Cocalero / コカレロ [アルゼンチン映画][ボリビア映画]
第5回スペインラテンアメリカ映画祭の作品紹介より:
南米最貧国ボリビアでは、コカインの原料となるコカの葉は先住民にとって様々な薬効を持つ重要な民間薬。しかし90年代後半から始まったアメリカによるコカノキ栽培撲滅計画により、貧困層のコカ農民たちは収入源を失うことに。
国民の55%が先住民、30%が混血でありながら、スペインからの独立以降も欧州系白人が政権、議会の主体となってきたボリビア。国内の社会格差、人種差別も激しいこの国で、コカノキ栽培地域出身、アイマラ族のエボ・モラレスは反米左派色を打ち出し、初の先住民系大統領を目指してアンデスからアマゾンまでを踏破した!
(近々清書します)
(2008年9月23日 |ω・`) いや、やっぱりあんまり書くこと無いや。「機会があったら自分で観て、そして何か思って」とだけ)
鑑賞中に私が一番強く思い、そして鑑賞後に周囲の席の皆さんと顔を合わせた瞬間に誰ともなく口にしたのは、「よく暗殺されなかったわね」でした。
監督・脚本 Alejandro Landes アレハンドロ・ランデス
出演:
Evo Morales エボ・モラレス
・外務省: ファン・エボ・モラレス・アイマ ボリビア共和国大統領略歴
・在ボリビア日本国大使館: 政治情勢 2005年12月
(・エボ・モラレス@Wikipedia)
・「エボ・モラレス」のニュース
メモ
MAS (Movimiento al socialismo) Bolivia
映画祭
2007 Sundance
Asociación de Cronistas Cinematográficos de la Argentina
guadalajara
Mar del Plata
FESTIVAL INTERNACIONAL DE CINE DE MIAMI (PDF)
II Festival de Cine Global Dominicano
製作/配給
Karma Films
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Comments
メモ
・ラジオから聞こえてくる党の歌
「Evo sí, yanquis no. Muera el imperialismo.」
調べ事メモ
・モラレスは「大統領が我が同志を生きたまま焼き殺す」光景を目にしたっていうのだけど、それはどの大統領のこと?
⇒ http://evonobel2007.org/index.php?option=com_content&task=view&id=18&Itemid=1 (←このページ、ポップアップがうるさい)
>En los años ochenta 80年代 gobernaba el dictador García Mezza 独裁者ガルシア・メサ. A un compañero del sindicato vecino lo acusaron de narcotraficante, le echaron gasolina y lo quemaron. Eso nos impactó a los jóvenes de la comunidad.
Hasta ese momento yo pensaba que el Estado era el padre de los bolivianos, ¿cómo va a quemar vivo a un quechua ケチュア人? Ahí decidimos conformar un centro juvenil, convocamos a un bloqueo de caminos en protesta y repudio. Ahí arrancó mi lucha sindical.
在ボリビア日本国大使館 ボリビア概況 歴史:
(4)軍制から民政移管まで
国会はゲバラ政権の副大統領だった女性のゲイレル(Lydia Gueiler)を臨時大統領とし、1980年6月再び総選挙が実施され、第―党となったUDP(民主人民連合)が政権を獲得する公算が高まった。ところがガルシア・メサ(Luis Garcia Meza)将軍を中心とする軍部右派が、左翼的性格の強いUDP政権の成立を阻止すべく、7月17日クーデターを起こし政権を握った。ガルシア政権は左翼政治家の殺害といった強圧政治とコカインの輸出で内外から強い非難を受け、81年8月に退陣、続くトレリオ(Celso Torrelio)、ビルドーソ(Guido Vildoso)両軍事政権も経済の悪化と労働組合などの圧力に耐えかね、ついに軍部は自らの政権の座を文民政治家の手に委ねることになった。
JICA-ボリビア国別援助研究会報告書
第2部 各論
第2章 ボリビア・モデルの破綻
>1978年アメリカのカーター政権の圧力もあり民主化が開始されたが、その過程は混乱を極め2、経済も悪化した。なかでも1981年に政権に就いたガルシア・メサ(García Meza)は、反対派への厳しい弾圧と麻薬マフィアとの露骨な関係から国際的に孤立し、経済悪化を深めた。この過程で軍の信頼は損なわれ、その後の民主化を促進する要因となる。
Posted by: Reine | Tuesday, September 23, 2008 20:05
外務省 各国・地域情勢 ボリビア共和国:
政治体制・内政
5.内政
>モラレス大統領は、貧富格差の是正、先住民の権利拡大を掲げ、憲法改正の実現を目指している。また、米国主導の麻薬撲滅政策や急速な経済自由化に強く反対し、
外交・国防
1.外交基本方針
モラレス政権の下、対米関係、地域統合等に関し路線変更傾向(FTAAへの消極的対応、ベネズエラやキューバへの接近)が見られる。特に対米関係は、麻薬対策が基軸となっているが、モラレス政権下のコカ葉栽培の合法化問題、FTA交渉、アンデス貿易促進・麻薬根絶法(ATPDEA)による関税優遇措置の扱いを巡り、微妙な状況が続いている。
PDF 外務省 政府開発援助(ODA)国別データブック 2006
ボリビア
PDF 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
ボリビア:モラレス新大統領、「ミニチャベス」の出現か
国際連合広報センター
世界薬物報告 要旨
PDF JICA-国際協力機構
第2 章 ボリヴィアにおける社会経済開発の推移と現状
>1999年には、国際市場の不安定性、近隣諸国の経済成長が見込めなかったため、ボリヴィア経済も影響を受け、GDP 増加率は大幅に減少し、輸出
増加量と共にマイナス成長となっている。
>99年の成長率の低下については、コカ栽培撲滅に因る収入減および年金制度改革による支出増の影響によるもので経済の低迷からくるものではない、との見方もある。
とかいろいろ。
Posted by: Reine | Tuesday, September 23, 2008 21:15