの?といじわるを言ってみたくもなったけど。そういう人物像の組み立てられ方はさすがに少し引き算しながら観た。もうちょっとこの人の悪口を言っている映画は無いの? (チェ・ゲバラ関連作品の中にはそういうのもあるのだろうと思います)


しかしイケメンだなあ」。映画が始まって最初に書きとめたのがこれだった。その後、中盤まで、

「ちょっとなにこのイケメン。エドゥアルド・ノリエガがもうちょっと横に広がればちょうどこんな感じ」「あ。もう、咥えちゃうよ、こんなこと言われたら」「イケメンすぎるだろう、なんだこれは」「なんてイケメンだよ、おい」「ハンサム」「イケメンだな」「イケメンすぎるよ、なんだよ、この悩殺ポーズ」「はだか!」「イケメンすぎる」「こんな30男、すごくむらむらするわ」

……などとさんざんメモしてあって、私はいま頭を抱えている。いや、残りは大量にまじめなメモでしたよ。


いや、ほんと、このドキュメンタリー、わかりやすくて面白かったよ。私にも簡単に説明をしてくれたという印象。

そして私はそういう単純な人間ですから、最後には「ボリビアってなんかヤな感じ~」で終わりました。「……そういえば…」と、10年近く前にちょっとした仕事で出遭ったボリビアの女の外交官がほんっと態度の悪い人間で、心の底から頭に来たことがあったんだわねえ、「こんな下種な人間が『外交官でござい』と外交旅券もって国外をうろうろしている国なのか」とずいぶん驚いたんだったわねえ……というのを今日ふと思い出し、「あ、もう、あの女の一件と今日のこの映画とで、あたしは今後はボリビア嫌いってことでいいや」と思うことにした。


「死んでいる人の瞼を閉じてあげよう」と感じるのは、日本人の感覚なの? それは何か宗教観によるものなの?

ゲバラの見開いた目が哀しかったよ。


伝説になった英雄@goo
伝説になった英雄@映画生活
伝説になった英雄@ぽすれん

El che@IMDb
監督: Maurice Dugowson

冒頭で「based on the book "Che - Ernesto Guevara, une légende du siècle", written by Pierre Kalfon and published by Editions du Seuil.」と表示されるので、Pierre Kalfonのこの本かなと思う。

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Thursday, January 08, 2009

Film Festival in Sapporo 2009 / キューバ映画祭 in サッポロ

movieキューバ映画祭 in サッポロ 2009
eyeスケジュール、地図、チケット情報など


以下、公式サイトを参考に。penのマークは、当ブログ内に感想文あります。
(傍らの数字はわたくし用メモですから気にしないでください)


■エル・ベニー
El Benny@IMDb 7.5/24
※日本初公開
監督:ホルヘ・ルイス・サンチェス
2006年/ DV/カラー/123分

1963年に亡くなったキューバの国民的歌手ベニー・モレ(1919~1963)。華々しい成功の陰で、彼は女性とのトラブル、過度の飲酒に苦しむ。……略……


■カンガンバ   
Kangamba
※日本初公開
監督:Rogelio Paris
2008年/DV/カラー/100分

2008年のキューバで最も観客を集めた映画。1983年8月、内戦下のアンゴラに軍事顧問団を派遣していたキューバは、南部の街カンガンバで南アフリカが支援するUNITA(アンゴラ全面独立民族同盟) に包囲される。……略……


■アニメ傑作集「フィルミヌート・シリーズ」
Filminuto@IMDb
監督:マリオ・リバストゥリオ・ラッジフアン・パドロン
1980年~ /35mm/カラー/56分

政治風刺から男女関係のもつれまで大人向けのギャグを連発するミニ・ジョーク集。……略……後に長篇『ハバナの吸血鬼』(1985年)も作ったパドロンにとって、吸血鬼は お気に入りのキャラクターだという。
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)


■レボルシオン 革命の物語
Historias de la Revolucion@IMDb 6.2/8
※札幌初公開
監督:トマス・グティエレス・アレア
1960年/35mm/モノクロ/87分

革命軍とバチスタ政府軍との戦闘を「負傷者」「反乱者たち」「サンタ・クララの戦い」の3つの挿話にまとめたセミ・ドキュメント作品で……略……第二話の撮影にはチェ・ゲバラが立ち会っている。……略……。
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)


■ルシア
Lucia@IMDb 7.9/160
※札幌初公開
監督:ウンベルト・ソラス
1968年/ 35mm/モノクロ/160分

……略……激動の時代に生きたルシアという3人の女性を通して、キューバ女性の愛と自立を謳いあげたオムニバス巨篇。
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)
diamondこないだのイベロアメリカ映画 百選で6位に入っている)


低開発の記憶
Memorias del Subdesarrollo@IMDb 8.2/639
※札幌初公開
監督:トマス・グティエレス・アレア
1968年/DV/モノクロ/97分

1961年の社会主義宣言直後、妻や両親が我先にとアメリカへ亡命するなか、小説を書くため、ひとりハバナに留まる資産家のセルヒオ。……略……キューバ不朽の名作。
diamondこちらは堂々一位


■短編集
1) エル・メガノ
El Megano@IMDb
※札幌初公開
監督:フリオ・ガルシア・エスピノーサ、トマス・グティエレス・アレア
1955年/35mm/モノクロ/25分

革命前、「持たざる者の側の真実を語る権利」を提示した必見お宝映画。……略……バチスタ政権から 「共産主義的だから」「貧困を撮ったから」という理由で上映を禁止されたセミ・ドキュメント。……略……
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)


■短編集
2) われらの土地
Esta Tierra nuestra@IMDb
※札幌初公開
監督:トマス・グティエレス・アレア
1959年/35mm/モノクロ/19分
革命の後、最初に作られた記録映画。大土地所有制のもとで、農民は劣悪な生活を強いられ……略……
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品


■短編集
3) はじめて映画を観た日
Por primera vez@IMDb
※札幌初公開
監督:オクタビオ・コルタサル
1967年/35mm/モノクロ/10分
革命後すぐに創設されたICAIC(キューバ映画芸術産業庁)は、移動映写班を組織して上映活動を行った。……略……小さな山村を訪問した巡回映写班の活動を追った作品。……略……
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)


■フルカウント
En Tres y Dos@IMDb
※札幌初公開
監督:ローランド・ディアス
1985年/ 35mm/カラー/96分

世界屈指の野球国キューバが生んだ、しっとりと心にしみる、情感あふれる野球と人生のドラマ。……略……
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)


■危険に生きて
Clandestinos@IMDb 6.7/22
※札幌初公開
監督:フェルナンド・ペレス
1987年/ 35mm/カラー/92分

革命闘争がもっとも激しかった1958年、地下活動の中で投獄された青年活動家と、彼のもとを訪れた娘は互いに惹かれ合ってゆく。……略……
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)


■ハローヘミングウェイ
Hello Hemingway@IMDb 7.2/25
※札幌初公開
監督:フェルナンド・ペレス
1990年/ 35mm/カラー/90分

貧しい女学生ラリータは、アメリカ文化に憧れ留学を夢見ている。……略……革命前の社会情勢を背景にひとりの少女の心模様を描いた青春物語。
diamondこれ、けっこう前から手に入れようとしてるんだよなあ…)


サルサとチャンプルー
※札幌初公開
監督:波多野哲朗
2007年/DV/カラー/100分

約80年前、沖縄から遠くキューバへと移り住んだ百歳に近い日本人移民一世のインタビューにはじまり、二世、三世、四世とその暮らしに迫る社会派ドキュメンタリー。……略……


pen苺とチョコレート
Fresa y chocolate
監督:トマス・グティエレス・アレア
1993年/ 35mm/カラー/110分

自由と芸術を愛するゲイのディエゴと祖国を愛する生真面目な大学生ダビド。信条も性格もまるで違う二人だったが、……略……
diamondこれは、もう、あれよ、私がこのブログで初めてシンプルに「感動した」と書いた作品だわ)


penビバ・キューバ
Viva Cuba
監督:フアン・カルロス・クレマタ、イライダ・マルベルティ
2005年/ 35mm/カラー/80分

ハバナの小学校に通うマルとホルヒートは喧嘩ばかりするものの大の仲良し。でも社会階級の異なる親同士は犬猿の仲、一緒に遊ぶことを禁止される。……略……
diamondこないだ9月のラテンビートで上映されました)


ほっとくと私は札幌に行ってしまうかもしれませんairplane


それにしても、キューバ映画祭inサッポロ2009のブログの獰猛な配色はどうにかしてもらえないだろうか。色を変えてくれないことには他人に勧めづらい。キューバの色でいきたかったのはわかるけれども、これでは目が痛くてダメだ。

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Monday, January 05, 2009

Central do Brasil / セントラル・ステーション [ブラジル映画]

central do brasilリオ・デ・ジャネイロの駅の構内で代筆屋として日銭を稼ぐドーラ。昔は小学校の教師をしていた。独り身のまま中年となり、今では化粧気もない。肌も髪も、そして心もぱさぱさ。

アナという女が息子を連れてやってきて代筆を依頼した。「ジェズースへ。あんたは最低よ。でもあんたの息子のジョズエがせがむから手紙を書くわ。あんたなんかどうしようもない男だって言い聞かせてきたのにこの子はそれでもあんたに会いたいんですって」。

後日、アナは不慮の事故で命を落とす。独りぼっちになったジョズエを見かねて家に連れ帰ったドーラであったが…


5年前にこのブログを始めた時からプロフィールページには好きな映画として『セントラル・ステーション』と書いておいた。先ごろ行われたイベロアメリカ映画マスターピース読者投票で3位に選ばれたようなので、予定を変更して今日はこれを観てみた。

何度観てもおなじ感想。いつ観ても最後ははらはらと泣く。

‘家族’が急にできてしまう‘疑似家族もの’はやっぱり人間性がそのままテーマになってくるから、涙腺や琴線に触れやすいんだよな。‘家族’っていっても、大きく括って、保護する役目を引き受けてしまう(負わされる)者と庇護される者とのパートナーシップってことね。

そこへもってきて独り身の女の孤独が描かれて、しまい込んできた過去との対峙も柱の一つで、とどめでロードムービーとは。その念の入れようと来たら。私みたいのがこれを好きにならないわけがない。


※しぶしぶ世話することになった子供と駅の雑踏、というシーンで『コーリャ 愛のプラハ』を思い出した。

『セントラル~』が好きならばたぶん『コーリャ~』も気に入ると思う。(私だけでなく、うちは家中でこれがお気に入り)

Central do Brasil@IMDb
Central do Brasil 公式

セントラル・ステーション@goo
セントラル・ステーション@映画生活
セントラル・ステーション@象のロケット



セントラル・ステーション [DVD]
CENTRAL DO BRASIL【字幕版】 [VHS]
CENTRAL DO BRASIL【日本語吹替版】 [VHS]
Central Station [DVD] [Import]
Central Station [VHS] [Import]
セントラル・ステーション [サントラ]

『ニュー・ブラジリアン・シネマ ――― 知られざるブラジル映画の全貌 (単行本)』でも『セントラル・ステーション』は再三取り上げられている。(後日コメント欄にでも加筆できればする)

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Sunday, January 04, 2009

Lo mejor del cine iberoamericano / イベロアメリカ映画百選

MARYSOLさんのブログより:
ますます高まるアレア監督の人気

↓↓↓そちらを経由して↓↓↓

www.noticine.comより:
"Memorias del subdesarrollo" encabeza la lista de finalistas en la encuesta "Lo mejor del cine iberoamericano" イベロアメリカ映画の最高傑作 読者投票結果発表


今年は以下のリストにある作品をローラー作戦で観て行きたいものです。

とは思いますが、こういうアンケートで選ばれる作品は「感動大作」もあったりして、そうすると悲劇だったり貧困もの・戦争もの・軍政もの(=拷問もの)だったりし、私が好き好んで観るジャンルではないのでなかなか難しい。これら50作品タイトルを眺めてみても、私が絶対に観ないと心に決めていた作品なども多い。

こういうアンケートでは喜劇より悲劇がどうしても票を集めると思う。IMDbのジャンルで言ったらComedyタグのついている作品ではなくDramaタグの作品の方が。


new2009.02.13 加筆
毎度のことながらMarysolさんのブログ経由で、この100選の最終結果発表があったことを知りました。(⇒ Marysolさんのブログ: イベロアメリカ映画の傑作100選

www.noticine.comより
Mejor película iberoamericana de la Historia イベロアメリカ映画の傑作選


Marysolさんのブログから:
>さて、このように結果が変わった理由は、前回は読者によるネット投票の結果(2008年12月末の時点)であって、あくまで中間発表だったのに対し、今回は、映画のプロ、批評家、ジャーナリスト、映画祭関係者、それに一般の映画ファンを加えた全投票の最終結果だから。end


ということだそうです。以下にその100作を紹介します。1位~50位までは、2009.01.04に書いておいたものに今回の順位を上書きしてしまいます。(51位から先はコメント欄で)。

中間発表と最終結果とで順位に変動があったものに目を向けるとちょっと面白かったです。「ほほぅ、一般よりは批評家に受けたんだね」とか、そういう。でもほとんどが「順位変わらず」だったことがむしろ興味深かった。2009.02.13 加筆 終


↓↓↓ Here we go ↓↓↓


1. 『Memorias del subdesarrollo』 Tomás Gutiérrez Alea 1968 (キューバ) (順位変わらず)
2. 『El laberinto del fauno』 Guillermo del Toro 2006 (スペイン・メキシコ) (8位upwardright2位)
3. 『Los olvidados』 Luis Buñuel 1950 (メキシコ) (11位upwardright3位)
4. 『Ciudad de Dios』 Fernando Meirelles 2002 (ブラジル) (7位upwardright4位)
5. 『Todo sobre mi madre』 Pedro Almodóvar 1999 (スペイン) (変わらず)

6. 『El ángel exterminador』 Luis Buñuel 1962 (メキシコ) (2位downwardright6位)
7. 『Fresa y chocolate』 Tomás Gutiérrez Alea y Juan Carlos Tabío 1994 (キューバ) (4位downwardright7位)
8. 『Estación Central』 Walter Salles 1998 (ブラジル) (3位downwardright8位)
9. 『La historia oficial』 Luis Puenzo 1985 (アルゼンチン) (10位upwardright9位)
10. 『Doña Flor y sus dos maridos』 Bruno Barreto 1976 (ブラジル) (12位upwardright10位)

11. 『Belle epoque』 Fernando Trueba 1992 (スペイン) (9位downwardright11位)
12. 『Lucía』 Humberto Solás 1968 (キューバ) (6位downwardright12位)
13. 『Mar adentro』 Alejandro Amenábar 2004 (スペイン) (変わらず)
14. 『El espíritu de la colmena』 Víctor Erice 1973 (スペイン) (変わらず)
15. 『La estrategia del caracol』 Sergio Cabrera 1993 (コロンビア) (変わらず)

16. 『Mujeres al borde de un ataque de nervios』 Pedro Almodóvar 1998 (スペイン) (変わらず)
17. 『El hijo de la novia』 Juan José Campanella 2001 (アルゼンチン) (変わらず)
18. 『Bienvenido Mister Marshall』 Luis García Berlanga 1953 (スペイン) (変わらず)
19. 『Pantaleón y las visitadoras』 Francisco Lombardi (ペルー) (変わらず)
20. 『Viridiana』 Luis Buñuel 1961 (スペイン) (変わらず)

21. 『Amores perros』 Alejandro González Iñárritu 2000 (メキシコ) (変わらず)
22. 『Suite Habana』 Fernando Pérez 2003 (キューバ) (変わらず)
23. 『La ciudad y los perros』 Francisco Lombardi 1985 (ペルー) (変わらず)
24. 『Whisky』 Juan Pablo Rebella, Pablo Stoll 2004 (ウルグアイ) (変わらず)
25. 『Como agua para chocolate』 Alfonso Arau 1992 (メキシコ) (変わらず)

26. 『El callejón de los milagros』 Jorge Fons 1995 (メキシコ) (変わらず)
27. 『El crimen del padre Amaro』 Carlos Carrera 2001 (メキシコ) (変わらず)
28. 『El lado oscuro del corazón』 Eliseo Subiela 1992 (アルゼンチン) (変わらず)
29. 『Historias mínimas』 Carlos Sorín (アルゼンチン) (変わらず)
30. 『La lengua de las mariposas』 José Luis Cuerda 1999 (スペイン) (変わらず)

31. 『Profundo carmesí』 Arturo Ripstein 1996 (メキシコ) (変わらず)
32. 『Tierra en Trance』 Glauber Rocha 1967 (ブラジル) (変わらず)
33. 『Y tu mamá también』 Alfonso Cuarón 2001 (メキシコ) (変わらず)
34. 『Bye, Bye Brasil』 Carlos Diegues 1979 (ブラジル) (変わらず)
35. 『Guantanamera』 Tomás Gutiérrez Alea, Juan Carlos Tabío 1995 (キューバ) (変わらず)

36. 『El beso de la mujer araña』 Héctor Babenco 1985 (ブラジル) (変わらず)
37. 『La ley de Herodes』 Luis Estrada 1999 (メキシコ) (変わらず)
38. 『Nueve Reinas』 Fabián Bielinski 2000 (アルゼンチン) (変わらず)
39. 『La vendedora de rosas』 Víctor Gaviria 1990 (コロンビア) (変わらず)
40. 『Vidas secas』 Nelson Pereira dos Santos 1963 (ブラジル) (変わらず)

41. 『Volver』 Pedro Almodóvar 2006 (スペイン) (変わらず)
42. 『La vida es silbar』 Fernando Pérez 1998 (キューバ) (変わらず)
43. 『El día de la bestia』 Alex de la Iglesia 1995 (スペイン) (変わらず)
44. 『Crónicas』 Sebastián Cordero 2004 (Ecuador) (変わらず)
45. 『Frida, naturaleza viva』 Paul Leduc 1986 (メキシコ) (変わらず)

46. 『Jamón, jamón』 Bigas Luna 1992 (スペイン) (変わらず)
47. 『La Gente de la Universal』 Felipe Aljure 1991 (コロンビア) (変わらず)
48. 『Los amantes del círculo polar』 Julio Medem 1998 (スペイン) (変わらず)
49. 『Plata quemada』 Marcelo Piñeyro 2000 (アルゼンチン) (変わらず)
50. 『Vampiros en La Habana』 Juan Padrón 1985 (キューバ) (変わらず)

(つづきはコメント欄で)

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Feliz Año Nuevo

昨夕、ふとしたきっかけでライブドアのことをぽゎんと考えた瞬間があった(※永田元議員のニュースを知るよりも前のできごと)。ライブドアっていう社名も思い出すのに1秒弱の時間を要したのだけど、例のつかまった太った社長の苗字は「ほり」の下がまったく思い出せなかった。

下の名前? そんなのは最初から思い出そうと思ってない。苗字です。苗字だけを思い出そうとしたのだが、ぜんぜん思い出せなかった。「ほり……、ほり……」で固まってた。

結局「ライブドア」でググって検索一覧を眺めるまで頭の中は真っ白だった。思い出せないっていう‘症状’がショックだった。


スペイン語映画のブログを続けるのは―――特に過去1年半のように加速度的に更新し続けるのは―――正直なところ心身ともにつらく、毎日が、永久に閉じてしまいたくなる衝動とのたたかいです。

私は「あ。やーめた」と思ったら即刻放り出すたちなので、いつこのブログを閉じるかを自分でも予測できない。「もーいーや、めんどくせ」と思ったら、ブログでも人間関係でもなんでも、そこで終わりにしちゃうわけ。電源ボタンでOFFにするというのでも、コンセントを引き抜くというのでもない。私の場合、コンセントをハサミで断ち切っておしまい。


ただ、このブログはなかなかそう簡単にやめられないのかもしれないとも思う。

今やめてしまったら手元にあるDVDがもったいないからね。自分が買ったDVD、購入してスペインの友達のところで預かってもらっているもの、スペイン語映画友達のみなさんが貸してくれるであろうものも合わせれば、観ることになっている作品はざっと100はある

日本人でたぶん6~7人しか観てないんじゃないか、これから先もほとんど誰も観ないんじゃないかと思われる作品をとりあげる時などは特に虚しくなったりもするのだけど、それでも誰かがいつか読むかもしれないからと言い聞かせるように、なんとか書いている。


昨年はアリ・ババ39さんはじめとしてスペイン語映画友達が多くできたこと、MarysolさんVagabundaさんに御挨拶できたことなどなど、たいへん嬉しいことでした。

それとスペイン語圏に行っている学生さんと思しき方々からけっこうメールをいただいたこと、それも嬉しかったです。ちょうど一年前に『El mismo amor, la misma lluvia』のコメント欄で書いたように、誰にとって一番役立つと思ってこのブログを書いているかと強いて言うなら、強いて言うならよ、たぶんやっぱり、スペイン語圏に行っている若い子のためなんだな。

だからそういうピンポイントの方々からメールをけっこういただいたのは、嬉しかった。


そういう諸々の‘励み’にも昨年は恵まれたので、苦痛だ苦痛だと言いながらも、なかなかこのブログはやめられないのだろうなと思っている。


昨夜、「堀江」の名が出てこなくて、もしも若年性のアルツハイマーとかにかかったらどうするのだろうと焦ってみて、思い出せないということを恐ろしく感じてみて、やっぱり頭が動いているうちにできるだけ急いでできるだけ多くの作品について書いておかなきゃ、なんか色々ともったいないよなという気になった。


昨夜はほんとに焦った。余生がすごく短く感じられる。


明けましておめでt………たくない話からいきなり始まってすみませんが、今年もよろしくお願いいたします。

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Thursday, January 01, 2009

El Último Tren / The Last Train [アルゼンチン映画][ウルグアイ映画]

el ultimo tren何が始まるのかが最初のほんの数分でわかってしまう。そこからいったいどうやって残り80分を持たせるのかと興味をひかれた。‘それ’までを描くのかと思っていたからね。‘それ’からを見せるとは思っていなかった。

男の意気を見よ、と突っ走る三人の‘ナイスじい’(ナイスガイな爺さん)をじっと見つめる映画でした。


と書いていて思い出したのは『800発の銃弾』(同じ2002年)。

それから、題材が鉄道でなかったとしても、『今夜、列車は走る』(2004年)は似ていると思う。そういえば、『今夜、~』の試写会のあとにスペイン語映画の授業で感想を述べ合っていたときにも、『El ultimo tren』の名が挙がっていたよ。

ストーリー DVDの箱より てきとう訳 (前半)
ウルグアイに残っていた19世紀の機関車をハリウッド資本が買い取った。映画撮影に使用されるというこのニュースは派手に報じられたが、「鉄道友の会」の古参メンバーは快く受け止めなかった。

機関車が米国へ移送されるのを阻止しようと決意した彼らは、少年一人をしたがえて、一世一代の奇計をめぐらす。

El último tren@IMDb
直訳: 最後の汽車
英題: The last train

もうひとつのタイトル: Corazón de fuego
意訳: 炎の心臓、燃え盛る心

監督: Diego Arsuaga ディエゴ・アルスアガ

脚本: Diego Arsuaga  Beda Docampo Feijóo  Fernando Javier León Rodríguez  Andrea Pollio  Andrés Scarone

出演:
Héctor Alterio エクトール・アルテリオ ... “El Profesor” (Antonio Lopez) “教授”(アントニオ・ロペス)
Federico Luppi フェデリコ・ルッピ ... “Pepe” (Jose Aviles) “ペペ”(ホセ・アビレス)
José Soriano ホセ・ソリアーノ(ペペ・ソリアーノ) ... “Secretario” (Dante Minetti) “書記” (ダンテ・ミネッティ)
Balaram Dinard ... Guito ギト

Gastón Pauls ガストン・パウルス ... Jimmy Ferreira ジミー・フェレイラ: 機関車の所有者
Eduardo Miglionico ... Ponce ポンセ刑事
Elisa Contreras ... Micaela ミカエラ: “教授”の妻
Alfonso Tort ... Daniel ダニエル: “教授”の甥

Saturnino García サトゥルニーノ・ガルシア ... De León デ・レオン: 渉外


DVDのメイキングでガストン・パウルスはこう語っている:
karaokeだって、ルッピ、アルテリオ、ソリアーノですよ。僕らの世代の役者にとって、彼らの一人とでも共演できるのならそれは栄誉です。でもね、3人いっしょにとなると、もう………夢ですよ、それは。end


DVDGOで2008年2月購入 12.92ユーロ (1ユーロ=158.49円当時)


日本の鉄道ファンもこれ観たらぜったい喜ぶぜ…と思ったら、なんとちゃんと上映されていた。2004年2月8日、財団法人東日本鉄道文化財団の主催した鉄道映像フェスティバルで『The Last Train』として。すげぇよ、みなさん。いい目をお持ちだ。


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