« February 2006 | Main | April 2006 »

Sunday, March 26, 2006

perifrasis DAR POR + 過去分詞

perífrasis はじめに

DAR POR + 過去分詞はperifrasisというよりはむしろ慣用句だと言う人も多い。まぁ、でも、perífrasisだとみなした場合には、これは「完了」「終止」のペリフラシスの一種。

探してみた
1. Doy por explicado uno de los puntos del Manifiesto.
Doy por explicado el alcance del proyecto.
Doy por explicado ya el problema.
Dio por explicada la lección.
Me daban por muerto, pero sigo vivo.
Muchos daban por muerta la novela negra española.
El Deportivo no da por ganada la eliminatoria.
Gran Bretaña da por ganada la guerra. (2003年4月の記事; イラク関連)
La empresa de calzado Pikolinos ha dado por finalizado su plan de sucesión familiar.
El empleador podrá dar por terminado el contrato al trabajador sin pagar la indemnización por despido injusto.
Dieron por muerto a un chico herido.
Los empresarios ya dieron por muertas las llamadas reformas estructurales.
Gore dará por perdidas las elecciones si el Supremo de Florida rechaza una nueva apelación.

解釈:
主語(のヒト)が、目的語を、過去分詞(コレコレこうだ/こうなんだろう)とみなしている、或いはそういう見解を述べている。(「~と考える,みなす」「~と理解している」「~したものと思う」という感じかな)

なるふぉど。ところで、過去分詞は‘目的語’の性数と一致する。のですね? だな?

調べたら、Real Academia Española のサイト内にあったよ: … debe concordar en género y número con el complemento directo del verbo dar …


命令形も成り立つ。(これより↓いい例を探し中)
2. Den por finalizada su inútil actividad violenta. あなた方の無益な暴虐行為 はもう終わったものとお思いなさい


TENER + 過去分詞LLEVAR + 過去分詞IR + 過去分詞みたいに、「語順を入れ替えて間に持って来ていいよ」。こういう語順にしていい:

3. Dan el partido por perdido.
Daba la lección por explicada.


「DAR POR + 過去分詞」または「DARSE POR + 過去分詞」という形の句は、もう、そういう成句です、みたいなノリ。

そして、「DAR POR + 形容詞」または「DARSE POR + 形容詞」っていう形もいっぱい見かけるよね。という話。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

perifrasis DEJAR + 過去分詞、QUEDAR + 過去分詞

perífrasis はじめに

※おことわり※
この項は、わたくし苦手です。こんがらかった。例文を作る(探して来る)のがしんどかった。今まで私が「DEJAR + 過去分詞」「QUEDAR + 過去分詞」をperifrasisだとはあんまりとらえて来なかったからだと思う。だから、「コノ場合ハperifrasisダケド、ソッチノ場合ハperifrasisニ非ズ」と説明されても、その線引きが私の中でくっきりとしてないんだな。だから苦労した、と。


「dejar + 過去分詞」という形はたくさん見かけるけど、その多くはperifrasisとはみなしがたい。

1. … las cosas que me dejaron preocupado …
Ella dejaba preparado el almuerzo.
Tus palabras siempre me dejan sorprendida.
Dejó preñada a la chica..

dejarが――部分的にとは言え――もともとの語意を保っちゃってるからね。それに、過去分詞は形容詞で言い換えることができちゃうし。

2. … las cosas que me dejaron inquieta …
Ella dejaba listo el almuerzo.
Tus palabras siempre me dejan alegre / nerviosa / contento / muda / など
Dejó estupefacta / huérfana / libre / inconsciente / a la chica..


でも、形容詞への言い換えができないケースがある。過去分詞(dicho、reservado)が動詞としての働きを有している時↓

3. Dejé dicho que me buscara en la cafetería.
Dejan reservado el cuarto.

この↑ように、過去分詞 ―― dicho(<decir)やreservado(<reservar) ――が、命令・指示・頼まれごと・任務・伝達・連絡といった意味である時、dejar + 過去分詞はperifrasisとみなされる。

4. He dejado escritas páginas disparatadas.
5. El propio Camilo José Cela ha dejado escritas estas palabras :
6. Dejé encargada la búsqueda de los dos libros.
7. Ha dejado dicho que nos vayamos sin ella.


例文4.~7.について、dejarの意味上の主語と、過去分詞の意味上の主語をみてみる

4. He dejado (YO) / escribir (YO)
5. ha dejado (Camilo José Cela) / escribir (Camilo Jose Cela)
6. Dejé (YO) / encargar (YO)
7. Ha dejado (ELLA) / decir (ELLA)

まぁ、そういったわけで、この過去分詞は形容詞には置き換えられなくなっているんだ。ってさ。
____________________


~ Perfeccionamiento』では、これに「quedar + 過去分詞」の説明も添えてあった。


「quedar + 過去分詞」という形はたくさん見かけるけど、その多くはperifrasisとはみなしがたい。

1. Posteriormente ese lugar quedó abandonado.

quedarが――部分的にとは言え――もともとの語意を保っちゃってる。それに、過去分詞は形容詞で言い換えることができちゃうし。

2. Ese lugar quedó lleno de animales / vacío / peor / …

でも、形容詞への言い換えができないケースがある。

3. Todos sus problemas quedaban resueltos.
Quedó decidido que esta Junta gobernaría el país.

dejar + 過去分詞を「能動態」であると見た場合、quedar + 過去分詞は「受動態」といった格好。……と言われてみると、まぁ、そうかもな。


と、まぁ、終始歯切れ悪くこの項は終了…。

| | Comments (3) | TrackBack (0)

perifrasis IR + 過去分詞

perífrasis はじめに

まずIR + 過去分詞の例文をいくつか探してみた

1. ¿Cuántas entradas van vendidas?
Hasta ahora van vendidas mas de 8.000 entradas.
Los textos iban escritos a mano.
Van jugadas 4 jornadas de la liga.
La respuesta va leída en lo que he dicho antes.
La guerra contra el terrorismo va interpretada por cada país según sus nesecidades.
Tu nombre va escrito en mi piel. (← Reikの『Reik』に収録の‘Noviembre Sin Ti’の歌詞より)
……などなど

IRが三人称しか無いのがポイント。

これもまた「完了」のペリフラシスです。「累積、積み重ね」と「継続」と。つまり大体、LLEVAR + 過去分詞と同じような文脈で使われる。じゃぁいったい何が違うのか。


IR + 過去分詞は「受動態」なのだわ。LLEVAR + 過去分詞の例文を「能動態」とみた場合、IR + 過去分詞はちょうど「受動態」のような格好。

2. Hasta ahora llevo (主語はyo) escritas más de cien hojas (目的語).
3. Por el momento lleva (主語はél) corregidos los seis exámenes (目的語).

4. Hasta ahora van escritas más de cien hojas (主語).
5. Por el momento van corregidos los seis exámenes (主語).

実は4.と5.には動作主が隠れてる。4.は「por mí」、5.は「por él」。つまり、「IR + 過去分詞」ってのは「LLEVAR + 過去分詞の再帰受動文」と言えそうなのだね。

6. Se llevan vendidas 50.000 entradas para el partido Uruguay-Australia.

7. Van vendidas 50.000 entradas para el partido Uruguay-Australia.


LLEVAR + 過去分詞と同じで、完了過去(=点過去)、複合形、命令形では使わない。

そして、LLEVAR + 過去分詞と同様に、「今のところ」系フレーズや、主語になってる名詞をirと過去分詞の間に持って来ていいですよ、と。

(※ なんか難しかったことをコメント欄へ)

| | Comments (2) | TrackBack (1)

Saturday, March 25, 2006

flores 3 (experimento)

花を携帯(A5406CA)で撮る時はなんでもいいからとにかく寄っとけと、マクロ設定でギリギリまで近づくという作戦でやってきましたが、どうしたって結局最後はボヤけちゃうからやはりちょっとは花から離さないとうまく写せない。だから、本当の本当に接写している気分にはなれなかったのでした。

もっとすんごく近づいて撮れるレンズが携帯アクセサリとして売っていたりはしないのか?と思った私はこないだから電器屋さんをウロウロしています。が、なんだか見当たらないので諦めました。

こうなったら、虫眼鏡でやるしかないんだわ。さっそく家にあった虫眼鏡とクンシランで実験、実験。いつもは室内にあるクンシランをベランダに引っ張り出しました。やはり花は太陽の下で撮るのがいちばん綺麗だ。

君子蘭

まず、これは全体の姿ね。

そして虫眼鏡の勝手がわからぬまま撮ってみたもの。
君子蘭 君子蘭 君子蘭

君子蘭
この虫眼鏡には、一箇所だけ「さらに大きく見えますよ」のポイントがあって、そこで撮るとホントにもっと大きくなるのかなと言いながら撮ってみたら境い目になっちゃって失敗したもの。

庭だとあまりにも眩しくてワケがわからないので、やっぱりベランダでゆっくりとクンシランで練習することにした。
君子蘭 君子蘭

そして、虫眼鏡を携帯に押し当ててる隙間から光が入っちゃったもの。
君子蘭 君子蘭

……などと苦労しているうちに歯医者さんに行く機会を逸した私ですが、がっでむ! いろいろな商品があるんじゃん。やっぱり電器屋さんで聞けばよかったのかもな。

店員さんに何て質問すればよいのかがわかんなかったんだよな。「けいたいにくっつけるとおおきくうつるんですみたいなれんずみたいのはうってますか」って、それ、頭悪そうじゃん!って思ったら訊けなくなってしまったんだ。でも、今考えると、そう訊けばよかったんだな、そう訊くしかなかったんだな、と。


プク

研究・練習熱心なあまり歯医者さんに行きそびれたので、プクの鼻で練習してみる。

ひきつづき歯の痛い私は買い物に行ってガム・デンタルリンス [液体ハミガキ]をガツンと購入。ついでに、虫眼鏡を2本も買う。

シンワ測定の「ルーペ 虫めがね 30㎜3倍 S-3」
シンワ測定の「ルーペ 13㎜10倍・20倍  C 2枚組」

movil+lupa
ふつうに「マクロ設定」で撮ったサンシュユ

movil+lupa
3倍むしめがね

Ummm……ふだんのマクロ設定でもこれくらいまでは近づけたような気がする……

movil+lupa
10倍むしめがね。

3倍との違いがよくわからん……

movil+lupa movil+lupa
20倍。

よくわからないままサンシュユは終了。

movil+lupa
サクラ、10倍。

いや、普段どおりのマクロ設定でこれくらい撮れるんじゃなかったっけか?と残念な気持ち。

movil+lupa
そして20倍にしてみて、たいへんなことに気づいた私。

20倍のレンズの円周は小さくて、携帯のデジカメのレンズにかかっちゃいそうであるという哀しい発見。

ルーペを押し当てる手がちょっとでもずれたら黒く縁取りができちゃうのでした。

movil+lupa
そして練習台にばかりされているクンシラン。

これはたしか普段どおりのマクロ設定。

movil+lupa
そして3倍むしめがね。

………なんか………ふだんのマクロとあんまり変わらねぇ…… orz

movil+lupa
これ、忘れた。たぶん10倍。

ほら………3倍とあまり変わらないじゃん……ますます orz

というか、眩しいやらむしめがねが邪魔やらで、自分がいったい何を撮っているのか、どんな構図にできあがりそうなのかが全くわからないのでした。

movil+lupa movil+lupa
そして、黒い縁取りが出ちゃってるということは、これはたぶん20倍。

うーーーーむ。

movil+lupa
ふだんの「マクロ設定」 + 20倍むしめがね + さらに携帯のズームボタンで「+3」くらいまで押したかなぁ。

っつうか、これ何?って話だよ。


つまり、結論は、10倍とか20倍とかで撮っちゃうと何の写真だかわからないじゃないか!ということです。

130円で買った3倍むしめがねで十分だったのではないかということだ。

なんでも寄って撮ればいいってもんじゃないんだよな。むしめがね売り場でいちばん凄そうなの(10倍・20倍 セット; 1,250円)を買って来てしまったんだが……いらなかったようだな……。

練習すればもっとちゃんと写るんだろうか?

| | Comments (3) | TrackBack (0)

perifrasis LLEVAR + 過去分詞

perifrasis はじめに

「動作の完了」を示す。また「結果」「累加してきた」も示す。つまり、「TENER + 過去分詞」と同じ。ということはつまり、「TENER + 過去分詞」と同様に、その‘動作’にあたる動詞は他動詞でなきゃいけないし、‘目的語’はきちんと示されていなきゃいけない。

それでは「TENER + 過去分詞」との違いは何か。


LLEVAR + 過去分詞は、これから先もその動作は続くかもしれませんねを表す。「継続」「進展」とでもいうか。違いをみてみる:

1. Tengo escritas más de cien hojas.
Tiene corregidos todos los bugs.

これらのTENERの例文ではhojas(ページ)やbugs(バグ)という目的語に対してescritasやcorregidosという行為が済んだこと、そしてその結果が示されている。2. ではさらに「todos」という語でもって、「完遂しました」が強調されている。

それではLLEVARだとどうなのか:

2. Llevo escritas más de cien hojas.
Lleva corregidos los seis exámenes.

こちらでも「結果」が示されてはいるけど、もしかしたらこの後もescribirやcorregirという動作は続けるかもしれないの。つまり、

3. Hasta ahora he escrito más de cien hojas, pero puedo escribir más en adelante.
Hasta ahora he corregido los seis exámenes, pero puedo corregir más en adelante.

なのでした。だから、「LLEVAR + 過去分詞」を用いた文にはhasta ahora、por el momento、por ahora ……のような語句が添えられがち。ある行為がある時点までに完了していた、そしてその結果がある、けどこれからも続くかもしれないというのをよりハッキリと表現するため。


だいたいにおいて「TENER + 過去分詞」と「LLEVAR + 過去分詞」とは互換性があるけれども、交換のできないケースもある。ようだ。私がまだ咀嚼できてないんだけども。

4. ○ Te tengo ya muy visto.
  × Te llevo ya muy visto.

5. ○ Te tengo dicho que …
  × Te llevo dicho que …

6. ○ Tenía proyectado …
  × Llevaba proyectado … 

★それから、『Curso de perfeccionamiento』には、これら↓は「LLEVAR + 過去分詞」との言い換えはできないとある:

7. Tengo sido profesor. / Tenemos ido a clase. / Tienen vivido mucho.

どこがどうNGなのかってのは保留。いつかもっとクッキリとわかったら書き加えるでしょう。

(※ っていうか、ちょっと待てよ。
ここで挙げられてるser、ir、vivirは「自動詞」じゃんね。それ、だって、そもそもTENER + 過去分詞の時に「他動詞でなきゃダメだよ」って話じゃなかったっけ? ん? なんか私、変なことでつまづいてる?

………頭がゴチャゴチャしてきたので保留。これ、きちんと著者の先生に訊いた方がよいのかな☆) (★から☆までのこの数行、ちょっと保留ね。もうちょっとよく調べる)

(※ コメント欄でわりと大事なことをつけたし


「LLEVAR + 過去分詞」は完了過去(=点過去)では使わない。だって、「継続性」とか「これから進展するかもしれない性」を表わしたいってのに、puntualな(一点を示す)「点過去」という時制を使ったらおかしいでしょ。複合形でも用いない。命令形でも使わない。

TENER + 過去分詞」と同じく、llevarと過去分詞の間に目的語を持ってくることが可能。

8. Llevo varias hojas escritas. / Llevo unas cuantas páginas escritas. / Llevo dos novelas escritas. / Llevábamos unas cuantas catas realizadas.

そして、「これまでのところ」を意味する語句(上述)も間に持って来てよい。

9. Llevo  hasta ahora     escritos …
       por ahora       corregidas …
       por el momento   realizados …

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Wednesday, March 15, 2006

Tener entendido que

Tener entendido que


karaokeみなさんこんにちは。
私は日本人の学習者です。

日本のとあるスペイン語関連掲示板にて、ある人(日本人)が、‘TENER + 過去分詞’の文について“Tengo entendido que ...”の文を例にとって説明をしています。

それ自体はよいと思うのですが、さらに続けて言うことがどうにもオカシイです。話者が男性なら文が“Tengo entendido que ...”に、女性なら“Tengo entendida que ...”になると言うのですから。

私の理解しているところによれば、過去分詞の性・数はその目的語と一致するでしょう。その人物が挙げている例文のどちらをとっても、“目的語”にあたるのは従属節そのものであるはずです。ですから、ざっと以下のようになると私は思うのです:

El chico tiene entendido que ...
La chica tiene entendido que ...
Los chicos tienen entendido que ...
Las chicas tienen entendido que ...

それとも私が勘違いしてるかも?

よろしくおねがいします。end

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, March 12, 2006

perifrasis TENER + 過去分詞

perifrasis はじめに

Tengo escritos cinco capítulos del libro. はだいたい≒ He escrito cinco capítulos del libro. であり「完了」を表わすのだから、「tener+過去分詞」は「haber+過去分詞」で置き換えられると考えてもいいけど、「tener+過去分詞」では過去分詞は目的語と性・数一致。

1. Tengo escrito el mensaje.
2. Tienes escrita una carta.
3. Tenemos escritos cinco capítulos del libro.
4. Tienen escritas sus historias.

「tener+過去分詞」は「動作の完了」を表わすが、「累積してきた」「その結果」をも示す。何ページも読んできて二百ページ読み終わったんですよ、という感じか。

‘escribir’という動作が目的語(mensaje, carta, capítulos, historias)に対して前から行われていたのだが完了しました、そしてそれで生じた結果が存在しますよ、と。だから、その‘動作’にあたる動詞は他動詞でなきゃいけないし、‘目的語’はきちんと示されていなきゃいけない。

5. Tiene escrito el mensaje. → escribir[他] / el mensaje[目]
6. Ya lo tengo corregido. → corregir[他] / lo[目]
7. Te tenemos dicho que no fumes. → decir[他] / que no fumes[目]

↑の7.の例にあるとおり、「繰り返し」のニュアンスが含まれることもある。

8. Le tenemos dicho (siempre) que se limite a beber.
9. Yo ya los tengo vistos desde que era pequeño.
10. Te tienen prohibido ver anime en casa.

主に「現在」「不完了過去(線過去)」「未来」の時制で使われる。「完了過去(点過去)」は‘ほんの一瞬のうちに’みたいな文脈があれば使われることもあるけど、といったところ。

11. Tienes corregidos los errores.
12. Tenían tendidas sus toallas.
13. Tendré escritas unas 150 páginas.
14. En una hora tuve corregidos los exámenes.

tenerと過去分詞の間に目的語を持ってくることがある。

15. Tengo todos los errores corregidos.

でも、目的語が「文」だったら間に持って来てはダメ。

16. ○ Te tengo prohibido que bebas.
17. × Te tengo que bebas prohibido.

それっぽい文を検索:
・Ya tengo hechos los deberes.
・Nacido en esa bonita villa, por siempre tendré escrito su nombre en mi DNI.
・Teníais decidido donde instalar los generadores del aire acondicionado.
・Tiene leídas las dos novelas.
・Se miró la mano, la tenía manchada de sangre.
・Tenía pensado ir a verle.
・Tienen publicadas sus propias políticas de privacidad.
・Ya te lo tengo advertido.
・Tengo las primeras páginas leídas.


3/23追記 長らく臥せっていたのですが、ちょっと続きを。

※次に挙げる例文については、参考書によっては「たしかに‘tener+過去分詞’の形だけど、これはペリフラシスとはみなしません」と説明していることもあり。私、この辺の判断(ペリフラシスに含むのか否かという判定)はちょっと自信ない。

過去分詞が目的語の心理状態を表わしているようなものの場合。
18. Me tienes preocupado.
19. Me tiene encantado.

だって、これら↑は過去分詞じゃなくて形容詞でも言えちゃうから。
20. Me tienes contento.
21. Me tiene enfermo.  


3/23
そして余談。
私、こないだこれを最初に書いた後、ふと「tener+過去分詞」で検索してみたのね。そして、「教えて進路Q&A」という掲示板で、「No tengo hecha la reserva.」という文についての質問・回答を見かけた。

そこ↑で回答を寄せた人がいるけれども、それ、ちょっと首を傾げたくなることを書いてあるから。質問者は鵜呑みにしてしまったようだけれども、こういうのは不運です。ネットでこういう勉強をするのはこういう(誤った説明をされちゃう)落とし穴があるから危険なのですわ。

話者が男だったら「Tengo entendido que …」、女だったら「Tengo entendida que …」となる、などと回答者は言っているけれども、それは違うでしょ。ここまでの説明からもわかるように、過去分詞は目的語と性数一致をするの。主語のセックスは関係ない。

この例で言ったら、「que …」以下の従属節が目的語であるから、そこと性数一致をする。ということはつまり、男がしゃべっても「Tengo entendido que …」だし、女がしゃべっても「Tengo entendido que …」なはずでは?


ああ、こういう時には誰かに確めたい。
どこか、信頼できるソースが欲しい。
ネットの掲示板にしたって、もう少しまともなところで教わりたい。

そんな時のために昔の先生が教えてくれたのが、Instituto CervantesのCentro Virtual CervantesにあるFOROS (掲示板各種)です。

そこで、私、質問しときました。http://cvc.cervantes.es/foros/leer_asunto1.asp?vCodigo=27002

↓↓↓↓

En un foro de idioma español en Japón, hay una persona (japonesa) que explica la estructura "TENER + participio", poniendo como ejemplo la frase "Tengo entendido que ... ".

Eso me parece bien, pero lo que ella dice a continuación me parece extraño. Dice que si el hablante es un hombre, la frase será "Tengo entendido que ..." y si es mujer, "Tengo entendida que ..."

Según tengo entendido yo, el género (y número) del participio concuerda con el objeto. Y en ambas frases que ella pone, el objeto tiene que ser la oración subordinada. Así que creo que el esquema será como lo siguiente:

El chico tiene entendido que ...
La chica tiene entendido que ...
Los chicos tienen entendido que ...
Las chicas tienen entendido que ...

¿O estoy equivocada?
______________________________________________


この私の問いに対し、「creo que no estás equivocada.」「Efectivamente, Reine. Es como tú lo expones.」という簡素なレスがついた。そして、過去スレッドを紹介してくれたのでした。


ネットで質問することの危うさを指摘したばかりの私がネット検索に頼るのもアレなのですけど、ためしに検索してみるとよいのですよ。

さっきのアヤシゲな回答者氏のいうとおり、主語のセックスによって過去分詞がentendido/daに分かれる(性数変化する)のであれば、ネット上には「tenemos entendidas que …」というフレーズがそこそこ見受けられるでしょう、ってことになるでしょ?

Mr.回答者のあの説が正しければ、例えば女性限定サークルHPなどで「我々は……と理解しておる」という文が「tenemos entendidas que …」であると考えられるでしょ。「ellas tienen entendidas que …」「nosotras tenemos entendidas que …」などなどがネット上に転がってていいはずなのですわ。

tenemos entendidas que
tienen entendidas que
tenian entendidas que

……などなどさ。無いでしょ。ヒットしないってことは、かなりの確率で「そんな言い方はありません」ってことなんだよ。ありえませんってことなのですよ。


3/23
それからMr.は「tener + 過去分詞は古い形です。」と回答しているけど、そうなのですか? というか、何がどう古いと言うの?

その辺は私にはわからないです。そのような文法の(スペイン語という言語の)歴史をきちんと研究した人間では私はないので。

ただ、ポルトガル語の現在完了の言い方が「ter+過去分詞」だってことを考えると、もしかしたらあの辺り(=漠然と、イベリア半島辺り)では、「(ポ)ter / (ス)tener + 過去分詞」が昔々の形として在って、分かれて行く過程で一方ではただ「現在完了」を、他方ではソレはperífrasisとして使われ現在完了には別の形を使うようにと異なっていったのです、……なんていう流れがあったのかもしれない。けど私にはわからない。

(※ガリシアとかそういう地方ではその辺の名残りがあったり……は、しないの?)

(※www.kansaigaidai.ac.jp/www/jf/jfea0018.htm ←こういう論文は関係があったりする?)


まぁ、その辺の考察はさておき、先ほどのMr.回答者のこの答え方は、「perifrasis」という概念がスコンと抜けているように見えるでしょ。これはそこのところをふまえていない答え方ですよ。

| | Comments (18) | TrackBack (2)

perifrasis はじめに

perífrasis(迂言句,迂言句: 「ペリフラシス」と読む; ある種の動詞が,不定詞,現在分詞,過去分詞と結びついて成句を成したり、を表わしたりすること; 動詞と不定詞・現在分詞・過去分詞とが結びついて表現を形成すること)

こういう造り
↓↓↓
perifrasis

大事なこと:
[動詞1] と [動詞2] がセットと成っていて一つの意味を生じせしめるわけであって、[動詞1の意味]+[動詞2の意味]などと足し算するものではないです。

例)
Anda hablando ... を 「anda y habla (歩き、そして喋る)」などと分解して考えてはいけません。
__________________________


先日スペイン人にメールを書いていてperífrasisの使い方を確めたくなり、本を読み返す機会があった。それで、blogにメモしとこうかなと思い立ったわけです。

※「これはperifrasisとみなさない」「これもperífrasisの一種です」という解釈が参考書によって違っているようなので、とりあえず私の持ってる複数の参考書中をとっただいたいの感じでまとめていこうと思います。

※特にこれらの文法書に拠っています(上から、頼っている順):
perifrasis
Problemas básicos del español. Perífrasis verbales (ISBN: 84-7143-465-2)

perfeccionamiento
Curso de perfeccionamiento. Hablar, escribir y pensar en español (ISBN: 84-7143-460-1)

metodo
Método de español para extranjeros. Nivel Superior (ISBN: 84-85789-95-4 )

intensivo
Curso intensivo de español : gramática (ISBN: 84-7143-419-9 ; 978-84-7143-419-7 )

これはめったに開かないかも。


※例文を考える(見つけてくる)のが、スペイン語話者ではない私には限界のある作業なので、そこのところは、まぁ………勘弁してくださいよと言っておくことしかできませんなぁ。(←え? なに? 開き直ってる?)

※ googleに頼ってあちこちから拾って来るけれども、そこしか見てないようなものだから、文脈とかはわからん文を拾って来る可能性は大いにありますよ。とは最初に開き直っておこうと思う。

※予定としては2006年度中を目指してと言ったところ。スペイン映画を鑑賞するのもかなーーーーり押してしまっているので、なかなかどうもね……。バイトしてくれる人を雇いたい。お金は一銭も払えませんが。


2006.03.12 TENER + 過去分詞
2006.03.25 LLEVAR + 過去分詞
2006.03.26 IR + 過去分詞
2006.03.26 DEJAR + 過去分詞、QUEDAR + 過去分詞
2006.03.26 DAR POR + 過去分詞
2006.04.14 ESTAR + 現在分詞
2006.04.14 ANDAR + 現在分詞
2006.04.15 IR + 現在分詞
2006.04.16 VENIR + 現在分詞
2006.04.16 LLEVAR + 現在分詞
2006.04.22 ESTAR POR + 不定詞、ESTAR PARA + 不定詞
2006.04.23 PONERSE A + 不定詞
2006.04.25 ECHAR(SE) A + 不定詞
2006.04.25 ROMPER A + 不定詞
2006.04.26 VOLVER A + 不定詞
2006.04.28 DEJAR DE + 不定詞
2006.04.29 LLEGAR A + 不定詞
2006.08.16 VENIR A + 不定詞
2006.08.17 ACABAR DE + 不定詞

| | Comments (2) | TrackBack (5)

« February 2006 | Main | April 2006 »