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Monday, February 11, 2008

El Pisito [スペイン映画]

pisitoEl Cochecito』のDVDで「こちらもお勧め」と紹介されていたのが『El Pisito』。

かなり私が好きそうな作品と思えたので、楽しみはとっておこうと思っていたのだが、脚本のラファエル・アスコーナが肺癌と闘っているという記事を目にしたので、頑張れラファエル・アスコーナということで、急遽今日観ちゃうことにした。


Biblioteca Virtual Miguel de Cervantesで見かけたファイル和訳:
『El Pisito』はバルセロナで実際に起きた出来事が基になっている。
35歳男性が80歳くらいの女性と婚姻をした事例である。この結婚は、女性が死んだあとで彼女の住まいであったマンションを男性が手にすることのみを目的としたものであった。この一件は50年代スペインの住宅問題を簡潔かつ非情に描き出した。ラファエル・アスコーナはこれにヒントを得て小説を書き、またマルコ・フェレーリ監督の作品の脚本とした。

映画では舞台は50年代のマドリードである。
主人公ロドルフォは安月給に喘ぐサラリーマンで、夢も野心も持とうにも持ちようがない状況にある、どこにでもいる若者。老女(マルティナ)が借りているマンションの一室を又借りしている。彼の収入ではマンションなどとても手が届かないのだ。マンションさえあれば恋人ペトリータとも結婚できるというのに。彼女との交際は15年になんなんとする。身寄りの無いマルティナは、自分の賃借権をそのままロドルフォに遺そうと考えている。

しかし法的にはそれが許されないので、老女と転借人は、恋人の承認の上で結婚という最終手段に出ることにした。マルティナが死んだ時には賃借権はロドルフォに移り、その後でペトリータと結婚すればよいのだ。

マルティナが死んでしまわないうちにと、大急ぎで婚姻を済ませた。しかし、誰かの妻であり男に守られる身となったという自意識がマルティナに喜びを与えたか、彼女は生への欲求を新たにしてしまうのだった。普通の生活が送れるくらいに体調も回復して、そこから実に2年も長生きする。その間、この‘夫婦’と‘夫の恋人’は他に類を見ない暮らしを共有することとなる。


pisito■DVDの箱にあったあらすじ和訳:
「あなた、マンションがお望みですか?――― 『El Pisito』 ――― 住宅不足問題に解決をもたらす映画」

家庭を築きたくても住まいを見つけられないがために結婚できずにいる貧しい若者は五万といるが、ロドルフォとペトリータもそんな一組のカップルである。二人は、ロドルフォに一室を転貸してくれている85歳の病弱な老女ドーニャ・マルティナが亡くなるのを待ち続けてかれこれ12年である。ドーニャ・マルティナは家財道具とマンションをロドルフォに遺すと約束してくれていたのだ。

しかしロドルフォとペトリータにとって不運なことに、訴訟代理人がある法律を知らせてきた。賃借人が死んだ場合、部屋の権利は不動産の所有者に渡るというものだ。

マドリードのマンション事情は、近郊も含めてきわめて厳しい。入居者募集中のマンションは分譲であるか、あるいは賃料が恐ろしく高い。落胆するペトリータであったが、最初はほんの冗談のつもりであったある提案をする。

「ロドルフォがドーニャ・マルティナと結婚すれば?」



・(スペイン映画)
・直訳: 『小さなマンション』
El Pisito@IMDb

監督: Marco Ferreri マルコ・フェレーリ  Isidoro M. Ferry イシドロ・M・フェリー
原作: Rafael Azcona ラファエル・アスコナ
脚本: Rafael Azcon  Marco Ferreri

出演:
José Luis López Vázquez ホセ・ルイス・ロペス・バスケス ... Rodolfo ロドルフォ
Mary Carrillo マリ・カリージョ ... Petrita ペトリータ
Concha López Silva コンチャ・ロペス・シウバ ... Doña Martina ドーニャ・マルティナ
José Cordero 'El Bombonero' ホセ・コルデロ ... Dimas ディマス (うおのめ治療師; ロドルフォとおなじくマルティナからの転借人)
Celia Conde セリア・コンデ ... Mery メリー (転借人)
Ángel Álvarez アンヘル・アルバレス ... Sáenz サエンツ (ロドルフォの同僚)
Gregorio Saugar グレゴリオ・サウガル ... Don Manuel ドン・マヌエル (ロドルフォの上司)
Chus Lampreave チュス・ランプレアベ ... Secretary (ロドルフォの会社の秘書)


※昨年12月に知り合いのおぢさんがスペインに帰るときに「買って来て」と何の気なしに言ったところホントに買って来てくれた。FNACで14.95ユーロ。

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Comments

■『スペイン映画史』(乾 英一郎著)より:

◇第5章 混沌の時代 1950~1961
§その他の意欲的な作品

……略……現実の社会を切り取って見せようとした作品がある。……略……ここではホセ・アントニオ・ニエベス・コンデ監督の『借家人』(57)、マルコ・フェレーリ監督の『小さなアパート』(58)、そしてカルロス・サウラ監督の『ならず者』(59)を取り上げることにする。

『借家人』は当時の大きな社会問題であった住宅問題を扱った作品であるが、住宅の少なさとその入居者の選定の不公正さを告発したもので、当時検閲でひっかかった。その結果、あちこちと、場合によっては一つのシーンを丸まるカットされたりした挙句に、ラストでは住まいを探す夫婦が国の建てた立派なマンションに入居するという風にストーリーを変更させられた。

マルコ・フェレーリ監督の『小さなアパート』も、この住宅問題を扱った作品である。新居が見つからずに結婚を延ばし延ばしにしているカップルが、小さなアパートで一人暮らしをしている老女に目を付け、いずれこの老女が死んだら自分たちのものになるからと偽装結婚をするが、若い夫を得た老女は、二人の思惑とは逆に若返り、いつまでたっても死んでくれない、というストーリーである。

後の『車イス』(60)にも現れるこの強烈なブラック・ユーモアは、マルコ・フェレーリの作品によく見られるものではあるが、むしろ、フェレーリ監督とコンビを組んでいたシナリオ・ライターのラファエル・アスコナの特質と言ったほうが正しいように思う。

アスコナはこの後カルロス・サウラと組んだり、スペイン映画史上重要なシナリオ・ライターであるのだが、たとえばサウラがそうであったように、監督がうまくアスコナを抑え込んだときにはいいのだが、いわゆる力関係で監督が負けてしまうと、アスコナ独特の強烈なブラック・ユーモアが思いもかけないシーンや設定となって現れてくる。その意味では、非常に力の在るシナリオ・ライターではあるが、扱い方、活かし方が難しいと言えるように思う。……略……

(引用終り)

Posted by: Reine | Monday, February 11, 2008 at 20:55

・上の引用文で検閲云々とありますが、検閲については以前書きました ⇒ doblaje(吹き替え)について

・住居問題が扱われていると聞いて、なるほど、『El Verdugo』もそういうことを描いていたのかと、今さら知った次第です。

Posted by: Reine | Monday, February 11, 2008 at 21:00

1959年というと昭和34年か。終戦が昭和20年(1945)だな。

親に聞いてみた。
「昭和34年ごろの日本って住宅は足りてた?」「足りてないよ。足りてるわけないよ」

「あぁそうなの? 若い人がスッとアパートに暮らせたりは…」「しないよ。みんな間借りだよ。たいていみんな『~様方』から始めてたんだよ」

「あぁ、『~様方』ってそっか( ゚д゚)!、そういう意味か!」「そうだよ。今まで何だと思ってたんだよ」

「若夫婦が誰かの家の一部屋なり一部分なりを借りて所帯を持ったりってこともあったわけ?」「あったでしょ。最初はみんなそんなもんよ」

「たださぁ、そうやって借りたスペースを複数の人間に又貸しするってことは無かったでしょ?」「ん??? あぁ、それは無い。又貸しってのは聞いたことは無い」


ココなんだよな。
この‘転貸(又貸し)’ていう行為が『El Pisito』では普通に描かれていて、それがどうもピンと来ず、最初のうちストーリー理解に苦しんでいたのです、私。

老女マルティナ(店子)が死んだらその人の部屋の権利は不動産所有者に行くって、それ、当たり前じゃん??? って思って、キョトンとしていたよ。

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 21:22

ルイシートというなよなよしてめそめそ泣く男がマンションの所有者で、マルティナ婆さんが賃貸契約者なのね。たとえばその賃料が10万円だったとしたら、10万円を払ってるのはマルティナ婆さん。

でもマルティナは自分の使わない部屋を3人の人間(ロドルフォ、ディマス、メリー)に転貸している。その人たちからたとえば毎月4万円入れてもらったとしたら、2万円が浮く。(というようなことをやっているのだろう、きっと。)

逆にその3人にしてみれば、月々10万円は払えないけど4万円なら払える、と。そういうことなんだよね?

で、マルティナ婆さんがロドルフォに譲る譲ると言っていたのは、その賃貸契約主としての名義のことだったんだな。だけど、マルティナが死んだら、その部屋は当然のことながらマンションの所有者であるルイシートに戻るわけで。

ルイシートは建物を処分してしまいたい。
マルティナが死んだら、ロドルフォだけでなくディマスもメリーも追い出されてしまうわけだ。しかし、ロドルフォがマルティナの夫だったならば、賃貸契約者の死後に配偶者として居座り続けることになんら問題はない。

ロドルフォが居続けられるというのは即ちディマスやメリーの住まいも安泰ということである。だからディマスはロドルフォにこの偽装結婚を強く勧める。


……これを飲み込むのに手間取った。えぇぇ? 「転貸」って日本でもよくある(あった)こと??? どう?

(※メソメソ泣き言の多い大家がマルコ・フェレーリ監督)

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 21:34

語句メモ いっぱい

・pescuezo: 1. m. Parte del cuerpo animal o humano desde la nuca hasta el tronco.

・pamplina: 3. f. coloq. Dicho o cosa de poca entidad, fundamento o utilidad. U. m. en pl.
例) ¡Con buenas pamplinas te vienes!

・「Tiene muy mala entraña.」
→ ・entraña: 6. f. pl. Índole y genio de una persona.
例) Hombre de buenas entrañas.

例) マルティーナ婆さんがディマスのことを
「Tiene muy mala entraña. Desde que sabe que cuando yo me muera el piso va a ser para ti ... 」

・procurador: 訴訟代理人; 弁護士; 管財人

・negrero, ra: 2. m. y f. Persona que trata con crueldad a sus subordinados o los explota.

・「……略……, lo habría dejado más plantado que una estaca. 」
→ これはまた、よくある言葉遊び系のセリフなのかな?

→ ・dejar a ... plantado: …との約束をすっぽかす,を待ちぼうけさせる,見捨てる
→ ・estaca: 杭棒

・casero, ra: 1.家主,大家 2.(家・土地の)管理人 3.不動産屋

・hacer valer: 主張する,物を言わせる  

・「¿Yo cómo estoy? Hecha una facha. (知り合ってからもう何年も経ってしまって)私なんてこんなみっともなくなってしまったじゃない!」
→ ・facha: 2. f. coloq. Mamarracho, adefesio. U. t. c. m.

・monicaco: 2. m. Hombre de poco valor.

・mano dura: f. Severidad en el mando o en el trato personal.

・tener alguien la sartén por el mango: fr. coloq. Ser dueño de la situación, poder decidir o mandar.

・Para mí no es un plato de gusto.
→ ・ser [no ser] plato del gusto de alguien: frs. coloqs. Serle o no grata una persona o cosa.

・descocado, da: adj. coloq. Que muestra demasiada libertad y desenvoltura. U. t. c. s.

・calzonazos: m. coloq. Hombre de carácter débil y condescendiente.

・soponcio: m. coloq. Desmayo, congoja.

・「Estás más borracho que una cuba.」

・en buenas manos: loc. adv. Al cuidado de alguien capaz de manejar o hacer bien aquello de que se trata. Estar, caer, dejar en buenas manos.

・empeñar: 6. prnl. Insistir con tesón en algo.

・「No estamos para broma.」
estar: 20. intr. Denota la disposición próxima o determinada de hacer algo.
例) Estar PARA testar, PARA morir.
例) No está PARA bromas.

・lavarse alguien las manos: fr. Desentenderse de un negocio en que hay inconvenientes, o manifestar la repugnancia con que se toma parte en él.

・chollo: m. coloq. ganga (= cosa apreciable que se adquiere a poca costa).

・adán:
1. m. coloq. Hombre desaliñado, sucio o haraposo.
2. m. coloq. Hombre apático y descuidado.

・viático: 3. m. Sacramento de la eucaristía, que se administra a los enfermos que están en peligro de muerte.

・callista: com. Persona que se dedica a cortar o extirpar y curar callos, uñeros y otras dolencias de los pies. まめ(うおのめ・たこ)の治療師

・de bandera: loc. adj. Excelente en su clase.

・agonizar: intr. Dicho de un enfermo: Estar en la agonía.

・「Esta cocina es una pocilga.」
→ ・pocilga: 2. f. coloq. Lugar hediondo y asqueroso.

・comistrajo: m. coloq. Mezcla irregular y extravagante de alimentos.

・jeringa: 3. f. coloq. Molestia, pejiguera, importunación. U. m. en América.

・ni un pelo: loc. adv. coloq. Absolutamente nada.
例) Esto no me gusta ni un pelo.

・dar guerra: 1. fr. coloq. Dicho especialmente de un niño: Causar molestia, no dejar tranquilo a alguien.

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 21:52

(1) ・ロドルフォが上司ドン・マヌエルに小言を言われたときに「でも、機械がですね…」と言い訳しようとする。ドン・マヌエルは「Qué máquina ni qué niño muerto. 機械がどうした! (機械がどうしたこうした言ってんじゃないよ; ~とはどういうことだ)」とピシャリと言う。
→ qué niño envuelto / muerto: locs. interjs. coloqs. U. para expresar desprecio de lo que alguien dice.

→ ni qué niño muerto [Uso/registro: coloquial][Pragmática: intensificador] Se usa para rechazar una petición o una opinión del interlocutor:
例)
Aさん: Habéis tenido mucha suerte.
Bさん: ¡Qué suerte ni qué niño muerto!, hemos jugado mejor.


(2) 「¿Cómo va eso?」「Vamos tirando.」

・ir tirando: Mantenerse <una persona o una cosa> en una situación, sin grandes cambios:
例) El negocio va tirando.
例) En el trabajo vamos tirando.


(3) 「No faltaría más」
¡no faltaba / faltaría más!
1. [Uso/registro: coloquial] Se usa para rechazar una pretensión inadmisible:
例) No puedes salir a estas horas, ¡faltaría más!
2. [Uso/registro: coloquial] Se usa para rechazar una atención con cortesía, para responder a una expresión de agradecimiento por una atención prestada:
例) No es necesario que me acompañéis hasta la puerta, ¡no faltaba más!
3. [Uso/registro: coloquial] Se usa para asentir amablemente a una petición:
例) Con mucho gusto les transmitiré sus saludos, ¡faltaría más!


(4) 臨終だと知らされてロドルフォは家に戻る。帽子をとってマルティナのベッドの上にポンッとおく。「縁起が悪いからどけてよ」とメリー。

「ベッドの上に帽子が落ちると/置いておくと悪運を招く/何かよくないことが起こる」などなどの迷信があるようだ。


(5) パリスタイルのカフェでデート。たぶんLas cuevas de Sésamoという店。

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 21:55

転貸云々を理解するまで書きとっていた前半のメモ。もったいないからここに写しとく。

(1) マルティーナ婆さん
「Tiene muy mala entraña. Desde que sabe que cuando yo me muera el piso va a ser para ti ... 」

(2) 上司ドン・マヌエル
「Si tanto interés tiene por el piso, échele valor y cásese con la vieja.」

同僚サエンツ
「Que te cases con la vieja, que te cases con la vieja. Más valía que pagara más sueldo, y entonces tendrías dinero para comprarte un piso.」

同僚サエンツ
「Pregúntale a Petrita si quiere que te cases con la vieja.」

(3) 「Muerto el inquilino, el derecho es del propietario.」


(4)マルティナ: ¿Qué te han dicho de lo del piso?
ロドルフォ: Nada. Que no me puedo quedar con él cuando usted se muera.

マルティナ: Pero ¿por qué? Si tú eres una persona decente y yo quiero que el piso sea para ti.
ロドルフォ: Es la ley. Muerto el inquilino, se acabó.

マルティナ: y ¿cómo te vas a casar?
ロドルフォ: Yo no sé servirá algo, pero a lo mejor hablando con el casero ...

マルティナ: Si depende del casero, estate tranquilo , que Luisito es muy bueno y muy comprensivo. Vete a verlo y le dices que vas de mi parte.


(5) ペトリータ: ¿Te puedes o no puedes quedar con el piso legalmente?

(6) 家主ルイシート
手術を受けにスイスまで行かなきゃ行けなくてお金が要る。
Yo necesito la casa para derribarla. ... Esto es una carrera a ver quién se muere antes; si el inquilino o yo. Usted ha dicho que Doña Martina Rodríguez, que Dios no lo quiera, se va a morir. Comprenda usted que a mí me interesa que se muera, porque si yo les meto a ustedes en el piso, el que se muere soy yo.


(7) ロドルフォだったかな?
Me caso con la vieja, y siendo su viudo, ya está.

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 22:02

あとは小さいメモ

(1)『サザエさん』の連載開始が昭和21年。

『El Pisito』で映される町の情景はちょっとサザエさんっぽい。昭和20~30年代の日本とあんまり変わらないんじゃないかなどと想像した。

路面電車とか、ヤギや馬が町をまだ歩いている混在の感じとか、路地の様子(子供が遊んでて、おばさんたちは話し込んでてっていう)とか。


(2) ロドルフォという50歳くらい年下の夫を得たマルティナ婆さんは若返ってしまったのだけど、それはなにも性的なエネルギーによるのではなくて、普通に、息子・孫の世話を焼くような意識から生じるパワーだったのでしょう。

ロドルフォはというと、マルティナに対して、周囲が想定していたような計算づくの冷淡な態度で接してはいない。それなりにマルティナと心を通わせ始めているというか。もともと、そんなロドルフォの人柄をマルティナは気に入っていたのだしね。

だからマルティナに良い作用が現れたのはごく自然のこと。


(3) 若返ったマルティナはロドルフォを甲斐甲斐し過ぎるほどに世話したがる。職場にも毎日電話を寄越している。

社長ドン・マヌエルがその電話に出るシーンが可笑しい。

「日課の電話だ。出ろ」とロドルフォに受話器を渡す。ロドルフォが出る。「サンドウィッチは食べたよ。美味しかったってば。うん。うん。……え? 上着?俺、 コート持ってきたよ? …いや、うん…うん、俺は寒くないから…」

……電話をなかなか切らせてもらえずにいるロドルフォに苛立ったドン・マヌエルがどやしつける:

「Vamos, Rodolfo, corte! Llevamos dos años aguantando a esta vieja idiota que no se muere nunca. おい、ロドルフォ、切りなさい! 俺たちは、全然死なないあのおかしな婆さんに耐え続けてもう2年になるんだぞ!」

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 22:16

あと、同居人のメリーさんは、娼婦とまではいかないにしても、そうなぁ、それこそサザエさんでよく描かれていたホステスのような、そういう生活の人だろうね。

冒頭、英語人と怪しげな英語で話しながら朝帰りしていた様子なんか見るにつけ。車で送ってもらって、嬌態・媚態を晒していた。

(※当然ロドルフォの恋人ペトリータは快く思っていない)

Posted by: Reine | Wednesday, February 13, 2008 at 22:50

http://actualidad.terra.es/cultura/articulo/borauel_cine_espanol_acaba_perder_2343474.htm

Borau:El cine español acaba de perder a su gran escritor

El cine español acaba de perder a su gran escritor, ha asegurado hoy en declaraciones a Efe el cineasta José Luis Borau al conocer el fallecimiento del guionista Rafael Azcona, al que él propuso para que fuera el primer ocupante de un sillón en la Real Academia de la Lengua.………

合掌

ココログメンテでコメントのできぬ間に逝ってしまわれた

Posted by: Reine | Wednesday, March 26, 2008 at 18:00

(El Mundo誌)追悼 ラファエル・アスコナ: Una vida dedicada al cine 映画に捧げた生涯

Posted by: Reine | Wednesday, March 26, 2008 at 21:37

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