« Futuro imperfecto con valor imperativo en Guatemala | Main | mujer infame / ヒドイ女 »

Saturday, October 13, 2007

Nicotina / ナイン・シガレッツ [メキシコ映画]

ハッカーのロロは、ネネから請け負った仕事をどうにかやり遂げた。スイスの銀行のアクセスコードをごっそり盗み取ってディスクに収めたところである。魅力的な隣人のアンドレアの部屋を覗き、彼女の部屋にこっそり忍びこむ‘趣味’にしばし耽るロロであったが、その悪癖が招く最悪の事態をこの時の彼は知るはずもなかった。

ロロが仕上げたというディスクを受け取るためにネネはロロの家に向かっているが、相棒のトムソンとさっきからずっと揉めている。トムソンが煙草は体によくないとくどくど五月蝿いからである。「トムソン、聞けよ。煙草で人が大勢死んでいるってあんたは言うけど、そんな統計が何だって言うんだ、人が一人死ぬ理由なんて煙草以外に五万とあるだろうが」。

クララは夫のベトとドラッグストアを営んでいる。元々口やかましかったベトだが、このところ取り組んでいる禁煙生活がストレスとなって今夜はいつにも増して気が立っており、些細なことでクララを怒鳴りつける。高圧的なベトの厳命で禁煙に付き合わされてきたクララもまた神経をすり減らしている。

仏頂面のクララが店番をしているところへ、ネネが煙草を買いに立ち寄った。「タバコって、人生で出会える数少ない幸せの一つよね」。

床屋のゴジョは妻のカルメンの業突く張りにも無駄遣いにも目をつぶってきた。何かというと「うちの兄さんだったら…」と義兄を引き合いにして自分のことを小馬鹿にするような妻の態度にも耐えてきた。

カルメンは夫のゴジョの度を越したお人好しが気に入らない。「お年寄りから料金はいただけませんよ」って、そんなんじゃぁおまんまの食い上げだよ、宿六。

ゴジョの床屋にロシア人の客がいた。スボボダという名のその肥った男の携帯が鳴る。アクセスコードが手に入ったというトムソンたちからの連絡である。トムソンとネネが持ってくるディスクと引き換えにスボボダが持っているダイアモンドを渡す手筈になっている。スボボダはゴジョの店を出て、取引場所へと向かった。

彼らの夜は果てしなく長い。
___________________________

面白かったよ。

2サスなんか見てると、ものすごい過密スケジュールの密室トリックとか時刻表トリックとかこねくりまわしてるじゃないですか。ああいうの見てて、「これさー、この信号がこのとき赤だったらそれだけで成立しないんじゃん?」と犯人のことを心配したりします。なにか一つが一ミリでも狂ったら成り立たないような犯罪ってツッコミどころが多くて、なんだかトホホな気持ちで笑えたりするよね。

なんだったかな……、えっとね、殺した人間を車のトランクに入れて運んでる途中で急にトイレに行きたくなったので(?)ちょうど通りかかった公園のところに車を停めてトイレに駆け込んで用を足して出てきてまた車に戻って走り出すんだけど、目的地についていざトランクを開けたら死体がぜんぜん違う人の死体になっちゃってて、でもそれって、ちょうどおんなじ時に別の誰かが別の誰かを殺害して運ぶところでその犯人もおんなじところにおんなじ車を停めてて二台ともが車のキーつけっぱなしで運転席を離れてたから間違って乗って行っちゃった結果なんだっていう、メッチャクチャな話があったぞ、たしか。

で、刑事役の鶴太郎か誰かがラスト近くでこれっだけの謎が解明された時に、「こんな偶然ってあるものなんですね」とか感慨深げに呟いてんの。


ねーよ! 笑わせんなよ。


で、何が言いたいかというと、この『ナインシガレッツ』はいろんな人の事情が重なったり交わったりして、悪い方へ悪い方へとサイコロが転がっていく映画でした。偶然の負の連鎖。そういう意味で面白かったよ。


あと私がサスペンスものを見終わった時に想像するのは、その後の報道はどんな感じだったのかとか、公判を維持できるのかってことです。我々観客はすべてを見ているから犯行の動機も手順もわかってるけど、このドラマの中の警察やマスコミはコレとソレとアレは知り得ないじゃないか、それはいったいどうするつもりなんだろうと。そういうのを想像するのです。

その意味ではね、この『ナインシガレッツ』、どーーーーすんのかなって思ったよ。


以下、鑑賞してる途中でとってたメモ:
■ダメ男のパターンがいくつか見られます。

■それぞれの伏線はあからさまですけど、それぞれちゃんとわかりやすく回収してくれているから良いのではないでしょうか。

■ネネ役のLucas Crespi、私、久々のヒットだわ、この顔。こういう、美少年がぐれちゃってそのまま大人になってチンピラやってます的な顔、大好きなのよね。

■トムソン役のJesús Ochoa、苅谷俊介に似てる?

(※二人がタバコの害について口論しながら歩いてるシーン)
Images from Nicotina (2003)
(※このトムソンの表情、言い争いをしているにしてはあまりにも穏やかでしょ。そこ注意)

■日ごろ外国人の演技なんてうまいも下手もあんまり気にならない、というか、そんなの感じるわけもないし…と思ってきた私ですが、この作品はわりと演技ヘタだと思ったよ。コントみたい。ナンシー関言うところのぬいぐるみ演技。……んーーー、沢口靖子とかといっしょにしたらさすがに言い過ぎか……。それでも、まぁ、ああいう感じ。演出が悪いのかな。なんなんだろな。

■製作にお金はかかってない感じ。


(メキシコ映画)(コメント欄に語句メモ等)
Nicotina@IMDb
ナイン・シガレッツ@ぽすれん

監督 Hugo Rodríguez ウーゴ・ロドリゲス
脚本 Martín Salinas マルティン・サリーナス

出演:
Diego Luna ディエゴ・ルナ ... Lolo ロロ
Marta Belaustegui マルタ・ベラウステギ ... Andrea 隣人アンドレア
Lucas Crespi ルカス・クレスピ ... Nene ネネ
Jesús Ochoa ヘスス・オチョア... Tomson トムソン
Norman Sotolongo ノーマン・ストロンゴ... Svóboda スボボダ
Rafael Inclán ラファエル・インクラン ... Goyo ゴジョ(床屋)
Rosa María Bianchi ロサ・マリア・ビアンキ ... Carmen その妻カルメン
Daniel Giménez Cacho ダニエル・ヒメネス・カッチョ ... Beto ベト(ドラッグストア)
Carmen Madrid カルメン・マドリード ... Clara 妻クララ

|

« Futuro imperfecto con valor imperativo en Guatemala | Main | mujer infame / ヒドイ女 »

Comments

語句メモ

あんまりメキシコ映画も観てきていないからか、メキシコの言葉は私の耳にはすごく珍しいものに聞こえる。でも、映画の聞き取りをしている分には‘音’としてはたぶんかなり聞き取りやすいと思う。

単語がものめずらしい感じで、それでニヤニヤするね。「buey」だの「güey」だの言いすぎ。

buey: m. Guat., Méx. y Nic. Persona tonta, mentecata. U. t. c. adj.

(※注意※
これまでDRAEの略号の「m.」は「男」に、「Nic.」は「ニカラグア」に、「U. t. c. adj.」は「[形]」とか「U. t. c. s.」は「[名]」とかに、それぞれいちいち直したりしてきましたけど、たいへんなのでもうそれはやらないです。だいたい見当つけてください。

もしも万が一わかんない略号が出てきたら、DRAEのページに行ってみて、青字の略号の上にカーソルを合わせると説明が表示されますから)

(あるいは私に尋ねてください)

(※たぶんそのうち、語句メモは単語を列挙するだけで意味を載せることすら割愛しちゃうのかもね)

↑↑↑↑
おぉ、この注意書きはここに書いてあったのか……。

いやぁ、ごめんごめん、これ下書きしてから放置してあったのだけど、この注意書きについてはもうとっくにブログに記したつもりになっちゃってたよ。だからこの間にUPした他の記事の中ではもうすっかりこのつもりで書いてきちゃってました。

まぁ、とにかく、なんだそのぅ、何か意味不明な略号でも見かけたらきいてください。

Posted by: Reine | Saturday, October 13, 2007 10:48

仕切りなおしで、それでは、語句メモのつづき

「奴はahoraって言ったのか、ahoritaって言ったのか」
→ ahorita: adv. t. coloq. Ahora mismo, muy recientemente.
→ ahorita u horita u orita. adv. Aún antes que ahora.

pinche: adj. despect. Despreciable. Es voz malsonante. Se usa generalmente ante el sustantivo.

chingar: tr. Importunar, molestar.

entreabierto, ta: part. irreg. de entreabrir.
→ entreabrir: tr. Abrir un poco o a medias una puerta, ventana, postigo, etc. U. t. c. prnl.

fisgón, na: 2. adj. Aficionado a husmear. U. t. c. s.

Tengo un broncón con mi vecina.

plomo: 4. m. Bala de las armas de fuego.

chamarra: 1. f. Vestidura de jerga o paño burdo, parecida a la zamarra.

pocilga: 2. f. coloq. Lugar hediondo y asqueroso.

chambear: intr. C. Rica, Guat., Hond. y Méx. Trabajar, tener una chamba.
→ chamba: 2. f. coloq. Am. Cen., Ecuad. y Méx. Empleo, trabajo.

mero: [México] Casi. A punto de. Justo; justito.

ya mero: [México] Ahorita; ya mismo.

Ya se fue la tira.
→ tira: [Chile, Guatemala, México] Agente de policía.
→ la tira: [México] La bofia, la policía.

tantear: 3. tr. Intentar averiguar con cuidado las cualidades o intenciones de alguien o el interés de una cosa o de una acción. 

Posted by: Reine | Saturday, October 13, 2007 10:51

語句メモ
1) computador, computadoraについてアカデミアの説明:
Estas formas son las usadas mayoritariamente en el español de América, por influjo del inglés "computer". 英語の「computer」の影響で中南米のスペイン語において用いられる。 En España se usa preferentemente el término ordenador, tomado del francés "ordinateur". スペインではフランス語の「ordinateur」にならって「ordenador」の形が用いられる。

computador[男]はチリやコロンビアで使われがち、computadora[女]はその他の中南米諸国で広く使われている。


2) 薬局の亭主、妻Claraのミスを発見し思わず「あのバカ(pendeja)」と呟く。

西和辞書には「pendejo, ja」で立項されてるけど、DRAEには「pendejo」しか載っていないのね。
pendejo: 3. m. coloq. Hombre tonto, estúpido.


3) ネネの「-llo」の音なんかは「ショ」に近い感じだね。


4) 『Elsa y Fred』の中でも、女の側が「¿Y? (で? / だから何? / …ですがそれが何か?)」の一言で開き直っていたのが実におかしかったんだけど、『ナインシガレッツ』でも、腹を決めたときの女が放つ「¿Y?」は強烈だな。「イ?」って、たったの一音なのに。

開き直られた男の方が「イ、イ、イ、イ、イってなんだよっ!」と口がパクパクしちゃってるんだよ。女って面白い生き物だよな、こうやって見てると。憎ったらしいのな、ったく。ふてぶてしいよ、ほんとに。


5) Si quieres ayudar en algo, ve envolviendo ~ en bolsas de basura. もしもなんか手伝ってくれるつもりがあるんだったら~をゴミ袋に詰めてってよ。

ペリフラシス「ir + 現在分詞」の文ね。詰める行為は今始まって、ここから未来へ向かって進行・展開していくんだよ。

※えぇ、何度も言いますが、ペリフラシス特集はまだ途中ですからね。まだまだ説明しなきゃいけないペリフラシス、残ってますからね。1年以上休憩していますが。あれは、このブログのコンテンツの中でいちばん体力が要るんだよ。よっぽど体調と機嫌の良い時でもないと手を着けられない。

Posted by: Reine | Saturday, October 13, 2007 10:58

あとはこまごまと。
1) ドラッグストアのクララが値札を付け忘れてどやされたのは、Biometrixという薬ね。

2) ネネが着ているTシャツはSoulwaxの『Much Against Everyone's Advice』かと思ったんだけど、よく見たら違ってた。

3) 町なかの逃走劇のシーンで、ピンクリボンキャンペーンのポスターが大写しになったのは意図してのことだったのかね? この映画は健康で長生きしましょうがテーマだからね(←ほんとか)

……などと、途中でメモっておいたんだけどね:
この映画はですね、ひとまず終わったと見えたあとなかなか終わらないの。エンドクレジットでビールやカフェオレの銘柄、ネットのプロバイダー、ロロが使っているパソコンのブランドなどが紹介されていって、そこでやっぱり乳がん早期発見キャンペーンもあがってた。

そしておしまいにこのような文が出てくる。

Fumar es causa de cáncer y enfisema pulmonar (喫煙は癌と肺気腫を引き起こします)

Vivir es nocivo para la salud (生きることは健康を害します)


…なんて言われてもね、タバコを吸いたいのにタイミングが悪くてなかなか吸えない人たちの苛立ちを90分見せられているとですね、なんか無性に吸いたくなってくるのよ。最初の一口だけでいいから、今私も猛烈にタバコが吸いたい。一吸いでよいですから。

こうなってくると、健康を害するのは他でもないこの映画だね。

Posted by: Reine | Saturday, October 13, 2007 11:19

サントラがよくわかんなかったので、クレジットから書き写してみたよ。

Juan García Esquivel Esta tarde vi llover

César Costa Fiebre

Julio Preciado & Perla del Pacifico / Dos Hojas Sin Rumbo
Tu Ya Lo Conoces

José José / Pero te extraño

Cuarteto de Manuel Jiménez / nena

Emmanuel / Quiero dormir cansado
Toda La Vida

Beny Moré con la Orquesta de Rafael de Paz / Yiri yiri bon
To Beny More

Aterciopelados / Luz Azul
The Best of Aterciopelados: Ultimate Collection

Posted by: Reine | Saturday, October 13, 2007 11:25

>「トムソン、聞けよ。煙草で人が大勢死んでいるってあんたは言うけど、
 そんな統計が何だって言うんだ、人が一人死ぬ理由なんて煙草以外に五万とあるだろうが」
>「タバコって、人生で出会える数少ない幸せの一つよね」
私も愛煙家なので、ウンウンと同意してしまいますが、これって愛煙家のイイワケなんでしょうネ。(苦笑) 今のところ、ヤメル気が起きないのでタチが悪いのですがネ...。

因みに、スペインでは女性がタバコを男性にせがむ行為は、いわゆる”逆ナンパ”行為に当たるみたいです。ですから、”タバコ一本ちょうだい?”ってよってくる見知らぬ女性は、”あなたとお話したいワ”ってことのようです。

それでか!私が禁煙行動を起こさない原因は!!なんちゃって。(笑)

>腹を決めたときの女が放つ「¿Y?」は強烈だな。「イ?」って、たったの一音なのに。

ーーーあるスペイン語のクラスで女性教師が熱心に解説をしていた。
"....,Entendéis?"
しかし生徒の反応はニブい。
いらだった彼女の放った一言。
"Sí o Sí ?!"
生徒たちは苦笑いしながら、"...sí."と答えると、
彼女は鼻息荒く、"Vale!"と返した。
ーーーあるクラスでの一幕。

以来、生徒の間で、"Sí o Sí ?!"のフレーズは、天下の宝刀にたとえて、”正宗”と囁かれていた...。"Sí o Sí ?!"を名刀正宗の切れ味とするならば、「¿Y?」は”妖刀村正”ってところだろうか?!

なにやら、同じにおいがする...。(笑)

Posted by: カルロス | Sunday, October 14, 2007 03:09

カルロスさん
ネネは「人が死ぬ理由なんてタバコ以外に幾らでもあるじゃん」と言ってますが、この映画の中では人はやけにアッサリと死んでいました。タバコ以外のあるものによって。

スペインでもしかして私は知らぬ間に逆ナンをしてしまってはいなかったろうか? ソレはちょっと恥ずかしいなと焦り、ちょっと振り返ってしまいました。たぶん、大丈夫、してないな。

街角で飲んでる時なんかに通りかかった十代と思しき女の子が「タバコくんない?」と言って来ることがありましたが、そのたんびに私は「歳は?」と聞き返してました。「ウザいんですけど」などと悪態をつきながら立ち去る彼女たちの後姿を見送るのが楽しかった。

「Si o si?」は笑えますね。「返事はハイしかないだろうが」って。

Posted by: Reine | Monday, October 15, 2007 19:23

 10代ならまだしも、10歳に満たない男児にタバコをせびられたことがあります。
さすがに、アングリしてしまいましたヨ。
無論、”スペインではどうだか知らんが、日本では二十歳未満は法律で禁じられているので、
日本人である私には、君にあげることはできない!”とキッチリと説明してやったけどネ。(笑)

また、地下鉄車両内で5、6人の男児がシンナーをやっていて、チョッカイを出してきた際にも、
”ブルース・リーはコレで死に至った...。お前らも気をつけろヨ”と重苦しく、
遠い目をしてつぶやいてやったら、少し神妙な顔をしてましたネ。(笑)
はたしてブルース・リーがシンナー中毒死かは知りませんが...、ゴメン、ブルース。

そんなヤツらも、今では30歳近くになっているのであろう...、
生きていればネ。(ウワーッ、ブラック・ジョークだあー(笑))

P.S. タイプミス、訂正してくださったのですネ。
  ありがとうございます!お心使い感謝!!!(喜)


Posted by: カルロス | Tuesday, October 16, 2007 00:54

カルロスさん
電車の中でシンナー!
それは見たこと無かったです、幸い。
怖いですねぇ、さすがに、その光景は。

2003年よりも2005年にスペインに戻った時の方が喫煙への視線が厳しかったので、スペインも徐々にそうなっているのでしょうね。90年代後期ならまだまだブティックで洋服を見ながらタバコを指に挟んでいたりさえしていましたが。隔世の感ありというのかな。

P.S. タイプミスについては了解、了解ですよ。大切なオチの部分ということであれば、それ、大事ですから。

いつでも直しますのでおっしゃってください>ALL

Posted by: Reine | Saturday, October 20, 2007 23:51

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Nicotina / ナイン・シガレッツ [メキシコ映画]:

» Matando Cabos / カクタス・ジャック [Reino de Reine]
原題は『Matando Cabos』。「カボス、殺す」といったところ。カボスさんという人を殺す殺さないのお話なのですねと思うわけだが、ここでスペイン語学習者は、なんかどこかで聞いたことのあるフレーズだ... [Read More]

Tracked on Wednesday, December 19, 2007 21:25

« Futuro imperfecto con valor imperativo en Guatemala | Main | mujer infame / ヒドイ女 »