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Sunday, December 14, 2008

Para entrar a vivir / スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人 [スペイン映画]

para entrar y vivir わりとサラっと観たので注意点がいくつかあります)(サラっとどころか別の作業の時にBGVとしてつけていただけ、みたいなもの)(と言っても3回転くらいは回してるからわかっていないわけじゃない)


amazon.co.jpより【STORY】
新居を探しているが、なかなかこれという物件に巡り合えないでいる若夫婦のクララとマリオ。そんな中、マリオは広告で見た物件を見に行こうと、クララと共に降りしきる雨の中を現地へ急ぐ。だが、ようやくたどり着いたその物件は、まるで廃墟のような場所にある不気味な建物だった。管理人の女性によると、この辺りは大規模な再開発が予定されており、今は廃墟のようだがすぐに便利がよくなるという。躊躇する夫婦を見て、彼女は開発前で値段も安い今こそが買い時だ、と熱心に勧めるのだが…。


んーっと、好きじゃないです。『ネイムレス 無名恐怖』のときから基本的に私はこの監督の作品は好きになれそうにないと思っているのだけど、これもやっぱりイヤでした。

どこまで書いちゃっていいのかな。好きになれなかった理由を挙げようとするとストーリーにけっこう触れちゃうと思うので、すみませんがこの辺でひとまず。


監督: Jaume Balagueró ジャウマ・バラゲロ
脚本: Jaume Balagueró  Alberto Marini アルベルト・マリーニ

出演:
Macarena Gómez マカレーナ・ゴメス ... Clara クララ
Adrià Collado アドリアー・コジャード ... Mario

Nuria González ヌリア・ゴンサレス ... Portera 管理人


スパニッシュ・ホラー・プロジェクトの一作。同プロジェクトについては、『ベビー・ルーム』で説明を済ませたので、そちらをご参照ください。


para entrar y vivirここからはストーリーに触れます

↓↓↓

主人公カップルの行動の一つ一つが「なんでそうくるかね、しかし!」と観ている私を苛立たせるのだけど、それは私が特に気が短いせいばかりではないでしょ? いや、だってこの二人……。今メモを読み返すと私、機嫌悪すぎ。


・やっぱおかしいよな。なぜ部屋で休む? 早く帰りなよ。

・なぜきちんと最後まで殺さない。ぶっ殺せって。
殺してからゆっくり鍵探せばいいじゃん。
なぜ殺さない。バカじゃないの!

・何言ってんの? どう考えても自分が逃げ出すことが先決だ。イライラするわ、この女。

・バカだな、男、なぜ戻る!?

・だからさっききちんとぶっ殺しておけと。

・その棒おさえちゃえよ。左手だろ。

・ニキという女友達はどんだけ間抜けなの?

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Comments

語句メモといってもろくにない
・corazonada: 1 ("Tener, Dar una") f. Creencia vaga de que va a ocurrir algo feliz o desgraciado, no fundada en nada. = Presentimiento. Pálpito.

・Llevar la corriente a alguien: Asentir a lo que él dice, hacer lo que él quiere o no oponerse a lo que quiere hacer. =Complacer.

・クララが勤める病院の名、聖ジャウマ病院。監督の名前。というのはIMDbにも書いてあること。

Posted by: Reine | Tuesday, December 16, 2008 20:01

あとはもうスペイン語に関係ないことだけ。

↓↓↓ストーリーにもふれるかも↓↓↓

・女が、しかも妊娠中の人が重い物をもっちゃだめだよ。妊娠中という設定の女性登場人物に対して体の負担になるストーリーは生理的に受け付けない。不快。

・「5日後」っていうテロップは必要だったのかね。あれがなくても観客はわかることだし、日数がなにか関係あるんでもなきゃ、あんなもの要らないと思ったけど。

・赤ちゃんが上の方を見て火がつくように泣き出すシーンがあるんだけど、名演技。

・最後の方でマリオの同僚やらお母さんやらから電話が入ってるけど、最初のころにクララが助けを求めたニキという女友達はどれほど間抜けなの?って話じゃないの? なんでその人から周囲に話が行ってないの? あれだけ奇妙な電話をクララから受けたというのにニキってその女友達は何をウッソリしてんの?


・マリオはこの物件はcorazonadaがするんだと強く主張して見に行ったんだけどさ、やっぱりcorazonadaってのはもっと別の方角で駆使しないと。まず道に迷ったこと、雨が降ってきたこと、案内してくれる不動産屋がノリが合わないということ、そこでもうピピピピッとセンサー働かせないと。プレコックス感的な(←よくわからないけど)

女であるクララが女に対して生理的に直感的に本能的に「こいつ気に食わない」と感じたんだったら、たぶん男はそれに従った方がよかったんだと思う。

映画に対して今更何言ってもしょうがないけど。

Posted by: Reine | Tuesday, December 16, 2008 20:19

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