800 balas / マカロニ・ウェスタン 800発の銃弾 [スペイン映画]
これ、面白いぞ。もっと大々的に面白がられていいと思うんだ。
まず、「スパゲッティ/マカロニ/パエージャ/チョリソー・ウェスタン」という西部劇の一ジャンルについてちょっと調べてみる。
・spaghetti western@Urban Dictionary:
> Filmed in Almeria Spain.
・spaghetti western@Wikipedia:
> Sometimes the names chorizo/paella Western are used for similar films financed by Spanish capital, although Leone's earlier films were actually shot in Andalucia.
> Many of the films were shot in the Spanish desert region of Almería,
・western@wikipediaスペイン
・spaghetti western@wikipediaスペイン
・マカロニ・ウェスタンは淀川さんの造語らしい。ここ読むと歴史がわかってとても面白い。
それで鑑賞準備完了。
あらすじ
カルロス・トラルバ、私立小学校に通う悪童。
母ラウラと祖母とマドリードに暮らす。母はデベロッパーに勤務する遣り手のキャリア・ウーマンで、次なるテーマパーク開発用地を押さえるために外国資本としのぎを削っている。
カルロス少年は父については事故で亡くなったとだけ聞いている。誰もそれ以上のことを語ってはくれなかった。しかし遂に祖母が口を滑らした。父はスタントマンだったらしい。そして祖父は……まだ生きているというのだ。祖父フリアンがいるという南スペインのウェスタン村へ、カルロスはタクシーで急行する。お金………? 母のクレジットカードがあるじゃないか。
イタリア産やスペイン産のウェスタンが隆盛を極めた時代にスタントマンとして‘活躍’していたフリアンは、ブームがとうの昔に去りジャンルごとさびれてしまった今は、ウェスタン村で外国人観光客相手に西部劇ショーを演じる日々である。
閑古鳥の鳴くこの村は老いたフリアンの砦であった。プロフェッショナリズムを追求してきたこの男は、この城を踏み躙ろうとする者を決して赦すまい。
死に花を 咲かせてみしょう ウエスタン
(↑ 急ごしらえにつき意味不明です、すみません)
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冒頭で述べたとおり、これは面白いぞ。説明が粗いクダリもあったとは思うが、楽しんだ。120分という長さが、私は珍しく気にならなかった。アレックス・デ・ラ・イグレシア作品については、『La Comunidad サーティーン』の時に、好き嫌いのギリギリラインであると書いたけど、この『800発~』を観てわかったよ、私はどうやら彼の作品が好きなのであると。今回はレンタルしましたけど、買っておいてもよかったなあ(スペイン版を)。
『800発の銃弾』は、オマージュと愛で溢れています。西部劇へのオマージュというに留まらず、映画そのものへ向けられた敬愛です。たぶん。いろいろなものをなぞっている。映画に詳しい人は多くのシーンでニヤリとできるのでは?
私が観ながらずっとダブらせていたのは、『El Vaje a Ninguna Parte』だった。あの作品を覆っていた(と私が感じた)「温かさの仮面をかぶった寂しさ」と同種の哀調を、『800発~』は帯びていましたよ。
と、私は観ましたよ。自分の過去から踏み出せずに生きた男の哀と愛とIです。「俺」だよ、「俺」。「俺」を貫いた先の悲喜を知れと言う男の背中です。
涙は出ないけど、泣けたね。にくいね。
(コメント欄に続きを)
・これがたぶん一応スペイン公式となるのではないか。(Alex de la Iglesia監督のサイト内)
・800 balas @IMDb
(英題: 800 Bullets)
・マカロニ・ウエスタン800発の銃弾@映画生活
・マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾@ぽすれん
・マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾@象のロケット
・マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾@シネマトゥデイ
・マカロニ~@シネマカフェ
・マカロニ~@goo映画
・サントラこれ??? 800 Balas
・DVD マカロニ・ウェスタン 800発の銃弾
監督: Alex de la Iglesia アレックス・デ・・ラ・イグレシア
脚本: Jorge Guerricaechevarría ホルヘ・ゲリアエチェバリア Alex de la Iglesia
音楽: Roque Baños ロッケ・バーニョス
撮影: Flavio Martínez Labiano フラビオ・マルティネス・ラビアーノ
出演:
Sancho Gracia サンチョ・グラシア (Julián Torralba フリアン・トラルバ)
Ángel de Andrés López アンヘル・デ・アンドレス・ロペス (Cheyenne チェジェネ)
Carmen Maura カルメン・マウラ (Laura ラウラ)
Eusebio Poncela エウセビオ・ポンセラ (Scott スコット)
Luis Castro ルイス・カストロ (Carlos Torralba カルロス・トラルバ)
Terele Pávez テレレ・パベス (Rocío ロシオ)
Yoima Valdés ヨイマ・バルデス (Sandra サンドラ)
Álex de la Iglesia アレックス・デ・ラ・イグレシア (やじうま1)
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Comments
quijotismo:
1. m. Exageración en los sentimientos caballerosos.
2. m. Engreimiento, orgullo.
ドン・キホーテ的精神; 過剰な正義感; 気取り,もったいぶり; 向こう見ずな気持ち。
これ、quijotismoのお話でもあると思うんだけど、日本でリメイクしようと思えばできるんじゃないか。日光江戸村における忍者とか、東映太秦映画村の新撰組ショーとか、そういう人々に置き換えればけっこういいリメイクが撮れるのでは?
藤岡弘あたりにフリアンのような役をやっていただきたい。私は見るぜ、その2時間もの。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 20:25
さて、ロケ地ですが。
Texas-Hollywoodという、太秦みたいな撮影村(というか娯楽施設)がアルメリアにあるようだ。⇒Texas-Hollywood(音量注意)
http://www.property-net-almeria.com/zones/almeria.htmlには:
The desert areas have helped to form a thriving film industry here, and towns in the style of the old American West have been built. Mini Hollywood lies in a particularly gully riven landscape and is where “the Good The Bad And The Ugly” and other spaghetti and paella westerns were made in the 60’s. Further along the road is Texas Hollywood where a couple of less commercialised film sets in a more spectacular setting together with Indian village plus wigwams, a Mexican town and a US cavalry frontier fort can be found.
つまり、昔ホントにこの地域で西部劇映画が、濫造というと聞こえが悪いけども大量に撮られたのでしょ? そしてこの作品自体もこの辺りで撮影したんでしょ?
だからね、そこが面白いんだよな。
何と説明すればよいかな。
現代の彼らが素でやらかしていることが、そのまま西部劇なんだよ。本人たちが意図していようがいまいが、彼らの言動の一つ一つが、自分たちがどっぷりと浸かってきた西部劇の中の野郎どもの振る舞いを再現しているのね。
……って文字で説明してもなぁ。観たら私の言いたいことがわかるから、観てみてください。
※Tabernasという町のそばの砂漠の中らしいので、なんとなくこれが撮影村なんじゃないかという気がするんだが……。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 20:42
フリアンの載っている映画ポスターには、『Dos Rifles y Una Tumba 2丁のライフルと墓』とある。(Val Petrof監督と書いてあった。架空の人物っぽいけどよくわからぬ)
Bo Derekが出演していた作品、という設定のようである。
(しかしそのポスターをよく見ると「BO DERECK」と書いてあったよ)
他にもフリアンは、クリント・イーストウッドや『パットン大戦車軍団』のジョージ・C・スコットのスタントをこなしたのを誇りに思っている。
「50本の映画に出て、そのうち7つは台詞まであった。英語の台詞さえこなしたんだぞ、『オフコース!』ってな」
(ちなみにRaquel Welchとヤったとかヤらなかったとかいうのも自慢の一つである)
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 20:55
そこまでスタントマンに誇りを持つフリアンが何故その道を外れ、西部劇ショーマンに身をやつしているのか。本人も認めたくない真相があるのかもしれない。
ウェスタン映画も斜陽産業となったし、今のこの西部劇村も閑寂としている。演ずる者の頭数の方が観客より多いくらいだ。「日本人観光客ももうバスで来たりしなくなったな」
※過去にも、そんなツアーがあったなんて話は私は聞いたことが無いんだが、あったのですか? 日本のツアーはアルメリア地方は切り捨ててきていると私は思って来たのだが?
※ちなみに「バス一台分の日本人が来たよ」と言うシーンがあるけど、日本人の容貌じゃない。あれは日本人ではない。と思った。
こういうの、できる限りやめてほしいんだが>アレックス
「今は誰も彼もセビージャの海賊を見に行っちゃうからな」と言っているのは、Sevillaのテーマパーク、Isla Mágica((直訳: 魔法のアイランド)のことだろうか。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 21:06
ラウラが辣腕をふるっているリゾート開発会社のシーンで、窓の外にTorres Kioが見える。
私はマドリードのことを知らないので何とも言えないのですが、このビルは「勝ち組」というイメージを呈する記号のような存在だったりしますか? ぎろっぽんヒルズのような。
たぶんそういうことだと思ったんだが。「わーー、都会でバリバリに働いてるー」と。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 21:12
アルメリア地方への移民流入とその労働問題をも、実はサラリとカラッと描写しちゃってる。
www.elpais.es/articulo/andalucia/ultimos/disparos/elpepiautand/20020122elpand_44/Tes:
No por casualidad, el guión hace una parada en uno de los miles de invernaderos (温室) del Poniente almeriense (アルメリア西部) que practican la agricultura intensiva (集約農業) bajo plástico a los que el personaje de Julián acude en busca de extras para su show en el poblado del oeste (ウェスタン村). Una avalancha de inmigrantes le sigue, sin pensarlo dos veces, corriendo tras su caballo y abandonando las plantaciones como si del propio infierno se tratara.
アルメリア地方のビニールハウス農業をGoogle Mapで探してみた。たぶんこの辺りだ。(El Ejido エル・エヒード近辺) 「ビニールの海」とか呼ばれてるらしい。その白い四角いの、ぜんぶビニールハウスだわ。凄い景色だ。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 21:16
笑っちゃったのは、荒くれ男が女に宛てた電報を電信会社の受付嬢に電話で申し込むシーン。(ちょと長いがメモする)
男: 「くたばっちまえ。汚らしい売女。てめえはひでえ淫乱女だ。二度と俺の前に面ぁ見せるな」
嬢: 「臭い売女」でしたっけ?
男: 「臭い」じゃありません、「汚らしい」です。「汚らしい売女」です。
嬢: 「汚らしい売女」ですね。
男: はい。
嬢: それから?
男: いえ、もうけっこうです。
嬢: あと3語でしたら料金変わらずに付け足せますがどうされますか?
男: 料金変わらないんですか。
嬢: 変わりません。
男: そしたら、えっと、「売女」
嬢: 「売女」
男: 「売女」
嬢: 「売女」。もう一語ですが?
男: 「売女」。
嬢: 「売女」。かしこまりました。ご利用ありがとうございました。
__________
Vete a la mierda, zorra asquerosa. Eres un putón verbenero. No te pienso ver nunca más.
¿Zorra apestosa?
"Apestosa", no. "Asquerosa". "Zorra asquerosa".
"Zorra asquerosa".
Eso es.
¿Algo más?
No. No quiero poner nada más. Con eso vale.
Le informo que tiene tres palabras más por el mismo precio.
Ah, que cuesta lo mismo.
Eso es.
Bien. Ponga, "Puta",
"puta".
"puta".
"puta". ¿Una más?
"Puta".
"Puta". Correcto. Gracias por confiar en Telefonica.
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 21:36
1) 「Quedamos la semana que viene .... Oh, no, la semana que viene, no, la otra. 来週会いましょうよ……あぁ違う、来週じゃなくて再来週!」
スペイン語で「再来週」と言う時、ハッキリとさせたい時、「来週じゃない、その次」というメンドクサイこの言い方をすると、ちょっと乙(おつ)なもんだよ。
2) Como vuelvas a coger algo sin pedir permiso, te quedas sin vacaciones. 今度また断りもなしに私のものを触ったら、休暇にどこにも行かせやしないからね!
como + 接続法: En frases condicionales y seguida de subjuntivo, tiene como apódosis una amenaza. 相手を脅かす/ビビらせておく構文。お母さんが子供に何かを言い聞かせておく時なんかによく聞く。「~したら/~しないのなら、こうこうこうなるからそのつもりでいなさいよ」と。
例) Como no te enmiendes, dejaremos de ser amigos. 君が改めないのなら絶交するぞ。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 21:53
3) カルロス少年が祖母との会話から祖父がまだ生きていることを知り得るシーンについて。「西部劇はアメリカで撮影したわけじゃないんだよ、アルメリアで撮ったのさ」と祖母が言う。
日本語字幕
祖母: おじいちゃんが行った外国はポルトガルだけ。
カルロス: 生きてるの?
日本語音声
祖母: あんたのおじいちゃんにしたって、行ったことのある外国はポルトガルぐらいさ。
カルロス: まだ生きてるの?
これね。カルロス少年がここで「おじいちゃんは生きてるの?」と質問するのは、まぁ、気にならないといえば気になりませんが、よく考えるとタイミングは変だと思わないですか? これではまるで初めておじいちゃんの消息を尋ねるが如き文脈に見えませんか。
おじちゃんの生死なんて、これまでにだって何度か質問してたはずでしょ。今の今までカルロス少年がおじいちゃんの生死に無関心だったとは思えない。カルロス少年はこれまでにもおそらくおじいちゃんのことを祖母か母に訊いたと思うんだ。そして父と同様亡くなったなどと説明されていただけだと。
では、なぜここでいきなり「まだ生きてるの?」と驚いたように質問しているのか。スペイン語を聞くとこの会話の流れは自然なんだ。
スペイン語音声
祖母: Tu abuelo nunca pasó de Portugal. Estará en un chiringuito de esos, llenos de moscas. おじいちゃんはポルトガルより向こうなんて行ったことがないよ。今頃はハエがわんわんいるような飲み屋にいるだろうよ
カルロス: ¿El abuelo sigue vivo?
おじいちゃんってまだ生きてるのっ?
「estará」の一語でカルロスは祖父の存命を知るに至ったのだと私は思う。
(※pdfファイル)上田先生の「未来形」のページには、「未来や現在の事についての推量」とあるでしょ。
「Qué hora es? いま何時?」と訊かれて「Serán las tres.」と答えるのは、「3時になるつもりだ/なるであろう」ではなくて「3時くらいじゃん?」と推量してるんでしょう。
『Curso de Perfeccionamiento』では未来形の項にこういう説明がある:
las ideas de aproximación, suposición, probabilidad, incertidumbre, respecto al presente
(※本件は字幕にケチをつけているわけじゃないです。あの間合いではあれだけの字数が限界でしょうから、あの字幕/日本語音声はあれでいいと思っています)
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 22:19
・especialista: [Cinem.] Persona que realiza escenas peligrosas o que requieren cierta destreza. Suele sustituir como doble a los actores principales. スタントマン
・ser alguien cero / un cero a la izquierda:
1. frs. coloqs. Ser inútil, o no valer para nada.
2. frs. coloqs. No ser valorado o tenido en cuenta por los de su entorno.
・救急車を呼べよという仲間に向かって、「No empecemos con numeritos.」
número: m. coloq. Acción extravagante o inconveniente con que se llama mucho la atención.
・ser alguien un pedazo de pan:
fr. coloq. Ser de condición afable y bondadosa.
・romper la baraja:
fr. Cancelar un trato o un pacto, o romper unas negociaciones.
・ser uña y carne [dos o más personas}:
fr. coloq. Haber estrecha amistad entre ellas.
・guateque: m. Fiesta casera, generalmente de gente joven, en que se merienda y se baila.
・cheyene: adj. Se dice del indio de una tribu que vivía al sur del lago Superior, en los Estados Unidos de América
・ショーの佳境でドイツ人観光客の赤ちゃんが泣き出して中断。またデカい声でショーの説明とかするもんだから、もう、ハウっちゃってハウっちゃって。赤ちゃんはいっそう泣き出すし。『Cinco Lobitos (5匹のオオカミちゃん)』の歌で赤ん坊をあやす猛者的ルックスの役者たちが可笑しい。
Cinco Lobitos (5匹のオオカミちゃん)の歌が聴けるサイト
・カデイス出身のアンダルシア訛りの男が自分はバスク出身だと言い張るので諭すシーン
¿Tú no te oyes a ti mismo cuando hablas? Pues, tienes acento andaluz. Tú has nacido en Cádiz, tu padre es de Chipiona, tu madre, de Barbate. A ti te gustan el pescaito frito y las chirigotas. Y a los quince años, querías ser torero, joder.
chirigota: f. Conjunto que en carnaval canta canciones humorística.
www.youtube.com/watch?v=0q7zVSfRKpA(Chirigota del carnaval de Cádiz)
・OKUPAとスプレーで殴り書きしてある建物が見えるけど、それはスペインの町を歩いているとチラホラ見かける‘団体’の名称。‘団体’というか、‘ムーブメント’とでもいうか。私もあんまりよくわかってない。
忘れられたような空き家に勝手に住み着いちゃうという行為およびそうする人々のこと。かな。
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 22:37
あ、そうだ。メモっとこ。
アレックス・デ・ラ・イグレシア作品が好きになれない場合もあるというのは、『Perdita Durango』の時に嫌だと思った記憶が濃厚だからです。
あれは好きじゃない。映画館を出た瞬間に、誘ってくれた男友達に「どうしてこんなの誘ったの」とずいぶん失礼な言葉をぶつけてしまったほどだ。
・ビデオ Dance With the Devil (1997) (Unrated)
・DVD Dance with the Devil
Posted by: Reine | Saturday, September 30, 2006 22:50
「マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾」にコメントを頂き、ありがとうございます。さっそくReineさんのBlogを訪問させて頂いて、ビックリしました。スペイン映画がメインのBlogなんですね。
哀生龍はスペイン語が(と言うか、英語も含め語学全般が)全く出来ないというのに、好きな俳優さんの出演作を追いかけています。「TESIS」で大ファンになった監督のAlejandro AmenábarとFele Martínez、Feleと出会うきっかけとなったEduardo Noriega、そしてJordi Mollàが特にお気に入りです。
これからもReineさんのBlogでスペイン語とスペイン映画に関する知識に触れて、少しでも見た作品に近付きたいと思います!
と言うわけで、行き成りで失礼かとは存じますが、Blogにリンクさせて頂きました。(現在、再構築中) 今後とも、どうぞヨロシクお願い致します。
Posted by: 哀生龍 | Sunday, October 01, 2006 09:51
哀生龍さん、コメントをありがとうございます。
哀生龍さんのブログはたいていの映画で検索結果上位に来ているので、これまでにも何度か通りかかったことがあるのですよ。光栄です。私のブログでもサイドバーのcinéfilos(映画ファン)のリストに載せちゃいました。これからもよろしくお願いします。
しかし、そうなのです、私のブログはスペイン映画/スペイン語映画だけです。ニッチなとこを細かく細くやっています。私は映画ファンというよりはスペイン語オタクなのです。
哀生龍さんが関心がおありだろうと思われるのは、だいたいこの辺の作品でしょうか:
『Tesis』
『パズル』
『オープン・ユア・アイズ』
『マルティナは海』
『海を飛ぶ夢』
『バッド・エデュケーション』
『デビルズ・バックボーン』
中にはあまり好いことを書いていないものもありました……。なんだかすみません。ちなみに、私はオンナがウットリしている作品は基本的に嫌いみたいです。
Posted by: Reine | Sunday, October 01, 2006 10:29
>哀生龍さんのブログはたいていの映画で検索結果上位に来ているので
今までにもReineさんに店先を覗いて頂いていたんですね。海外版など、妄想半分のあらすじを書いているので、お恥ずかしい限りです。また、検索の上位に出てくると言うことは、それだけ見ている人(取り上げる人)が少ない、マイナーな作品を見ていること言う事ですね(苦笑)
>哀生龍さんが関心がおありだろうと思われるのは、だいたいこの辺の作品でしょうか
はい! みんな見ています。
フェレは「TESIS」「ANA+OTTO」「殺しのセレナーデ」、ノリエガは「Plata Quemada(BURNT MONEY)」「CHA CHA CHÁ」「el INVIERNO de las ANJANAS」、モリャは「パズル」「マルティナは海」「Segunda piel(Second Skin)」なんかが特に好きです。
哀生龍も“オンナがウットリしている作品”は、あまり得意じゃないですね。 苦手な女優さんもいるのですが、彼らと共演することが多くて・・・
少しずつBlogの記事を拝見しているところですが、「Torremolinos 73」を見つけて笑ってしまいました。
「実は基にしている」とは知りませんでしたよ!
これからもReineのBlogで「本当はこう言っていた」「こんな意味がある」等を知って行きたいと思います。長々と、失礼致しました。
Posted by: 哀生龍 | Sunday, October 01, 2006 12:26
哀生龍さん
私はあまり俳優とか監督ごとに観ていくことが無いので(というのも、先述通り、映画ファンというよりスペ語オタクなので)、ノリエガものやモリャものも多く観ていないのが残念なところです。
ノリエガものは『El Método』をDVDGO.comから購入しようとしていましたが、いろいろカチンと来ることが重なったためキャンセルしちゃったところです。すっごく観たかったのに。
Posted by: Reine | Sunday, October 01, 2006 15:54