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Thursday, December 21, 2006

Feliz Navidad 2006

061211_010c_3

Desearía poder estar contigo estas Navidades, pero quiero que sepas que te llevo siempre conmigo.

¡Felices Fiestas!

おちごと先のF女史と一緒にカレッタ汐留に行きました。それで、Blue Oceanとかいう青いイルミネーションを撮ってきました。(この写真は実は私が撮ったんじゃなくてF女史撮影のものです。私のよりも気に入ったので使わせていただくことにしました。Fさま、いつもいつもありがとうございます)


このイルミネーションを撮りに行こうかと相談しはじめた時のF女史と私の会話:

F: カレッタだから遠くは無いね
私: カレッタって高い建物?

F: 高いかな。
私: 青いのも高いとこでやるんですかね?

F: んんん。青いの地べたでしょう。
私: 青いの地べたですか。
F: 地べただと思うけど。

私: ……‘青いの’とか‘地べた’とか……、あの人が聞いたら怒るよ、この会話。
F: あの人?
私: なんか、ほら、‘青いの’をプロデュースしてるとかいう。

F: ああ、そんな人がいるの?
私: なんか、男の人。
F: ;゚Д゚)  

私: 笛吹く。雅楽。ふゎぁぁぁんってやつ。ぴゃぁぁぁって。
F: ……東儀秀樹……?


Ca250283d_1それと、これは携帯用に作った別の。こっちは私の携帯で撮影。やっぱり、光の粒がつぶれちゃってるよね。

もともとは、昨年のペコちゃんポコちゃんとマン盆栽が思ってた以上にうまく行ったので、今年も引き続き……と考えたのでした。ペコポコストーリーの「ペコちゃんの海水浴」をクリスマスカードにしようと決め、カレッタの青いのを背景に撮影すればうまいこと行くんじゃないだろうかという考えでもって、わざわざ出かけて行ったのでした。ポケットに「ペコちゃんの海水浴フィギュア」を忍ばせて。

しかし、ペコちゃんのはうまく撮れなかったのでボツにしたというわけです。

※「なんでクリスマスなのに海?」ってのは……ただ単に、季節はずれな仕上がりにしたかったから、です。

この他の写真も後日UPしようと思っています
※というわけで加筆です(2006年12月30日)。

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buscapelis

どのようにスペイン映画の情報を得るのかというお題。私の場合、次の4つの方法。

1) 友人
2) amazon.co.jp
3) IMDb
4) Googleアラート

1) 友人
スペインの友人に自分の好みとこれまでに観た作品(の感想・好悪)を伝えて「なにか私に薦めてください」とお願いする。予想以上にたくさん挙げてもらえてとても参考になる。それがきっかけで気に入った作品はかなーり多い。

過去の参考記事
・2004.11.10 películas españolas 'recién' estrenadas / 最近のスペイン映画
・2006.02.04 pelis recomendadas / おすすめスペイン映画


4) Google
Alertas de Googleに「cine」などと登録しておけばお知らせが届くでしょう。(ところが、届いたメールを開封する手間がけっこうアレでね。開封せずに削除するのなんてしょっちゅうです。……ほぼ毎度です……)


2) amazon.co.jp
amazon.co.jpの「DVD 詳細サーチ」で「言語: スペイン語」「ジャンル: 外国映画」でサーチしてみると検索結果316件らしい(12/21現在)。

2-1) しかしそのように検索すると例えば「アメリカ映画(英語映画)でスペイン語音声も収録されている」という作品も検索されてしまう。そういうのは除きたい。そこで、googleでやってみた。これだったらたぶんスペイン(語)作品だけがひっかかるんじゃなかろうか。
↓↓↓
「"外国映画" "言語 スペイン語" "DVD発売日" site:amazon.co.jp」の検索結果

2-2) ついでなので、VHSについても同様に
「"外国映画" "言語 スペイン語" "VHS発売日" site:amazon.co.jp」の検索結果

それらを併せて眺め、自分の好きそうなものをリストアップしたのがこちら
↓↓↓↓
・2006.09.03 películas en español / amazonでスペイン映画

問題点1
googleだって、あまさず捕捉してくれるわけじゃないよね? 9月のリスト作成↑の時には見かけなかった作品が今は検索できてたりしてる。ような気がする。

問題点2
検索結果には駄作でもなんでも含まれてるから、鬱陶しくはある。


3) IMDb
IMDbの検索で「ん? 高評点だな」と目に留まったがために鑑賞するに至った作品は、例えば『Piedras 靴に恋して』、『El Verdugo』、『Inconscientes』などかな。

IMDbのPower Searchで細かく絞り込むことができる。(のですね、というのに今さっき気づいた) 


たとえば、いま私が下記の条件でサーチすると591作品が見つかる 
●languages:  Spanish
●Ratings:  7.5 - 8
●Ignoring TV movies, videos, TV series, TV episodes 

でも、これだと「Short(短編)」も含んじゃうんだ。それに短編ってのは評点が高めについてることが多くて、評点を高めに設定して検索した場合、やたらとヒットしちゃう。これをどうにかしたい。genreの指定のとこで「Short」や「War」「Documentary」をマイナス検索できれば私ごのみの結果が得られるはずなんだが。IMDb Proだったらそういうサーチも可能なのだろうか??? でも、私はプロじゃないから申し込まない。

んーーー。難しいな。なんとかなんないのかな。自力で探すしかないのかな。

私の好きそうな映画を探そうとするとこんな条件なんだよね。
●スペイン映画
●スペイン語
●コメディまたはヒューマン
●テレビシリーズものを除く

評点(Rating)は6.5から9.0くらいが現実的かなあと思った

※注 2007年3月24日 加筆: すげー苦労したのに↓↓↓、IMDbの仕様変更があったせいか、全てがパァになってしまった……そのうち体力のある時に直します……がっでむ。今の仕様じゃぁ、この当時↓みたいに‘製作国’で絞り込むということができないんじゃないだろか。あーもー、ホント、余計なことしてくれた加筆 終

※注 これらの検索はすべて無駄になりました
9.0の作品  ・8.9  ・8.8  ・8.7  ・8.6  ・8.5  ・8.4  ・8.3  ・8.2  ・8.1  ・8.0  ・7.9  ・7.8  ・7.7  ・7.6  ・7.5  ・7.4  ・7.3  ・7.2  ・7.1  ・7.0  ・6.9  ・6.8  ・6.7  ・6.6  ・6.5
※無駄になった部分、終わり

あとは、「genre: 」や「country: 」の指定をあれこれいじればよい、のでしょうな。

問題点
Googleが捕捉してた評点が古いデータだったりする。(たとえば『Mia Sarah』などは12/16までは「32票で9.3点」だったんだが、12/21現在は「50票で5.5点」と急落している) その辺を拾いきれないのだろうね。


………ゼェハァゼェハァ……orz………だ……誰かインターネッツの玄人の人、もっといいやり方を教えてください。なんかあるはずよね。こんなに苦労するの、変だよね。変だよね。この記事も4週間くらいかけてチマチマチマチマと書き足してきたんです。タイヘンなんです。こんなにタイヘンなのって変だよね。なんかもっと効率的な検索ってできるはずだよね?

評点に幅を持たせて、ジャンルと形態(テレビシリーズだの、テレビ用映画だの)のマイナス検索をしたいだけなんです。それ、誰か、あたし仕様の検索マシーンを作ってください。お願いします。


と、書き終えたところで、この記事のタイトルを考え始めた。「Buscar(探す)+Películas(映画)」で「buscapelis」くらいの語にしておきましょうかね、と。

一応「buscapelis」でググってみたら、これがまた、在るのな、そういう名のプログラムが。Buscapelis v0.9.2aだって。映画タイトルを入力するだけで、CulturaliaNetっていう映画情報サイトからデータを収集してくれるソフト、らしい。まぁ、自力でやっててもたいして困らないので私は導入する予定はありませんが。

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Tuesday, December 19, 2006

Premios Goya 2007: candidatos / 第21回ゴヤ賞ノミネート

2007年ゴヤ賞(=スペインのアカデミー賞といわれている映画賞)のノミネート一覧が出たようです。(数字は、わたし用メモ)(やっつけの記事ですみません)

(元記事:http://www.20minutos.es/noticia/183334/0/nominados/premios/goya/


crown 栄誉賞(Goya de Honor) Tadeo Villalba - IMDb


clip 作品賞(Mejor película)
premios goya 2007
Volver

2008年2月16日 観ました

premios goya 2007
Alatriste

2008年10月27日 観ました

premios goya 2007
Salvador

Salvador (Puig Antich) @IMDb 7.4

Salvador (Puig Antich) 公式

premios goya 2007
El laberinto del fauno

2008年11月9日 観ました


clip 監督賞(Mejor dirección)
Agustín Díaz-Yanes 『Alatriste』
Guillermo del Toro 『El laberinto del fauno』
Manuel Huerga 『Salvador』
Pedro Almodóvar 『Volver』


clip 主演男優賞(Mejor actor)
Daniel Brühl 『Salvador』
Sergi López 『El laberinto del fauno』
Viggo Mortensen 『Alatriste』

premios goya 2007
Juan Diego 『Vete de mí』

Vete de mí @IMDb 5.5
PELÍCULA: VETE DE MI - ESTRENO 29 SEPTIEMBRE 2006


clip 主演女優賞(Mejor actriz)
Maribel Verdú 『El laberinto del fauno』
Penélope Cruz 『Volver』

premios goya 2007
Marta Etura 『Azuloscurocasinegro』

2007年9月23日 観ました

premios goya 2007
Silvia Abascal 『La dama boba』

La dama boba @IMDb 5.3


clip 助演男優賞(Mejor actor de reparto)
Antonio de la Torre 『Azuloscurocasinegro』
Juan Echanove 『Alatriste』
Juan Diego Botto 『Vete de mí』
Leonardo Sbaraglia 『Salvador』


clip 助演女優賞(Mejor actriz de reparto)
Ariadna Gil 『Alatriste』
Blanca Portillo 『Volver』
Carmen Maura 『Volver』
Lola Dueñas 『Volver』 ←おいおい一作から3人もかよ


clip 新人監督賞(Mejor dirección novel)
Daniel Sánchez Arévalo 『Azuloscurocasinegro』

premios goya 2007
Carlos Iglesias 『Un franco, 14 pesetas』

Un franco, 14 pesetas @IMDb 7.1

premios goya 2007
Javier Rebollo 『Lo que sé de Lola』

Lo que sé de Lola @IMDb 5.7

premios goya 2007
Jorge Sánchez Cabezudo 『La noche de los girasoles』

La noche de los girasoles @IMDb 6.8

clip 新人男優賞(Mejor actor revelación)
Quim Gutiérrez 『Azuloscurocasinegro』
Walter Vidarte 『La noche de los girasoles』

premios goya 2007
Alberto Amarilla 『El camino de los ingleses』

El camino de los ingleses @IMDb 5.2

premios goya 2007
Javier Cifrián 『El próximo Oriente』

El próximo Oriente @IMDb 4.9

clip 新人女優賞(Mejor actriz revelación)
Ivana Baquero 『El laberinto del fauno』

premios goya 2007
Ariana Ugarte 『Cabeza de perro』

Cabeza de perro @IMDb 6.5

premios goya 2007
Bebe 『La educación de las hadas』

La educación de las hadas @IMDb 5.7

(Bebeは歌手だよね? 『Pafuera telarañas』ってのを聴いたことがあるけど悪くないよ ← って何その上から目線)

premios goya 2007
Verónica Echegui 『Yo soy la Juani』

Yo soy la Juani @IMDb 4.5

clip 脚本賞(Mejor guión original)
Daniel Sánchez Arévalo 『Azuloscurocasinegro』
Guillermo del Toro 『El laberinto del fauno』
Jorge Sánchez Cabezudo 『La noche de los girasoles』
Pedro Almodóvar 『Volver』


clip 脚色賞(Mejor guión adaptado)
Agustín Díaz-Yanes 『Alatriste』
Antonio Banderas 『El camino de los ingleses』
José Luis Cuerda 『La educación de las hadas』
Lluís Ascarazo 『Salvador』


clip ドキュメンタリー賞(Mejor película documental)
premios goya 2007
『Cineastas en acción』

Cineastes en acció @IMDb 7.6

premios goya 2007
『Hecuba, un sueño de pasión』

Hécuba, un sueño de pasión @IMDb

premios goya 2007
『Más allá del espejo』

Más allá del espejo @IMDb

premios goya 2007
『La silla de Fernando』

La silla de Fernando @IMDb


clip スペイン語外国映画賞 Mejor película extranjera de habla hispana
premios goya 2007
『American visa』 Bolivia

American Visa @IMDb 5.6

premios goya 2007
『En la cama』 Chile

2008年6月18日 観ました

premios goya 2007
『Las manos』 Argentina

Las manos @IMDb 5.8

premios goya 2007
『Soñar no cuesta nada』 Colombia

Soñar no cuesta nada @IMDb 7.1


clip アニメーション賞(Mejor película de animación)
『De profundis』 (De profundis @IMDb
『Pérez, el ratoncito de tus sueños』 (Pérez, el ratoncito de tus sueños @IMDb 4.6)
『El cubo mágico』
『Teo, cazador intergaláctico』 (Teo, cazador intergaláctico @IMDb


clip ヨーロッパ映画賞

『Copying Beethoven』

Copying Beethoven (2006) - IMDb


『El viento que agita la cebada』

IMDb - The Wind That Shakes the Barley (2006)


『The queen』

The Queen (2006) - IMDb


『Scoop』

Scoop (2006) - IMDb

clip セグンド・デ・チョモン
Santiago Gordo


その他の賞についてはhttp://www.20minutos.es/noticia/183334/0/nominados/premios/goya/の記事などをどうぞ

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Saturday, December 16, 2006

La Celestina / 情熱の処女 スペインの宝石 [スペイン映画]

celestinaなんだかんだ言ってフアン・ディエゴ・ボットの顔が大好きな私である。彼の作品はわずか二作(※『Martin (Hache)』、『Historias del Kronen』)しか観てこなかったのだが、ちょうど友人Abetchyが『La Celestina 情熱の処女~スペインの宝石』を貸してくれたので観ることにした。

………日本語吹き替えで

ごめん、ホントごめん ――と、誰にともなく謝っているのだが――、いや、だってさ、あんまり、こう………やる気が起きなかったんだよね。

これって、さちさんもおっしゃるとおりコスプレものだしさ、DVDを貸してくれたAbetchyも「筋を覚えてない」と言ってたし、IMDbでも5.1だし。(※IMDbにおける高すぎる評点は疑ってかかる私ですが、5点台6点台ってのはわりとリアルな評価だと常々感じてる)

どうもスペイン語で見る気が湧かなくてねぇ。この程度の作品(失敬)に根を詰めたくはなかった。だからついつい日本語吹き替えで。こういう手抜きはこれっきりにしますよ。


あらすじ全文
三省堂 スペインハンドブックの『文学・演劇』の章、『ラ・セレスティーナ』の解説より):
15世紀のまさに最後の年に,近代文学の幕開けとなる大変な傑作が発表された.一般に『ラ・セレスティーナ』(1499)という名で知られている,戯曲形式で書かれた小説というぺき『カリストとメリーベアの悲喜劇』である.その成立に関しては謎に包まれた部分が多いが,現在では全21幕のうち,第1幕以外はすべて,ユダヤ入の改宗者フェルナンド・デ・ローハス(1465頃~1541)の手になるものであることがほぼ確実視されている.

若い貴族であるカリストが,逃げた鷹を追ってメリーベアの家の裏庭へ入り込む.カリストはメリーベアの美しさの虜となるが,彼女は彼を拒む.そこでカリストは召使サンプロニオの助言に従って,とりもち婆のセレスティーナに頼る.セレスティーナは手練手管を弄してメリーベアを手なづけ,2人の仲をとりもつ.セレスティーナはその報酬として金の鎖を受け取るが,これを見たカリストの召使いたちは強欲にとりつかれ,老婆を殺す.2人の召使は司直に捕らえられて死刑に処される.

一方カリストは,メリーベアとの逢瀬を楽しんでいる時に街路でする物音を確かめようと外に出て,梯子から足を踏みはずして転落死する.悲嘆にくれたメリーベアは,父親プレベリオに恋の顛末を打ち明けた後,塔の上から身を投げて死ぬ.end


(※『文学・演劇』担当は牛島信明先生
(※それから一応つけたしときますと、シェークスピアは1564~1616で、『ロミオとジュリエット』の発表は1595年頃ですからね。『ラ・セレスティーナ』の方が1世紀早い)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


celestina それで観始めたんだけど。
ニヤニヤニヤニヤが止まらなかった。まだお会いしたこともない映画ブログ友達の皆さんの顔が‘思い浮かび’、「これ、みんな観たんだなぁ」「どんな顔して観たんだろうなぁ」と想像すると微苦笑が抑えられなかった。

ど、どうだったよ?>みなさん


Canal +(カナル・プルス)だったかと思うんだけど、たしか週末の夜中あたりには有料でポルノを流してた。友人宅で観る機会があったんだが、その夜はコスプレものだったんだ。『アマデウス』みたいなかっこうの男女が好き勝手にSEXしてた。脈絡もなく。SEX→小芝居→SEX→体位変えてSEX→小芝居→人が増えてSEX→小芝居……∞ 

くっだらなくってねぇ。ポルノ俳優業ってのはどこの国でもご苦労だなと思った。

『La Celestina 情熱の処女~スペインの宝石~(邦題がアホらしくてしかも長ぇよ)』も、まぁ、そんなものよ。コスプレと怪しげな言葉遣い。「わらわ」とか言っちゃいそうな。さすがに裁判官みたいなヅラをつけていたりはしないけど。で、やにわにSEX。

「ポルノ映画」と名乗っていない(=一応真剣に映画として製作している)分、こっちの方がたちが悪いというか。無駄にお金のかかったお姫様ごっこというか。


何が良くないって、登場人物の喜怒哀楽の描き方が(゜Д゜) ハア??なんだよな。喜怒哀楽の、ベクトルの向きは理解できなくもないんだけど、大きさが理解できない。いちいち振り幅がデカすぎ。原作を国家的古典として知っているスペイン人は理解ができるのかもしれないけども、映画作品として鑑賞する者にはめまぐるしすぎてついていけない。ついていきたくない

古典を知らない者は行間を読み続けなければ置いていかれる、というワガママなストーリー運びは映画としてはズルいでしょ。


あとはさ、元々が戯曲形式だからか、なんでもかんでも喋るんだよ。ことばで説明されすぎ。「恋に落ちました」「恋に身を焦がしています」「SEXします」「濡れてます」「挿れます」「殺します」「死にます」「目の前で死なれます」「目の前で死なれました」ってのを、全部ことばで発表するんだもん。馬鹿馬鹿しくて。スポーツ中継か

まぁ、そんなだから日本語吹き替えで観る、というか聞く・聞き流すのに適していたんだが。(※「濡れてます」「挿れます」はさすがにネタだが、近いことは言っていた)


出演陣はわりとメジャーどころを揃えてる。一度はどこかで観た人々。みんな若い頃の作品だから、たぶん黒歴史

じゃぁなんでこんなの(失敬)がわざわざ日本で売られてるかって言ったら、ペネロペが出てるから。でしょ。allcinemaの紹介ページでわかるとおり、1996年作品を6~7年も経ってから公開するなんてのは、結局はそういうことだろ。

その実、ペネロペは乳首も出しちゃいないのにな(いないよね?)。JAROって何じゃろ。

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Sunday, December 10, 2006

Habana Blues [スペイン映画]

habana bluesルイとティトはバンド仲間であり親友。ミュージシャンとしてかつかつ生きる若者がビッグになりたいと願うのは至極当然のこと。しかし、芽が出るまでに辛苦を嘗めるというのもまた、売れないミュージシャンの常である。ルイとティトにも厳しい現実がのしかかっている。

自分一人の問題ではない。家族 ――ルイの場合は妻と二人の子である――も、ルイの夢の巻き添えである。「糟糠の妻」などというものは、富と名声を手に入れた者が過去を振り返って語るときにはそれはそれは美談だろうが、出口も見えない貧乏のどん底を這うように生きなければならない女にとっては、何の意味もない‘称号’である。

ルイの妻カリダは疲れ切っている。ルイの稼ぎが当てにならないのだから、手仕事で家計を支えるほかない。勉学も諦めた。アメリカへ亡命した老母がしゃかりきに働いて送ってくれる金と物品が家族の命をどうにかこうにか繋いでくれているようなものだ。「私ばかりが割を食う……」。もう子どもを連れて母のところへ身を寄せるべき時なのか。

しかし、今まさにルイとティトはビッグチャンスを掴もうとしていた。スペインから音楽プロデューサーがやってきて若いキューバ人ミュージシャンをスカウトしている。この機会を逃すまい。スペインでデビューだ、度肝を抜いてやるよ、オーバーナイトサクセスといこうじゃないか。逸る気持ちを抑えられない様子のティトとは対照的に、ルイは女プロデューサーを冷静に観察していた。彼女の気を惹くのも手だ。寝るのも厭わない。

マドリードに渡れば新しい道が拓けるとルイは信じている。あとは契約書にサインをするだけなのだ。しかし既に妻カリダは海を越える覚悟を決めてしまったようだ。サメが口を開けて待っている海なんかに俺の子どもを連れて行かせなどしない、マドリードで成功して必ずや送金をするからキューバを出るなとルイが言ってみたところで、長い間裏切られ続けてきた妻はもう耳を貸してはくれなかった。

「私の後押しをするか黙るか、どっちかよ……そうね、あたしのこと通報するってのもアリだわね」と、カリダは席を立った。


さていよいよルイ達が契約を結ぶ時が来たが、予想もしていなかった条件が付されていたのである。

Vivir es elegir. (生きることすなわち選ぶこと)」。ルイもティトもカリダも……みなが選択を迫られている。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


私はキューバのことがよくわかっていない。とは『苺とチョコレート』の時にも書いた。キューバの亡命のことがもうちょっとでもわかってれば、この作品で感じることが何割か増しになるだろう。

外務省海外安全ホームページ キューバ篇
hairsalon なお、キューバから米国への非合法亡命者数が、米国沿岸警備隊の公表によると、2005年では前年の2倍近い2700人に上っています。


エリアン少年事件というのも、そういえばあったよね。米政府とキューバ政府との間で政治的綱引きになっていたよね。エリアンちゃん事件 中南米新聞


・たしか『CSIマイアミ』でも亡命ストーリーがあったな。『漂流 新月の闇(Wet Foot/Dry Foot)』っていう回だろうか。ほっさんが、もとい、ホレイショ警部補が、荒波に飲まれながら必死で陸をめざすキューバ人亡命者の群れをじっと見つめるシーンがあったように思う。


・ちなみに『wet-foot, dry-foot』という措置についてはJETROのPDFファイルに説明があった。 ⇒ 『米国の移民』(2003年3月 日本貿易振興会 海外調査部)の86ページ脚注。
hairsalon キューバ人の場合、岸に着く前に沿岸警備隊につかまれば本国送還となり、岸までたどりつけば政治亡命者として移民することが認められている。これはwet-foot, dry-foot措置と皮肉られているが……略…


・ところで亡命に失敗したらどうなるのですか? ⇒「懲役30年」という書き込みを某掲示板で見かけたが本当でしょうか???

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