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Tuesday, October 07, 2008

Va a ser que nadie es perfecto [スペイン映画]

va a ser que nadie es perfectodanger サラっと観ただけなので注意点がいくつかありますdanger


ルベンは聴覚障害。女好きで、友人と過ごすのも好き。
カルロスは視覚障害。映画好きで、友人と過ごすのも好き。盲導犬はヴディー。
ダニーは片足が義足。喧嘩っ早いところもあるが、友人と過ごすことをこよなく愛する男。愛車を「ブランキート」と名付けている。

さて、カルロスは明日、かれこれ16年もつきあってきた恋人といよいよ結婚する。ルベンとダニーはもちろんカルロスの独身最後の夜をバチェラー・パーティーでもって盛り上げようとする。3人はパリッと決めて、ダニーの愛車で金曜の夜の街へと繰り出した。

この夜、めいめいが新たな出会いを迎える:

まずは、駐車場でパトリシアという女の子と一悶着。パトリシアは自分も実は障害を持っているのだと言うが、はてさて。

ディスコ入口でもすったもんだがあり。ヨランダという女の子とことばを交わす。彼女が物憂げなのには理由がある。

ダビッド、もといディビッドという若い男とは行きがかり上、行動を共にすることになる。


こうして三人+三人は、この夜の出会いを通して自身を見つめる。
_______________

さて。

このたび新たに設けたカテゴリーを「a la ligera ざっと見」と名付けました。

pc たまたま見る機会があったのでザクッと眺めてみた作品

についてのわたくし用の備忘録みたいなものです。danger サラっと観ただけなので注意点がいくつかありますdanger

Va a ser que nadie es perfecto 公式

Va a ser que nadie es perfecto@IMDb
直訳: やっぱり完璧な人なんていないよ

監督: Joaquín Oristrell ホアキン・オリストレル
脚本: Albert Espinosa アルベルト・エスピノサ

出演:
Fernando Tejero フェルナンド・テヘーロ ... Carlos カルロス (目)(※こざっぱりしたこの人を初めて見た気がする)(※小奇麗にすればこの人はたぶん見られたルックスなはずと前にもどっかで書いた気がしますが、当たっていたと思います)

Santi Millán サンティ・ミジャン ... Rubén ルベン (耳)(※「誰このイケメン」と思ったら『スキと言って!』の男優だった。こっちの方が絶対(・∀・)イイ!!)

José Luis García Pérez ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス ... Dani ダニー (脚)(※この人は逆に今までの作品のルックスの方が好きだったかも)

Teresa Hurtado de Ory テレサ・ウルタード・デ・オリー ... Patricia パトリシア (赤い服の女)
Mercè Martínez メルチェ・マルティネス ... Yolanda ヨランダ (白い服の女)
Javier Coromina ハビエル・コロミーナ ... David ダビッドもといディビッド

Nacho Vidal ナッチョ・ビダル ... Segurata ディスコの入口のボディーガード (※この顔どっかで見たんだよなあ、どの映画だったかなぁ……と思って名前を調べてみて思い出したけど、この人、超有名なポルノ男優だよな! なんか、すんごいモノもってたはずだ)

Juan Diego Botto フアン・ディエゴ・ボット ←どこに!? どこに出てたよ!? 早く言ってよ、観終わっちゃったよ、もう! はじめっから見直す気はないよ! (※2008年10月11日 加筆: 調べた。ボットは劇中劇に出ていたらしい)

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Comments

DVDは私はスペインからの通販ではわざわざ買わないかもなぁ…。

この映画は聾唖役のルベンの言葉が聞き取りにくく、またホセ・ルイス・ガルシア・ペレスのセリフが早口でテンポ良いのでディクテーションには向いていない。

ただ、だからこそDVDを買うと楽しそう。現代的言葉遣いの面白さなんかをじっくり知りたい気にもなるし。軽妙なやりとりや、喧嘩の口上みたいなもの、じっくり聴きとったら面白いし勉強になるだろう。シャドーイングでもすればとてもよい練習にもなるだろう。

スペインで売っているDVDには字幕があるようだから、旅の途中で安いのを見かけたりしたら買ってみたいと思う。

Posted by: Reine | Tuesday, October 07, 2008 at 20:43

内容はというと、無邪気に他人に勧められるタイプの作品ではないな。

日本ではどんなメディアでもおそらく無理。見せられないと思う。障碍を題材にしているのだけど、主人公3人が三者三様にブラックユーモア的なセンスでその障碍を演じているからね。

逆手に取っているというか。
いわゆる確信犯的というか。
まさか素ではあるまいね?と。

おまけに、アジア人の我々としては愉快とはなかなか言い難いシーンもあったりで。面白いといえば面白いんだけども、眉を顰める人がいたとしてもそれをとりなす気にもならないという。顰める人がいたとしてもしかたあるまい、と。

だから難しいと思う。

終盤のハチャメチャ・ドタバタはとってつけた感あり。急にあの路線に持って行くのなら、もっと早い時間帯からその小ネタを混ぜておいてくれてよかった。

もうちょっと面白いストーリーの盛り上げ方があったはずだと思う。その辺の‘突き抜けられなさ’がいまひとつダサい仕上がり。

Posted by: Reine | Tuesday, October 07, 2008 at 20:52

語句メモなどするまい、するまいと思っていたのについついメモしてしまった最初の方の語彙を幾つか:

・sanote:

Planet Bowling(のおそらくバルセロナ店)

・minus:
→ ・minusválido, da: 1. adj. Dicho de una persona: Incapacitada, por lesión congénita o adquirida, para ciertos trabajos, movimientos, deportes, etc. U. t. c. s.

・marrón: policía

・justiciero, ra: 1. adj. Que observa y hace observar estrictamente la justicia.2. adj. Que observa estrictamente la justicia en el castigo de los delitos.

・papilas gustativas: 味蕾
→ ・papila: 1. f. Anat. Cada una de las pequeñas prominencias cónicas, generalmente sensoriales, formadas en la piel y en las membranas mucosas, especialmente de la lengua, por las ramificaciones de los nervios y de los vasos.

→ ・gustativo, va: 1. adj. Perteneciente o relativo al sentido del gusto.

・escrúpulo: 1. m. Duda o recelo que punza la conciencia sobre si algo es o no cierto, si es bueno o malo, si obliga o no obliga; lo que trae inquieto y desasosegado el ánimo.

・「va a ser que ...」をなんと訳すといいのかと友人に聞いたところ、「『やっぱり』。vulgarな言い回し。ここ10年くらいで広まったフレーズとあえて言ってみる。もしかしたらテレビ番組から生まれたフレーズなのかも」とのこと。

Posted by: Reine | Tuesday, October 07, 2008 at 20:55

ここからネタバレ

↓↓↓↓

彼らの会話はたとえば…

↓↓↓↓

・目が見えないカルロスに車の鍵を投げ渡しながら、ダニーが「お前、運転しろよ」。カルロスは「お前、このギャグ、飽きずによくやるわ」と呆れ気味。

・盲導犬のヴディーが中国人に向かって吠えている。カルロスが「なぁ、……近くに中国人いるだろ」と聞く。ダニエルは「Hay un chino, chino, chino, ¡chinísimo! いるよ、いるよ、中国人、ド中国人が」。

・「中国人は犬を喰うっていうドキュメンタリーを見て以来、ヴディーはこうなんだよ」とカルロス。

・夜の街で駐車スペースを探す三人。停めたかった場所に停められず苛立つダニーにルベンが言う。「さっき、あっちに一箇所空いてるところあったぜ」。するとカルロスも「俺は二箇所も見たぜ」。

・「アンタあたしの話聞いてたッ?」とルベンを怒鳴りつける女性に向かって、カルロスとダニーが楽しそうに、「『聞いてたッ?』っつってもコイツ耳聞こえねーし」。

・「おい、今の見たかよ」とカルロスに聞けば当然、「いや、俺は見てない」とお約束のようなやりとり。

・「パラリンピックに出れば?」とダニーに話しかけてくるダビッドもといディビッド。するとダニーは慣れた調子で「お前、障害者に出会うたんびにそう聞くのかよ? それじゃぁ、五体満足なお前はオリンピックを目指せって話だろうが」とまくしたてる。

・「私の元カレ、シェパードみたいな耳してたの」と女が言う。「へぇ、そうなんだ。はははは」と話を合わせて笑うカルロスが、「……シェパードみたいな耳ってどんなの?」と聞く。


……などなど、( ゚д゚)ハッ!とする会話がふんだん。


盲目の少女がたずねるんだ、「白いものでいいものって例えば何?」。「白雪姫の白、雲も白いね、おじちゃんの車『ブランキート』も白だよ、ホッキョクグマも白いかな……」。

このクダリでは、江頭2:50伝説を思い出したよ。「生まれたときから目が見えない人に、空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ? こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ」

Posted by: Reine | Tuesday, October 07, 2008 at 21:22

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([E:danger] わりとサラっと観たので注意点がいくつかあります。[E:danger])(サラっとどころか別の作業の時にBGVとしてつけていただけ、みたいなもの)(でも3~4回は回してるから) 2008年の「マラガ スペイン映画祭」のラインアップをまとめてみたとき、ちょっとだけ気になっていた作品。ハビエル・カマラ、ローラ・ドゥエニャス、チュス・ランプレアベ、フェルナンド・テヘーロなどが出演とあれば、興味は湧くよね。 そして今年2月発表のゴヤ賞では、『Fuera de Carta』のハビエル... [Read More]

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