8cho citas [スペイン映画]
( サラっと観ただけなので注意点がいくつかあります。)
第1エピソード
「愛が答えだというが、じゃぁ、質問はどんなだったんだ?」
Fernando Tejero フェルナンド・テヘーロ ... Antonio アントニオ: 売店の店主。内気。
Belén López ベレン・ロペス ... Sofía ソフィア: アントニオの店の前に住む魅力的な女性。
José Luis García Pérez ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス ... Rafa ラファ: アントニオの弟。がさつ系。
第2エピソード
「たった今からは何もかもが好くなるから」
Raúl Arévalo ラウル・アレバロ ... Jesús ヘスス
Cecilia Freire セシリア・フレイレ ... Nuria ヌリア
第3エピソード
「男なんてもんはデートの間じゅうずっとうまく行くかどうかばかり考えている。女はというと、そんなことはとっくにわかっているのだ」
Javier Rey ハビエル・レイ ... Pablo パブロ
Marta Nieto マルタ・ニエト ... María マリア
第4エピソード
「恋人との関係においては何物にも立ち向かっていくべきだが、家族には逆らってはいけない」
Jesús Caba ヘスス・カバ ... Edu エドゥアルド/エドゥ: 恋人クリスの家を訪問
Marta Hazas マルタ・アサス ... Cris クリス: なかなか出てこない
Jordi Vilches ジョルディ・ビルチェス ... Juan フアン: クリスの兄。「うちの妹ってビッチだろ?」
Verónica Echegui ベロニカ・エチェギ ... Vane バネ: フアンの恋人
Maxi Iglesias マキシ・イグレシアス ... David ダビ: フアンとクリスの弟だったかな?
Ana Wagener ... Maite マイテ: 3兄妹の母親
Jesús Guzmán ヘスス・グスマン ... Abuelo お爺ちゃん
Gabriel Chame ... Luis ルイス: このアルゼンチン訛りの人はどういう関係? マイテの今の旦那さん?
「マイテ」の元夫?らしき人は誰?
第5エピソード
「結婚は離婚への第一歩」
Miguel Ángel Solá ミゲル・アンヘル・ソラー ... Fernando フェルナンド
Adriana Ozores アドリアーナ・オソーレス ... Rosa ロサ: その妻
「フェルナンド」の義妹は? 「フェルナンド」の実弟は?
(後のエピで)この夫婦の子供は?
第6エピソード
「頭に入れておくこと: 誰にだって昔の恋人ってやつはいるんですからね」
María Ballesteros マリア・バジェステロス ... Ana アナ
Arturo Valls ... Sergi セルジ: アナの今の彼氏
Alfonso Bassave ... Alfonso アルフォンソ: アナの元彼
Melanie Olivares ... Natalia ナタリア: 友達
Jesús Olmedo ... Dani ダニー: その彼氏
(後のエピソードで)「アナ」の母親は?
第7エピソード
「独りでできないことは一緒にやればいい」
Javier Pereira ハビエル・ペレイラ ... Jose ホセ
Raquel Pérez ラケル・ペレス ... Manoli マノリ
「ホセ」の親友は?
第8エピソード
「終わりよければ全てよし」
Belén Rueda ベレン・ルエダ ... Elena エレナ
「エレナ」の学生時代の彼氏は?
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・8cho citas 公式
・8 citas@IMDb
直訳: 八つのデート
監督・脚本: Peris Romano ぺリス・ロマーノ Rodrigo Sorogoyen ロドリゴ・ソロゴジェン
恋や愛にまつわる8つの物語のオムニバス形式。各エピソードの登場人物が次第にむすばって行く。「あ。それでここでこう繋がるわけね」と確認しながら進む楽しみがある。
人間関係が絡み合ってどんどん全貌が明らかになっていく感じは『靴に恋して』で感じたものと似てると言えば似てるかも。あそこまでロマンティックな、悪く言えば大仰な繋げ方じゃないけどね。
『靴に恋して』が小皿に盛った濃い味付けの料理だとしたら、こっちは薄味だけど大皿のサラダといったところ。実に大皿だね。観終わった時に頭の中で相関図が一息には描けなかったかもしれない。今もまだ書けない。DVD買ってきちんと観たいかも。
俳優陣は、スペイン映画界の新世代(~中堅)が一堂に会しているような様相で、「この人はドレソレに出ていた人」などと思い出す作業も楽しい。作品が楽しげだったせいで、出演陣の誰のこともイヤに思わない。エンディングのクレジットもきちんと見たくなる造りになっている。
会話劇なので、DVDを買ってきちんと一語一語を追うと楽しいだろう。
難を言うと、ぬるいっちゃぁぬるいことと、ところどころテレビなんかの不出来なホームコメディのように思えて悪い意味でくすぐったかったこと。そして若干むらが感じられたところかな。「あぁ、これは好きになりそうだからもうこの辺で中止して買うまでの楽しみにしよう」と思う時と、「これはもしかしたら失敗かもしれないから、ここらでやめておこうか」と思う時とがあった。オムニバス形式だから一話ごとに気分が違ってくるのもしかたない。
一つ一つのエピソードの〆方が爽やかで、全編を通して漂う空気に悲しさなどほとんど無く、そのせいで単調と感じるむきもあろうかと思うが、私のようにほのぼのを求めている人にはいいと思う。
買うかもな。サントラも好きになる人が多いんじゃないかい? よくわからないけど、なんつうか、イギリスっぽい匂いのサウンドだよ。(←あくまでもテキトーな感想ですが)
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Comments
基本的にこのカテゴリーでは鑑賞中にメモを取るまいとしているのだけど、ちょっとだけくだらないことをメモってあったので:
第2話: 『漆黒のような深い青』でとぼけた男友達を演じていたラウル・アレバロはここでもとぼけた感じで(・∀・)イイ!! こういうダメ男っぽいなよなよっとしたのが一途になってると、おっさんとしてはたまらんね。
第3話: ややぬいぐるみ演技(ナンシー関)
第4話: ホームコメディ的
第5話: 可笑しいといえばこれが一番可笑しかったろうか。Adriana Ozoresのおばちゃんっぽい仕草が愛嬌あったな。「もー、もー」っつって夫を叩こうとするところとか。
第6話: キッツいね。
第7話: マノリは唯一イラッとさせられた登場人物かな。アグリー・ベティの‘スペイン版’をもしも作ろうっていうならこの女優が演じるとよいと思う。
Posted by: Reine | Thursday, October 09, 2008 21:45