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Sunday, February 12, 2006

Y tu mamá también / 天国の口、終りの楽園。 [メキシコ映画]

y tu mama tambien(※メキシコ映画)

つきあった(りイチャついたりした)男性に、私が、必ずというわけでもないが問う項目が一点ある。ピロートークついでに尋ねるのである。「聞きたいことが一つある。ただし、答えたくなかったら答えなくていい」とことわってから私は問うのです、いや、頼んでみるのです。

あなたの初体験について詳しく語ってくれ」と。

女だけ1500人という高校時代を送ったせいだと思うが、ハイティーン男子という生き物が性に向ける衝動、熱意や創意工夫、悪戦苦闘といった一大スペクタクルを見逃したという喪失感(なんてオオゲサなもんではないけど)が私にはあるのです。盛りのついた男子をすぐそばで日常的には見なかったという残念な気持ち。

おそらくあの失われた3年を埋めるべくして、私はこういうアンケート調査を始めたのだと思う。ネンゴロになった男性にはたいてい聞く。改まって「あのさ、一つお願いがあるんだけど……」と切り出すと、借金か結婚を申し込まれるとでも思うのか、彼ら、一瞬は身構える。しかし私の質問を聞き終えると、「なんだ、そんなこと? いいよ、いいよ、話すよー」と、たいていの人は語り始める。

皆ずいぶんとアッサリと、そしてウキウキとイキイキと語るもんだなと、それは実に興味深い。今まで語ってくれなかったのは一人だけだ。(ちなみにその人は、「僕はまだ済ませてないから」というフレーズでかわした)

さて、そうなると、私が『ブレックファスト・クラブ』のような淡~い甘酸っぱい映画を好むにとどまらず、『ポーキーズ』をも好意的に評価しており、あまつさえテレ東深夜の『ウハウハザブーン』を見逃すまじと新聞のテレビ欄の監視を怠らないというのも理解いただけるのではないですか。

私の行かなかった高校がそこにあるからですよ。(『ウハウハ~』は大学生ですけどね)


それで、この『天国の口、終りの楽園。』。
この作品については知識も興味もなかったのですが、そういう点には期待をしました。だって、二人の男子と1人の人妻のひと夏の旅日記だよ。なんか起こるでしょ。別にこの男子二人にとっては筆下ろしというわけではないですけど、ポーキーズ的展開は望めるでしょ、と。100%、着替えは覗くでしょ、と。

あらすじ -----------
テノッチとフリオは、ガールフレンドが海外旅行に発ってしまったので長い夏をもてあましている。ちょうどそんな時にテノッチの従兄の奥さんであるルイサという女性と知り合う。雑談するうちに「俺たち、‘天国の口’っていう最高のビーチに行くんだ」などと作り話をしてみたり。軽くあしらわれ拒絶されてみたり。

それから間もなくルイサの身にふりかかった一事は、彼女の心境や生き方をも変えさせるような出来事であった。ルイサは二人に乞う、「‘天国の口’に行くのよね。私も連れて行って」。あるはずの無い海岸に向かって3人は車を走らせた。旅の終りに彼らは何を見るのだろう。
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その意味では予想通りでしたよ。魅力的な(という設定の)人妻ルイサを前にしていっつも半勃ち状態みたいなこの子らを見るのは、不快ではなかったです。もう一歩行ってたら、きっとreneyama風紀委員長の厳しいSEX検閲にひっかかっていただろうと思う。でも、この映画はギリギリのラインで留まっているので微笑むだけでした。


ただ、この映画は、そうやってニヤニヤ見ているだけではもったいないと感じさせるものでした。いい意味で予想を裏切られたというかね。

それは後ほど詳しく述べるとして、このヒロインが……私の好みじゃなかったんだなぁ、残念ながら。


続きはコメント欄で
(たぶんすごく長くなる)
(無駄話が長すぎて、今回は大事なことはコメント欄に書くハメに)
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天国の口、終りの楽園。 日本公式
Y tu mamá también @IMDb
天国の口、終りの楽園。@goo映画
天国の口、終りの楽園。 @みんなのレビュー
天国の口、終りの楽園。 @映画生活
天国の口、終りの楽園。@ぽすれん
天国の~@シネマカフェ

Y Tu Mama Tambien: A Screenplay (ハードカバー)

監督: アルフォンソ・クアロン Alfonso Cuaron
製作: アルフォンソ・クアロン Alfonso Cuaron ホルヘ・ベルガラ Jorge Vergara
製作総指揮: デヴィッド・リンド David Linde エイミー・カウフマン Amy Kaufman セルヒオ・アゲーロ Sergio Aguero
脚本: アルフォンソ・クアロン Alfonso Cuaron カルロス・クアロン Carlos Cuaron
撮影: エマヌエル・ルベッキ Emmanuel Lubezki
 
出演:
ガエル・ガルシア・ベルナル Gael Garcia Bernal
ディエゴ・ルナ Diego Luna
マリベル・ベルドゥ Maribel Verdu
フアン・カルロス・レモリーナ Juan Carlos Remolina
アナ・ロペス・メルカード Ana Lopez Mercado
マリア・アウラ Maria Aura

(※DVDに収録されてた「DVD・ビデオ版予告」を見たが、ネタばらし過ぎだろ)

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Saturday, February 04, 2006

pelis recomendadas / おすすめスペイン映画

私の映画の好き嫌いの傾向は、先日『おっぱいとお月さま』のコメント欄に書いたとおりです。

Me gustan ...
lacrimosas
hilarantes, cómicas
niños
simples

No me gustan mucho ...
complicadas
trágicas
Almodóvar y Bigas Luna

Y detesto ...
sangre
sexo
dolor
violencia

それを踏まえてスペインの友達が幾つか教えてくれた。(2004年11月の『películas españolas 'recién' estrenadas』とダブっているものもあり)

(1) Los Santos Inocentes
「君も既に持っているけど、それは極めていい作品だよ。だけど、たいへんにヘビーです」。あぁ、もう、それはわかっているのです。だからこそ、購入から丸々3年経っても観てないんです。だって、キッツそうなんだもん。それにしても3年て! 3年も放置かよ。もう、このDVD腐ってるかも。我ながら、ほんとに、この積読体質を直したい。


(2) 「それから君はBerlangaのものならたぶんどれでも気に入るよ。La Escopeta Nacionalとか、La Vaquillaとか」


(3) Fresa y Chocolate (キューバ)
これは、スペインで授業で途中まで観た気がするけど、まったく覚えていないので、近々レンタルしてちゃんと観ることを誓います。
2006年8月29日 観ました。本当に良かったです。


(4) El Hijo de la Novia (アルゼンチン)
「君はきっととても気に入ると思うよ」。各所での評を読み、私もホントそう思う。2004年末に購入済み。
2006年5月3日 観ました


(5) El Mismo Amor, la Misma Lluvia (アルゼンチン)
2008年1月2日 観ました


(6) Nueve Reinas (アルゼンチン)
2006年9月24日 観ました


(7) El Otro Lado de la Cama (スペイン)
これも2004年末に入手。mona氏がスペインから買って帰ってくれたんだ。マジで近日中に観ますってば。観たいんですってば。昨春にスペインに行った時も、なじみの学校の先生達が薦めてくれたんだ。
2006年4月1日 観ました


(8) Los 2 lados de la cama (スペイン)
これは(7)の『El Otro Lado de la Cama』の続編。「可笑しい映画だよ。登場人物がいきなりスペインの流行歌を歌いだすんだ」。そうそう、先生達(上述)も言ってた言ってた、「歌が、また、ヒッドくって。いや、ワザと下手に歌ってるんだろうけど。それが笑えるのよ」って。
2008年4月19日 観ました


(9) Al Sur de Granada (スペイン)
そうそう、これ2004年末に購入するかしないか悩んだ結果、買わずにいたのでしたよ。やっぱり、次回まとめ買いする時にはこれも買っちゃいましょう。


と、そこで友人が、「(8)と(9)に出演してるVerónica Sánchezは僕の従妹だから」と書いている。「え?」と思ったんだけど、そう言われれば、この彼もまた「Sánchez」姓だ。出身地Sevillaもいっしょだ。「ベロニカさんによろしくお伝えください」と書いておいたんだけど、何をどうヨロシクなのか。(※ちなみに、Veronica Sanchezのイメージ検索で出てくる、乳丸出しのはアイコラですからね)


あーーー。
ホントに、どう消化しようか。
溜まる一方だ……。
観るものリストが膨れ上がってたいへんなことに。

いや、観るだけなら毎日だって観られるよ。そうすれば3月いっぱいくらいで全てを見終わるでしょうよ。だけど、そういう観方じゃないんだもん。今だって、何週間も前からちょびちょび観てるののメモが溜まりまくりで。1月は、それでも、8本もブログにUPしてたのか。頑張ったな。自分で自分を褒めてやりたい。だけど1月は休みが多かったからできたんだよなぁ。


早く終えて楽になりたい…。あぁ、何やってるんだろな、ほんとに。


「reneyamaってブログででいつも書いてるけどさぁ、あれって、別にお金になったりはしてないんだよね?」って訊かないでね。旧サイトの時代から私が最も萎える質問だから、それ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


(追記: 11 de febrero de 2006)
彼がもっとリストをくれたので、追加。「僕が観た中で君が好きそうな作品リスト」。概ね私のツボを押さえてくれている感じだわ。嗚呼、ホント、時間とお金が今の2倍くらい無いと処理しきれん。


10) Amanece, que no es poco (スペイン)
2009年3月7日 観ました

11) Luna de Avellanada (アルゼンチン)
2008年11月3日 観ました


12) Habana Blues (スペイン)
2006年ゴヤ賞ノミネートの記事参照
2006年12月10日 観ました


13) Mi querida señorita (スペイン)

14) Stico (スペイン)

15) Airbag (スペイン)

16) Esa pareja feliz (スペイン)
2008年11月1日 観ました

17) Muerte de un ciclista (スペイン)
2010年8月4日 観ました


18) Flores de otro mundo (スペイン)
2008年3月15日 観ました


19) Las Bicicletas son para el verano (スペイン)

20) La Línea del cielo (スペイン)

21) Bajarse al moro (スペイン)

22) Los Años bárbaros (スペイン)


23) Plácido (スペイン)
2008年2月13日 観ました


24) Ópera prima (スペイン)


25) Belle epoque (スペイン)
※私はベル・エポックは好きではないんだな。というのは以前ちょっと書いたな、そういえば。
2007年3月12日 ついに鑑賞し直し、良さを認めるに至る


26) La Niña de tus ojos (スペイン)

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Premios Goya 2006: palmareses / 第20回ゴヤ賞発表

ちょっと遅くなりましたが、ゴヤ賞(≒スペインのアカデミー賞)の結果を。
Premios Goya オフィシャル
ゴヤ賞について @wikipedia

今の時点で一番わかりやすかったサイトはzinema.comだったので、そちらを参考にしました。以下、いくつかの賞について、ノミネート作品を。★がついているのが受賞作。(リンク先が見当違いのサイトだったり、その他、間違いを見つけたら教えてください)


最優秀作品賞 
7 vírgenes, Alberto Rodríguez監督
2009年2月7日 観ました

La vida secreta de las palabras, Isabel Coixet監督
http://www.clubcultura.com/clubcine/clubcineastas/isabelcoixet/vida_secreta

Obaba, Montxo Armendariz監督
http://www.altafilms.com/detalle.php?idpelicula=787

Princesas, Fernando León de Aranoa監督
http://www.princesaslapelicula.com


最優秀監督賞
・Albero Rodríguez, 7 vírgenes
・Benito Zambrano, Habana Blues (⇒ 2006年12月10日 観ました
★Isabel Coixet, La vida secreta de las palabras
・Montxo Armendariz, Obaba


最優秀主演男優賞
★Óscar Jaenada, Camarón
・Manuel Alexandre, Elsa & Fred (⇒ 2007年8月14日 観ました
・Eduardo Fernández, El método (⇒ 2006年10月9日 観ました
・Juan José Ballesta, 7 vírgenes


最優秀助演男優賞 
★Carmelo Gómez, El método
・Javier Cámara, La vida secreta de las palabras
・Fernando Guillén, Otros días vendrán
・Enrique Villén, Ninette (⇒ 2008年1月13日 観ました


最優秀新人男優賞
・Álex González, Segundo asalto
・Luis Callejo, Princesas
・Pablo Echarri, El método
★Jesús Carroza, 7 vírgenes


最優秀主演女優賞
・Adriana Ozores, Heroína
http://www.heroinalapelicula.com
★Candela Peña, Princesas
・Emma Vilarasau, Para que no me olvides
・Nathalie Poza, Malas temporadas
http://www.golem.es/malastemporadas/


最優秀助演女優賞
★Elvira Mínguez, Tapas (⇒ 2008年6月22日 観ました
・Pilar López de Ayala, Obaba
・Verónica Sánchez, Camarón
・Marta Etura, Para que no me olvides


最優秀新人女優賞
・Bárbara Lennie, Obaba
・Isabel Ampudia, 15 días contigo
★Micaela Nevarez, Princesas
・Alba Rodríguez, 7 vírgenes


最優秀ドキュメンタリー
Cineastas contra magnates, Carlos Benpar監督
Iberia, Carlos Saura監督
Trece entre mil, Iñaki Arteta監督
http://www.treceentremil.com/
Veinte años no es nada, Joaquín Jordá監督


最優秀ヨーロッパ映画賞
・El hundimiento=Untergang, Der, Oliver Hirschbiegel監督 (ドイツ)
ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション
・El jardinero fiel=The Constant Gardener, Fernando Meirelles監督 (英国)
The Constant Gardener  John Le Carre (著)
・Los chicos del coro=Choristes, Les, Christophe Barratier監督 (フランス)
コーラス メモリアル・エディション
Match point, Woody Allen監督 (英国)


最優秀スペイン語外国映画賞 
Alma mater, Álvaro Buela監督 (ウルグアイ)
http://almamater.montevideo.com.uy/
★Iluminados por el fuego, Tristán Bauer監督 (アルゼンチン) (⇒ 2007年8月16日 観ました
Mi mejor enemigo, Álex Bowen監督 (チリ)
http://www.mimejorenemigo.com/
Rosario tijeras, Emilio Maillé監督 (コロンビア)
http://www.rosariotijeraslapelicula.com/

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