« Tan de repente / ある日、突然。 [アルゼンチン映画] | Main | O Caminho das Nuvens / Oi ビシクレッタ [ブラジル映画] »

Wednesday, May 21, 2008

2 Filhos de Francisco - A História de Zezé di Camargo & Luciano フランシスコの2人の息子 [ブラジル映画]

dois filhos de francisco(ブラジル映画)(ポルトガル語映画)

amazonのストーリー紹介(から一部):
Zezé di Camargo & Luciano(ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ)はこれまでリリースした14枚のアルバムの総売上が2千枚を突破するブラジル音楽界きってのトップ・アーティスト。

その名はサッカー界のペレやジーコに匹敵するほど広い国土に知れ渡り、彼らの音楽はいまやブラジル人の生活と一部といっても過言ではない。セルタネージョ(※注)というジャンルに属し、情緒的で郷愁を誘うロマンティックなメロディーが、家族の絆を何よりも大切にするブラジル人の心をつかんでいる。

2005年アカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表となった本作、見るもの全ての心にあたたかなぬくもりを与えてくれる感動作。

…ということなんだけども。

いかにも貧乏人の子だくさんといったカマルゴさん一家の長男ミロズマル(1962年生まれ)が弟のエミヴァルやウェルソン(1973年生まれ)と共に音楽で成功を掴むまでの険しい道のりを描いている……というよりは、彼らを育てたお父さんフランシスコを描いていると観てよいよ。

自分のような小作人の人生を子供たちには歩ませたくないと、周囲から奇人変人呼ばわりされても貧困に喘いでも、ひたすら「夢」を託す親父さん。


親が子を思い子が親をいたわりといった話って弱くってね。序盤から「ヤッバイよな、これ……絶対泣かされる…」と警戒しつつ、やっぱりところどころハラハラと泣いていたんだが、。・゚・(ノД`)・゚・。 中盤で久々にしゃくりあげましたよ。ああいう泣き方をしたのは、正月の『Barrio』以来だな。

私、ダメなんだよね、親子心情モノ。「ダメ」って「( ・∀・)イイ!!」っていう意味ね。

ダメなんだよ、こういうの。

(※ただ、後半は単調よな。テンポが悪いというか。おはなしはとても良かったけど、映画の作りとしては良いと言えないだろうと、素人目に思ったよ)

フランシスコの二人の息子 日本公式
2 Filhos de Francisco - A História de Zezé di Camargo & Luciano@IMDb
直訳: フランシスコの二人の息子 - ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの物語

2 Filhos de Francisco (Sony Pictures Brasil内)

フランシスコの2人の息子@象のロケット
フランシスコの2人の息子@映画生活
フランシスコの2人の息子@goo
フランシスコの2人の息子@ぽすれん
フランシスコの2人の息子@CinemaCafe
フランシスコの2人の息子@ウーマンエキサイト

監督: Breno Silveira ブレノ・シウヴェイラ
脚本: Carolina Kotscho  Patrícia Andrade パトリシア・アンドラーヂ

出演:
Ângelo Antônio アンジェロ・アントニオ ... Francisco José de Camargo フランシスコ父さん
Dira Paes ヂラ・パエス ... Helena Siqueira de Camargo エレナ母さん
Dablio Moreira ダブリオ・モレイラ ... Young Mirosmar / Zezé Di Camargo ミロズマル(幼年)
Marcos Henrique マルコス・エンヒケ ... Emival エミヴァル
Márcio Kieling マルシオ・キエリンギ ... Mirosmar / Zezé Di Camargo ミロズマル(成人)
Thiago Mendonça チアゴ・メンドンサ ... Welson / Luciano Camargo ウェルソン (成人)
Paloma Duarte パロマ・ドゥアルチ ... Zilu ジルー (奥さん)
José Dumont ジョゼ・ドゥモン ... Miranda ミランダさん

(※カタカナ表記はどうせ無理なので‘中をとった’感じで)

|

« Tan de repente / ある日、突然。 [アルゼンチン映画] | Main | O Caminho das Nuvens / Oi ビシクレッタ [ブラジル映画] »

Comments

本文中、「セルタネージョ(※注)」と書いておいたのは、あれだとamazonの「sertanejo」の関連商品しか探せないようになっているからです。

私もそのジャンルのことよくわかんないんだけど、sertanejoが形容詞としてmúsicaやcançãoという女性名詞につくと「música sertaneja」「canção sertaneja」ってなっちゃうんじゃないのか? と思われたので、セルタネージャでも検索しといた方がいいのかな、などと思ったわけです。

Posted by: Reine | Wednesday, May 21, 2008 22:47

ポルトガル語の映画についてはスペイン語映画みたいなことは私はムリ。だって、いっちばん最初の「Helena! (エレナ; 奥さんの名)」からして聞こえないじゃない。「エ・レ・ナ」って聞こえないじゃない。

スペイン語は楽だとつくづく思った。


それでも一応、語句メモ:
・doido, da:
adj 1 Que perdeu o uso da razão; alienado, louco.
sm 1 Indivíduo que perdeu o uso da razão.
2 Alienado, louco.


・「もう一人男の子を授かってデュオにしよう」
デュオはポル語だと「duo」じゃないんだね
→ ・dupla: num (de duplo) gír 1 Grupo de duas pessoas que atuam em comum.
→ ・dupla sertaneja: Mús: dupla de cantores e/ou músicos que executam música sertaneja.


・desligamento: sm (desligar+mento2) 1 Ato ou efeito de desligar.
→ desligar: 6 Eletr Interromper a corrente de: Desligar a eletricidade.


・bobagem: f., [Brasil]
bobice, gracejo de bobo; 
truanice;
parvoeira, palermice, asneira.


・maluco: adj Adoidado, extravagante. Antôn: ajuizado, sensato.
sm 1 Doido, mentecapto.
2 Aquele que parece doido.


・cadê: 《ブラジル,口語》 どこにあるか(いるか)?
[Contração] Forma popular interrogativa de: "que é de?" Equivale a: "onde está?" (em São Paulo, usa-se também quedê, no mesmo sentido: Cadê (quedê) a vassoura?) e a "quem disse que": Cadê que ele pode!

※cadêはブラジルの歌に慣れ親しんでいる人にとっては頻出単語だよね?


・「(検閲にひっかかって)この番組が終わっちまうよ!」
・acabar com: [自] 6 Dar cabo de, matar; dar fim a, findar, terminar; convencer, persuadir:
例) Acabamos com os pernilongos.
例) Acabem com esse barulho.
例) O orador acabou com as dúvidas do auditório.

※こういうのはスペイン語とあんまり違わないからね


・doença: sf (lat dolentia)
1 Falta de saúde, achaque, enfermidade, indisposição, moléstia.
2 Processo mórbido definido, com sintomas característicos, que pode afetar o corpo todo ou uma ou várias de suas partes.

※スペ語では「dolencia」


・fiado:
adj: 2 Comprado ou vendido a crédito, sem paga.
adv: A crédito: Comprar, vender fiado.


・além do prazer
→ ・além de: …のほかに,…である上に


・chega: [interj] Basta!


・bagunça: sf 1 gír Confusão, desordem, embaraço.


・ligar: vtd 17 Estabelecer a comunicação entre duas pessoas pelo telefone.

(※「vtd」って書いてあるから他動詞という説明なんだろうけど、自動詞で「ligar para」も「電話をかける」意味だよね?)

(※こういうの、日常的に使いまくる単語でスペイン語と意味が違いすぎる語ってヤツは気をつけないと)

Posted by: Reine | Wednesday, May 21, 2008 22:59

いつか、いつかはわからないけど、いつか読むMEMO

・(村に小学校を建ててもらえるように行政に働きかけてくれたお父さんのセリフ) 「Precisam de escola. (この村には)学校が必要なのです」
precisar なのか precisar de なのか
precisar de についてポルトガルとブラジルの違い

Posted by: Reine | Wednesday, May 21, 2008 23:01

曲チェック(間違っているところは御指摘ください)

・アンテナで音楽をとらえることができた冒頭のシーン: 『Beijinho Doce』(=祭りのステージで音痴なのを露呈したのもコレ)

・赤ちゃんが生まれて、「あなた、赤ちゃんの耳を休ませてくれない?」という時にかかっている曲: 『Luar do Sertão』

・長女ができた時 → 三男か誰かを‘畑で作っている’時 → もっと下の子が生まれた時あたりの数曲は、赤ちゃんの泣き声で歌詞がよく聞き取れないので保留

・村祭り?で「どこであんな楽器を手に入れたんだ?」と舅に睨まれるフランシスコ父さん。その時の曲: 『Do Jeito Que a Moçada Gosta』

・兄弟で庭でノートを見ながら練習する歌( → そして六男?が誕生する時の歌): 『No Dia Em Que Eu Saí De Casa』。(※都会に移り住んで最初にターミナルで演奏したのもコレ)(というか、いろんなシーンでコレ)

・地代が払えない。土地を舅に返さなければならなくて立ち退く時にかかっている曲: 『Poeira』。

・ミランダさんという胡乱なギョーカイ人に車で連れていかれる時に練習させられる歌: 『Tristeza do Jeca』

・また移動中に練習させられる歌: 『O Rio de Piracicaba』などなど

・子どもが奪われたのだと気づいたお父さんが探しに行く道中の曲: 『Calix Bento』

・生まれ変わったミランダさんと、「Daby e Diebersson」というデュオ名で回るツアー。助け合って信頼し合ってじゃれ合って父子のような関係を築いている。このシーンの曲: 『Do Jeito Que a Moçada Gosta』

・ミロズマルが青年になり、幼い弟のウェルソンが鏡の前でブラシをマイクに歌っている曲: 『Preciso de Você』

・幼いウェルソンが靴磨きの仕事のあと兄のライブ会場に潜り込む: 『Preciso de Você』

・ミロズマルがジルーと知り合う夜の、チークダンス用みたいな曲: 『Como Vai Você』

・コンテストで優勝した時にかかる曲: 『Prá Mudar a Minha Vida』

・レコード店で「ゼゼ・ヂ・カマルゴ」のレコードを探すが店頭には無いという現実を思い知らされる。Leandro & Leonardoの『Solidão』がかかっている。「いい曲でしょう」と店員が言う。「作曲はゼゼ・ヂ・カマルゴなんですよ…」と言うが「( ´_ゝ`)フーン」といった反応

・ウェルソンが歌の特訓をしている辺り → 契約 → レコーディング のシーン: 『No Dia Em Que Eu Saí De Casa』

・奥さんジルーを怒鳴ってしまって一人夜の街をふらついたり夜なべで曲を作るシーン: 『É O Amor』

などなどだと思うけど、まぁ、サントラを買ったら話が早いと思う。

Posted by: Reine | Wednesday, May 21, 2008 23:18

兄弟は実際のところ全部で何人だったんだろう??? www.lucianopires.com.br/idealbb/view.asp?topicID=6129をみると

Mirosmar: ゼゼ
Emival: エミヴァル
Werlei
Marlene: 女児
Wellington: 小児麻痺
Walter
Maria: 女児
Emanuel
Welson: ウェルソン

こうだとすると、最後の一家(実物)の集合写真と数は合ってるよね。(あそこに配偶者などが写っているとなると、またわかんなくなるんだけど)

ウェリントンが小児麻痺の弟なのだけど。
http://www1.folha.uol.com.br/folha/cotidiano/ult95u113920.shtmlの記事には、なんかものすごく恐ろしいことが書いてないか?

「ブラジル犯罪史上稀にみる残虐で長期に渡る拉致監禁事件の被害者となった」って? 98年12月16日に身代金目的で拉致されて、94日間の過酷な監禁生活ののち、救出。

銃口を咥えさせられた格好の写真だの、切られた耳だのが実家に送りつけられたって?

ヒドいな。なんて酷いことを。

Posted by: Reine | Wednesday, May 21, 2008 23:31

芸能エージェントのミランダさんが兄弟に‘一目惚れ’して、お母さんエレナを説得しようとするシーン。「息子さんたちはジャングルでさえずる小鳥のようだ」とかなんとか褒めたたえるセリフがあったでしょ。

あそこで出てきた鳥の名前はsabiáね。「サビア鳥(美しい声のブラジルの代表的な小鳥)」とのこと。これ、ブラジルの歌なんかに頻繁に出てくる語よね。

1) たとえば、Marisa Monteの『Memories, Chronicles and Declarations of Love』に収録されている『SOU SEU SABIÁ』とかかな
(※Caetano Velosoの曲)
(※www.youtube.com/watch?v=LsIDAdBO2y8で聴ける; 映像はUP主の創作なんでしょうから見なくていいと思う…)
(※kisetsu-fuさんのブログに「わたしはあなたのサビア鳥」という和訳があります)

2) あと「sabiá」「sabiá」言われて思い出すのは、Alcioneの『Um ser de Luz』とかか。
(※www.youtube.com/watch?v=ZdnXWbXCfQ8で聴ける)

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 00:02

ワタクシも泣きました。

Posted by: マツモトケンジ | Thursday, May 22, 2008 00:49

すごいっすねー。

勉強になります!!


是非、シリ...

Posted by: BB | Thursday, May 22, 2008 01:22

>是非、シリ...

「ブラジル映画シリーズ化を是非」の略でしょうか。ダメです。ムリです。私はむしろBBさんやマツモトさんにそのことをお願いしたい気持ちでいっぱいです。是非!

他にお勧めのブラジル映画(ポルトガル映画)、教えてください。いや、今回みたいなことはやりませんよ、やりませんけど。

あ。でも、私の好きな『セントラル・ステーション』は、たしかBB氏はあんまり好きじゃなかったですよね。私なんてちょっとしたシーンを番宣なんかで観ただけでもジワーンとかしてくるのだが。

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 12:15

(ちょっと今出先なので、以下のリンクなんかは後でちゃんとします)

ブラジルのポルトガル語が頭・体に入っている人でスペイン語も興味ありという人には、ちょっと重めですが次のpdfファイルなんか面白いかもしれません。こないだ出先でブックマークしといた件。

http://www.sgel.es/ele/ficheros/materiales/downloads/ContrastesBrasil_web_644.pdf
contrastes
ESPAÑOL PARA brasileños

ポル語にあるこの音はスペ語には無いよとか、ポル語のこのテの語はスペ語ではこう綴ることがほとんどだよとか、そういうのがわかれば、たとえばマツモトさんとかBBさんなんてわりとすぐにわかるようになるんじゃないでしょうか。

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 12:27

これ、でも、私思うに、逆パターンはそう簡単にいかないでしょう。スペインなんかで語学留学中の子が「スペ語わかるからポル語もわかるんでぇ~」なんつってるのをたまに見かけるけど、そういう時は「おぅ、大きく出たね、お嬢さん」と思う。

スペイン(語圏)からポルトガル(語圏)にぷらっと遊びに行ったとして、看板だの新聞見出しだの標識だのメニューだの、書かれたものを読む分にはそりゃ困らないでしょうけど、音については「ポル語をナメんなよ」と思う。

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 12:33

MEMO
東外大言語モジュール|スペイン語|発音|実践編
>日本語の母音はア、イ、ウ、エ、オの5つですが、スペイン語もa, i, u, e, oの5つです。

東外大言語モジュール|ブラジルポルトガル語|発音|実践編
>ブラジルのポルトガル語の母音はa, é, ê, i, ó, ô, uの7つです。

東外大言語モジュール|ポルトガルポルトガル語|発音|実践編
>ポルトガルのポルトガル語の母音はa, â, é, ê, i, ó, ô, uの8つです。

そして、
>ポルトガル語にはそれぞれ「ア,イ,ウ,エ,オ」が鼻母音になった……(発音記号 略)……の5つの(単)鼻母音があります。

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 12:41

今朝の電車の中でマツモト先輩へのメール:
こないだから調べていてわからなくなったのは、『sou seu sabia』。曲タイトルは『sou seu sabia』だったよね? seuって所有形容詞?

でも歌詞は「Eu sou, sou sua sabia」じゃなかったっけ? あれはなんでですか?

sabiaは男性名詞?女性名詞?(それは自分であとで調べます)

それともあたしなんか根本的な勘違いをしていて、もしかして二つの同音同綴異義語(一つは男性、もう一つは女性)を混同してたりしますか?


マツモト先輩のレス:
そだね。「所有形容詞」っていうんだっけ?それは忘れたけど、とにかく所有を表しますね。

で、seu sabiaになったりsua sabiaになったりするのは、sabiaは男女同形で、男性が歌うときは自分は雄のsabiaって言ってるんだからseu sabia、女性が歌うときは雌のsabiaだからsua sabiaになってるんじゃないのかな。調べてないけど。


で、お昼にデカい辞書で調べましたけど、たぶんそういうことだと思います。そういうことです。ですが、もう歯磨きとかしてこなきゃいけないので、ひとまずここで中断。

カエターノが歌うとき

マリーザが歌うとき

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 12:54

友人から「seuが男性形、suaが女性形ってことを忘れちゃったという話?」というメールが来たんだけど、いや、そういう意味じゃなくてね。上ではたしかにうまく書けてないんだけども:

マリーザモンチのバージョンの歌詞は「sou sua sabia」であるのに曲名は「Sou seu sabia」となっていて、それはどうして?と言う話。

作曲はカエターノだから、カエターノが歌っている分には曲名「Sou seu sabia」、歌詞も「Sou seu sabia」でかわらないんだけど、それをマリーザモンチが歌うと、曲名はそのままだけど歌詞が「Sou sua sabia」になるんだね、という話。

カエターノが最初からマリーザ(というか女歌手)に歌わせるために作曲したんだったら、歌詞はもちろん「Sou sua sabia」、曲名も「Sou sua sabia」にしただろうな、という話。

_______________

いや、なに。
(マリーザ・モンチの歌っている歌詞が念頭にあった)私はいっしょうけんめい「Sou sua sabia」という‘曲名’であちこち検索かけたりしていたのでしたよ。で、あれ、どうも曲名はそうなってないんだな、曲名は「Sou seu sabia」だな、誤植じゃないんだもんな、…と途中で立ち止まっていたのでした。

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 21:07

昼間辞書で調べたこと。

Aurélio - O Dicionário da Língua Portuguesa - C/ CD-ROMより:
サビア 写真1

・性は「S.m.e f.」とあるね
・No N.E. do Brasil também é us. no fem.:
例) Quando a sabiá canta é o tempo do amor (José de Alencar, 『Iracema』, 117頁)

・Também se vê esse gênero na canção 『Sabiá,』 de Antônio Carlos Jobim (1927 - 1994) e Chico Buarque de Holanda (1944), autores nascidos no S. do País:
例) é ainda lá / que eu hei de ouvir cantar / uma sabiá.

この辞書おもしろいね。


Dicionario Unesp Do Portugues Contemporaneoより:
サビア 写真2

・かわいいイラスト入り
・性は「Sm」とある
・de canto muito bonitoとな
・A forma feminina é muito pouco usada.

Posted by: Reine | Thursday, May 22, 2008 21:55

このテの人称とか性とか数とかの「歌い替え」はよくあるね。歌詞違いというよりは歌い替えくらいにぼくは捉えてます。

Posted by: マツモトケンジ | Thursday, May 22, 2008 22:54

マツモトさん、ありがとうございました。
「歌い替え」、今後注意して聞いてみます。

Posted by: Reine | Sunday, May 25, 2008 20:57

あと、似た意味の別の単語に置き換えちゃうとかもあって、うろ覚えなんじゃないかと思ったりするね。

Posted by: マツモトケンジ | Sunday, May 25, 2008 21:36

ややタイミングを逃した感がありますが。

Houaissには以下のように書いてありました。

n substantivo de dois gêneros
Regionalismo: Brasil.

1 Rubrica: ornitologia.
design. comum às aves passeriformes, da fam. dos muscicapídeos, subfam. dos turdídeos, cosmopolitas, que possuem plumagem de colorido simples, ger. marrom, cinza ou preta, com as partes inferiores lisas ou manchadas; tordo [São muito apreciados pela beleza do canto.]

2 Rubrica: ictiologia.
m.q. peixe-cachimbo (Oostethus lineatus)

n substantivo masculino
Rubrica: veterinária. Regionalismo: Brasil. Uso: informal.
3 m.q. boqueira

コピー&ペーストなので、まずかったらアレして下さい。

Posted by: BB | Wednesday, May 28, 2008 00:18

マツモトさん
>うろ覚え

それは高度なテクの一例なのでしょうね。
見習いたいところですね。

BBさん
解説をありがとう。タイミングなど気にしないでGO!でけっこうです。私など、数年前の記事にでもコメントします(よそのブログにおいても)

Houaissとはこの辞書のことでしょうか
Dicionario Houaiss da lingua portuguesa(これは在庫切れですね)

Minidicionário Houaiss da Língua Portuguesa (Paperback)(こちらは15.48ドル)

そんなこんなで、こんな記事を見かけました
「Houaiss」「Aurelio」「Michaelis」、3冊を使い分け=語源、語彙、簡便さ

Posted by: Reine | Friday, May 30, 2008 23:24

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 2 Filhos de Francisco - A História de Zezé di Camargo & Luciano フランシスコの2人の息子 [ブラジル映画]:

» フランシスコの2人の息子 [象のロケット]
ブラジルの田舎町。 9人家族の長男ミロズマルと弟のエミヴァルは貧困の家族を救うため、父フランシスコからもらったアコーディオンとギターを片手にバスターミナルで歌いはじめる。 にわかに人気を博し家計を支えるようになった息子たちであったが…。 実話ヒューマンドラマ。... [Read More]

Tracked on Thursday, May 22, 2008 13:56

» O Caminho das Nuvens / Oi ビシクレッタ [ブラジル映画] [Reino de Reine]
公式サイトから一部抜粋: 自転車で3,200km、 ブラジルで本当にあった話を映画化! ブラジル北部のパライーバ州にある「世界の中心広場」―――ここがこの途方も無い旅生活の出発点となる。無学で頑固なト... [Read More]

Tracked on Sunday, May 25, 2008 16:03

» Manda bala / 撃て! [ブラジル映画] [Reino de Reine]
Latin Beat Film Festival 07 / ラテンビートフィルムフェスティバル2007 / 第4回スペイン・ラテンアメリカ映画祭 で上映されたブラジル-USA制作のドキュメンタリー作品。 ブラジル中部にある世界最大級のカエルの養殖場が映される。「……なんでカエルのはなし?」ときょとんとしたが、そこから展開される大勢の人へのインタビュー映像がブラジルの現状を見せつけ、観る者を震撼させる造りとなっている。 ラテンビート映画祭サイトによるストーリー紹介 ブラジルのイメージと言えば、美し... [Read More]

Tracked on Tuesday, August 17, 2010 11:15

« Tan de repente / ある日、突然。 [アルゼンチン映画] | Main | O Caminho das Nuvens / Oi ビシクレッタ [ブラジル映画] »