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Tuesday, November 08, 2005

Son de Mar / マルティナは海 [スペイン映画]

Son de Marんーっとね……この映画は……「レオノール・ワトリングの乳と騎乗位が拝めます」というだけで日本に持ち込まれた作品だった、なんてことはないかい?

ビジネス事情はよくわかんないんだけど、『トーク・トゥ・ハー』でレオノール・ワトリングが話題になったから、慌てて過去の出演作品を引っ張り出してきて無理矢理もってきたのがこの映画、だったりするか?
↓↓↓
Leonor Watlingのfilmography
『マルティナは海』(2001制作)
『トーク・トゥ・ハー』(2002制作)
そして、日本での公開日はそれぞれいつなのか。

マルティナは海DVD発売は、
『トーク・トゥ・ハー』が2004年2月16日
『マルティナは海』が2004年2月27日 ←こっちが後になってる

日本で見せて欲しい良いスペイン映画は他にいっぱいあるんだがな。私、この映画、「メジャーどころ鑑賞月間(※10月11月はそういうことにしました)」じゃなかったら観ませんよ。しかし、結局、なんつか、売れたもん勝ちというか。

(※コメント欄にbenitaさんからの情報あり)

あらすじ
バレンシアのDéniaという町の高校。ウリセスという若者が文学教師として着任。彼は下宿屋の娘マルティナに惹かれる。マルティナも気を引くようなそぶり。だが、シエラ氏という町の有力者(不動産経営など)もマルティナに惚れているようだ。でもマルティナはシエラ氏を好きじゃない。

ウリセスとマルティナは港へ散歩がてら、「Son de Mar号」という古い船に入ってみる。「私、お金持ちになったらこの船を買うの」。

ウリセスとマルティナは付き合い始める。シエラ氏はマルティナをまだ諦めきれないようではあるが、そうこうするうちにマルティナは妊娠しウリセスと結婚した。いちゃいちゃ夫婦生活。子どもも生まれて幸せそのもの。小船も買った。「あの船に私の名前をつけてね」「それは縁起が悪いって聞くけど…わかったよ、そうするよ」。

ある日、シエラ邸で催されたパーティーに夫婦して呼ばれる。シエラ氏はウリセスの目を盗んでマルティナに言い寄るが、振り払って逃げるマルティナ。「金の稼げない男のどこがいいんだ」「彼は物語を語って聞かせてくれるのよ」。夫一筋のそんなマルティナがバルコニーから庭を見下ろすと、そこではウリセスが派手めな女と話し込み、やに下がっていた。

翌日ウリセスは小船で海に出た。嵐が襲う。嵐が去ったあと、マルティナ号と名づけられたその小船が崖下に打ち寄せられていた。泣き崩れるマルティナ。

マルティナはシエラ氏と再婚した。数年が経ち、優雅な生活も板に付いている。「お金持ちになったら」という夢語りでしかなかった「Son de Mar号」も所有している。息子アベルもシエラ氏のもと実父ウリセスのことなど露ほども知らずすくすく育っている。

このところ無言電話が続いている。ある夜マルティナが電話に出ると、「世界中の海を渡ってわかった、君無しでは生きていられない。 He cruzado todos los oceanos de este mundo para saber que no puedo vivir sin ti. 」と呟く声。


ここから先はおっぱい
_________________


まぁ、「おっぱい星人のおっぱい星人によるおっぱい星人のための映画」と片づけてしまっては映画を観た意味が無くなるのでちょっと真面目に書き始めますけども。


大学に入りたての頃の授業で先生が、「あなたたちも、こういう言語を学ぼうと入って来た以上は、ローマ神話・ギリシャ神話はMUSTです。読みなさい。知りなさい。ヨーロッパの人々の思考の基盤となった精神世界を知っておくと知らないのとでは、今後のあらゆる学問での理解の深さが違ってくるから」みたいなことを言った……と思うのよ……。

怠惰な私はそれらの本を買ったまま放置でした。

スペインにいる頃、友達が日本の家族に頼んで『出エジプト記』から何から郵送してもらってたな。「なんか、ヨーロッパ人の学生がスッと理解してることを日本人の私は理解できてないんじゃないかと思えてならない。‘不利’だと感じるというか。だからやっぱりこういう本から読まなきゃわかんないんだなと思った」と言ってた。

この映画ね、(ギリシャだかローマだかとにかく)神話がわかっていたらもしかすると‘本歌取り’っぽさが垣間見られて面白かったりするのかもしれませんよ、もしかしたらですけど

(「実際のところ君たちは現代映画を鑑賞中に神話などの元ネタと重ねることでプロットを理解したりするもんなのか?」とスペイン人の友人に聞いてみたいところである。ちょっと怪しいと睨んでるんだよね、私)

1. 「ウリセス(Ulises)」という名
ユリシーズ,ウリッセス; オデュッセイウスOdiseoのローマ名。イタケItacaの王でPenélopeの夫。トロヤ戦争の英雄。
オデュッセウスについてwikipedia

2. 『La Eneida (ウェルギリウスの『アエネイス)』
「勇者と美しきディドが洞窟にいる時、天空は裂け暴風雨が吹き荒れた。天の女神ユノが抱き合う恋人たちを見て合図を送ったのだ。稲妻が光り始めニンフたちは洞窟の入り口でダンスを踊り始めた」とか、「勇者アイネイアスと恋人のディドは森へ逃げようとした。女神ユノは言う。あなた方を結ぶ洞窟に私も必ず参ります」とか。
・「勇者」=アイネイアスのことだろう
・「ディド」=カルタゴの建設者と言われる女王; The founder and queen of Carthage, who fell in love with Aeneas and killed herself when he abandoned her.
天の女神ユノ

3. 洞窟で
「静かな海の底から2匹の蛇が昇ってくる。巨大なとぐろを巻いて。波の上へ。胸を出し、鎌首を高くもたげて浮上する。体の後部は水面下でくねらせている。1匹が私の周りで2度渦を巻いてから襲いかかる。そして二重に巻きつき体を固く締めつけた。私は何とかして結び目を解こうとするが
Del profundo mar en calma salen dos serpientes de imensas espirales por encima de las olas levantan su cresta y su pecho mientras el resto de su cuerpo se desarrolla a flor de agua una de ellas ahora me aprisiona en medio de dos vueltas y me oprime con el doble anillo de su amor y yo intento romper su nudo」

4. 授業で
「決してイタカを忘れるな」「だが帰国を急ぐ必要はない」と朗読している詩は、よくわかんないんだけど、Kavafis(カヴァフィス)の『Itaca』という詩かい?

5. ベッドで
「お前の中に私の魂の一部が移ったら、愛が足りない者はどうすればいいのか / いつか二人とも破滅する」「お前が先に行っても運命は同じだ / 旅人たちは二度と戻らないことを覚悟した」
Si una fuerza prematura se lleva en ti una parte de mi alma ¿qué hago yo, que soy la otra, la menos amada / Un dia mismo traerá a ambos la ruina. / Adondequiera me precedas, los dos iremos / caminantes dispuestos a hacer juntos el viaje sin retorno」
ホラティウス……? 私はわからないので『ホラティウス全集』かなにか読んでみてください。

6. 授業中の板書
「‘愛する’から‘愛さない’への長い道のり。それは誰にも分からない、いつどのように進むのか」
Del querer al no querer hay un camino muy largo, que todo el mundo recorre sin saber ni cómo ni cuándo.」
Manuel Machadoの詩か何かだろうか?


……などなど、とにかく、勉強してこなかったことを悔いましたよ。知らな過ぎる。ヒドいな。これら↑ウソかもしれない。見当もつかないことを調べまくらなければならないので最初の60分はなかなか進みませんでしたよ。たいへんでたいへんで。


そこから先? そこから先は早いよ。


だっておっぱいばっかだもん。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


(スペイン映画)
Son de Mar @Imdb
(英題: Sound of the Sea)
マルティナは海 日本オフィシャル
マルティナは海 @goo映画
マルティナは海 @みんなのシネマレビュー
マルティナは海@映画生活
マルティナは海@ぽすれん
マルティナは海@シネマカフェ

・監督のBigas Luna(ビガス・ルナ)といったら、『ハモンハモン』とか『おっぱいとお月さま』ね。彼はおっぱい星人なの。私、彼の作品はあんまり好きじゃないのかも。『ハモン・ハモン』についてもこのblogではぞんざいな取り上げ方しかしてないもんな。

監督: ビガス・ルナ Bigas Luna
製作: アンドレス・ビセンテ・ゴメス Andres Vicente Gomez
原作: マヌエル・ビセント
脚本: ラファエル・アスコナ Rafael Azcona
撮影: ホセ・ルイス・アルカイネ Jose Luis Alcaine
 
出演:
レオノール・ワトリング Leonor Watling
ジョルディ・モリャ Jordi Molla
エドゥアルド・フェルナンデス
セルヒオ・カバジェロ


Son De Mar (ハードカバー)
Son De Mar/the Song of the Sea (マスマーケット)
マルティナは海【字幕版】 [VHS]
マルティナは海【日本語吹替版】 [VHS]

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Comments

(今回は特に語句メモは無し)

マルティナが洗濯物を干すときにラジカセを持ち歩いていて音楽を流している。そこでかかっていた曲は、Coolioの『Gangsta's Paradise』。ミシェル・ファイファー主演の映画『デンジャラス・マインド 卒業の日まで』のサントラの曲ね。これ、95年、スペインでは大流行りだったんだよな、他の国でもそうだったのかも知れないけども。どこ行ってもこれかかってた。

あーもー。いろんな恥じらいや眩暈と共に懐かしさがこみ上げるな。これを聞くと同窓会を開きたくなる。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 00:30

この映画を観ていて私がかつて惚れてた男のことを思い出したのは、ロケーションが彼の町に近かったせいでしょうな。

「あぁ、あの人に会いたい、というかあの人の嫁さんになりたかった」と感傷的になったのでした。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 00:34

ウリセス役のJordi Mollàは『Nadie Conoce a Nadie(パズル)』の時の容貌の方がよかったような、いや、こっちの方がよかったような。どっちもよいというか、まぁどっちでもいいというか。

今回の小汚い風貌だと誰かに似てるんだよなぁ。と気になっていたのだが、あれだ、W杯の時の仕事で時々いっしょになったアルゼンチン人テレビマンだ。

シエラ氏役のEduard Fernándezは『Smoking Room』の人ね。

で、この人は誰か日本のゲーノー人に似てる人がいるはずだとずっと気になっているんだが思いつかない。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 00:46

日本版じゃなくてオリジナルの方のジャケ写、http://eur.news1.yimg.com/eur.yimg.com/xp/uno1/20040220/18/11326032.jpgかな、これは、うん、「あ。なるふぉど、このシーンだったのね」とニヤリとするというか。ひっかけ問題にひっかかった気持ちというか。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 01:14

上述のfilmographyにもあるけど、レオノール・ワトリングは『Son de Mar』のすぐ前は、『La Espalda de Dios』に出ていたのですが、ほんとチョイ役だった。蓮っ葉な役でしたな。

あれからしたら『Son de Mar』はずいぶんな出世だったんだなと感じる。そしてその後、『A mi madre le gustan las mujeres』という凡庸といえば凡庸なハートウォーミング系コメディをはさみ、『トーク・トゥ・ハー』へ……と。

その登り方を見ると、Bigas Lunaの目の付け方がすげぇってことなのかなとも思われますな。

※『A mi madre ~』は2003年の旅行時に友人宅で観た。同性愛がテーマで明るく描かれている作品でね。

『トーク・トゥ・ハー』で彼女が日本でも一躍有名になり、じゃぁ彼女の前作を…とばかり日本の業界が動いた時に、『A mi madre ~』はさすがに難しいと思って避けたんじゃないだろか。それで一作とびこえて『Son de Mar』にしたんじゃないかな、なんてね。二作とびこして『La Espalda de Dios』だとセリフほとんど無いような役だからさ。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 07:44

> Coolioの『Gangsta's Paradise』。ミシェル・ファイファー主演の映画『デンジャラス・マインド 卒業の日まで』のサントラの曲ね。

はいはい。
これ、しょっちゅうかかってた~!!
めまいを感じるよ、ホント。

Posted by: うず | Tuesday, November 08, 2005 at 20:14

reineさん、オバンデス。
allcinema ONLINEによると、劇場初公開年月は「マルティナは海」2002/02/02「トーク・トゥ・ハー」2003/06/28になってます。私が「マルティナは海」を見た時はレオノールの裸目当て(?)のオヤジたちがいっぱいでした。印象に残っている、エロいと思ったのはウリセスの声や彼の語る物語でなくパンティの干し方、それから滴り落ちる水でした。

>騎乗位
 町の有力者役エドゥワルド・フェルナンデスってかなり背が低いんです。そのせいか彼は「 La Voz de su amo」でも下になってました。私の相方さんがと~っても彼のファンなのですが彼女曰く「スペイン映画界、俳優のなかでいちばん小さい。ホルヘ・サンスより…」とのこと。

Posted by: benita | Tuesday, November 08, 2005 at 23:15

おぉすげぇ…ありがとうございます>benitaさん
そうか。そしたら、『マルティナ』の方が劇場公開もちゃんと早かったのですね。それならしかたないや(←意味不明)。

そして、そう、パンツの干し方!
私もそれ鑑賞中にメモってたのでビックリ。「干したパンツから滴る水」って。いやぁ、benitaさんもやっぱりあそこに目をつけましたか。 (注: ‘あそこ’ってのは‘あのシーン’という意味) あれはこの映画で最強のエロでしたね。(まぁ、「よく絞れ」って話なのですけど)

それにしても。エドゥワルド・フェルナンデスは、遠い日本という国で体位をこんな風にチェックされているなどとは夢にも思うまい。

※あと、あれですかね、騎乗位は、おっぱいを観に来る客へ制作者側が提供しなければならない義務的体位なのでしょうね。女が下だと、おっぱいが流れちゃってつまらんし、逆に流れてなかったら人造の気配が濃厚で興醒めだし。ということなのでしょうかね。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 23:39

そしてちなみにCoolioのGangsta's Paradiseでクラクラしながらも同窓会(?)を開きたくなってしまった私は、さっそくuzu女史に連絡を入れました。

Posted by: Reine | Tuesday, November 08, 2005 at 23:55

女友達からメールが来ていた。件名は「あ~びっくりした( @ _ @;)」

曰く:
“マルティナは海”ってどんなの?って思って『マルティナは海DVD』のところをクリックしたらあら大変!! 「こんな商品もお勧めします」って、なんじゃら無修正とかハードテクニック……???(写真付きだ)

ちょうど後ろを人が通ってギョッとしました。きっと会社の子は私のこと欲求不満でエロDVDでも探しているんだろうって思ったはず。(ーー゛)
___

だそうな。
ほんと、それは由々しき問題だ。と思う。その辺のことについて、近日中に一記事UPします。別の作品について書くときに、この辺の‘由々しさ’について、若干の怒りも添えて書くことになろうかと思います。

(※書いておきました

Posted by: Reine | Thursday, November 10, 2005 at 22:11

最新作でもとびきり話題作でもなかった(でしょ?)この『マルティナは海』という
映画タイトルで当blogにアクセスしてくる人が、どうして今さら意外にもたくさんいるのかと、ちょっと不思議だったんだが、ギャオで現在(11/25まで)放映中だったからなのね。

Posted by: Reine | Friday, November 11, 2005 at 16:49

Reineさんはじめまして、昨夜コメント頂きましたpericoです。ありがとうございました。早速お邪魔させてもらいました。凄いですね!私は記事のネタ探しのすえに行き当たりばったりで書いるのでお恥ずかしい限りです。
作品の中の物語も気になっていたのですっきりしました。発見だらけで本当に凄いです。勉強になりました。また寄らせてください。今後の記事も楽しみにしています。せっかくなのでリンク貼らせていただいても宜しいですか?とりあえず貼っちゃいますけど、都合が悪い場合はご連絡ください。本当に楽しませていただきました。では!!

Posted by: PERICO | Wednesday, March 07, 2007 at 04:19

PERICOさん、コメントありがとうございます。リンクもありがとうございます。私もPERICOさんのblog、昨夜はあちこち覗いて楽しんでしまいました。

スペインの学校では映画を観る授業が何度かあったのですが、いつも「今出てきた単語の意味は…」「今言ってたのの背景には○十年代のコレコレがあって…」などなど、詳しく解説してくれたのです。映画の解説というよりは、スペイン語を学ぶための語彙あるいは社会事情みたいなものの解説でした。

私は簡潔な文を書くことがもともとできないのが欠点なので、どうせ長くなっちゃうんだから、だったらいろんな情報を詰め込めるだけ詰め込んどこうって感じで書いていたらこんなblogになってきたのです。

ホントは短くうまいまとめ方ができるような大人になりたかったのですが……。これからもよろしくお願いします。

Posted by: Reine | Wednesday, March 07, 2007 at 09:54

初めまして。二年ほど前から愛読しています。スペイン語圏の映画の情報を仕入れたり、鑑賞したあと訪れたり、スペイン語を学んだりといつも楽しく読んでいます。
plagioのポストを読んで私もReineさんのブログをplagioしてしまっているのではと反省し、Son de marのポストを書き直し、書き足してリンクさせていただきました。

スペイン人は、この映画(やら他のも)を見て元ネタを思い出し、ニヤリとできるものか、私も疑問に思います。「源氏物語のことをぼんやり知っている」みたいなものなのかも知れませんが…

Posted by: コジマ | Sunday, September 23, 2007 at 02:54

あ! コジマさんはじめまして。
いや、はじめましてなのですが、私、前からコジマさんのDiary拝見していましたよ(゚д゚)! 今、お名前欄から開いて見に行って見慣れたデザインのDiaryが開けたときは感動。

>私もReineさんのブログをplagioしてしまっているのでは

いやぁ、それは無いですよ。もしもそんなことでもあればとっくに私気づいてとっくに目くじら立てています。あの記事、ホント、要らぬ気をあちこちで遣わせちゃったかと思うと…ほんとすみません。

あれはあの女子大学院生がですね、プロフィールページかなんかでよりによって「私は書くことが好きでー」だかなんだか言ってたことが私の怒りに火をつけたんですよ。「好きだってんならコピペするな」と。

昨日友人としゃべっている時にもplagioの話になりましたが、最近の大学の先生は学生のレポートを読む時には、どっかのサイトから持ってきてるんじゃあるまいかと、一通りは検索したりして用心しないといけなくなってるんだそうですよ。

「書く側が楽になって、読まされる側は負担増かよ…」と、呆れるというかなんというかな気持ちでした。(学生の文章の途中で急に口調が変わるからわかるというのには苦笑しました)

いや、話逸れてしまいましたが、コメントいただけて非常に嬉しいです。前から私も『everything reminds you of something』にコメントしようかどうか悩んでいたので。

これからもよろしくお願いします。

Posted by: Reine | Sunday, September 23, 2007 at 07:28

そう、これです、これ:

>元ネタを思い出し、ニヤリとできるものか、私も疑問に思います

どーーーーーも、あーやしーですよね。これからしばらくの間、スペイン(語圏)の友人たちにはこれについて質問を投げかけてみようかと思いました。

そしてコジマさんの『Son de mar』評、にやにやしながら拝読しました。マグロはコントでしたね。出来の悪い。

Posted by: Reine | Sunday, September 23, 2007 at 07:34

こんばんは。

> いやぁ、それは無いですよ。もしもそんなことでもあればとっくに私気づいてとっくに目くじら立てています。あの記事、ホント、要らぬ気をあちこちで遣わせちゃったかと思うと…ほんとすみません。

いえいえ、ブログという公共の場で何かと書き物をしていることを忘れがちなので、反省する良い機会になりました。
コピペ対策は大変らしいですね。文体まで同じとは完璧コピペなんでしょうね…せめて口調くらい変えたらどうかと。

「元ネタ」ですが、ふと思い出したのがバジャドリードにいた頃にヨーロッパな皆さん(西独仏英)が、ゴダールの「フォーエバー・モーツァルト」を見て難解さに怒り狂っていたことです。おそらくゴダールだしなんやかやと元ネタがあったんだと思います。そういうのが分からないとダメなんだという思いはなくとにかくつまらない映画には激怒、という明快さが爽やかで印象に残っています。わりと文化系のものが好きな人々でもそんな感じだったので、ネタとか考えずに見てるのか?という気もしてきました。私も友人たちに聞いてみようと思います。

Posted by: コジマ | Monday, September 24, 2007 at 03:21

コジマさん
それは面白い事例ですね。私は、なにかそういう具体例はあったかなぁ……何かあればいいのですが、無いなぁ。

ぜんぜんまた話は逸れちゃいますが、向こうの人の‘ホラー’の考え方も、私たちとは違いますよね。(どっか他の記事の中で書いたかもですけど)「神 vs 悪魔」っていう図式で、「ほ~ら、悪魔が勝っちゃったら怖いだろ~」と脅かされても、私は「はぁ……えぇ、まぁ…」という感じでね。

なんて言えるほど私は向こうの幽霊ものを観て来たわけじゃないのですけどね。スパニッシュホラープロジェクトとか観てみようかな。

(私、実は‘怪談’について考えるのが好きなんですよ。なんでこの話が怖いとされるのか / 元ネタはなんだろうか / この話が生まれるに至った社会学的な理由ってどの辺だろ / 科学的にはこういうことよね、結局 / この語り手の抱える精神的な問題はなんだろうか / この語り口は、あんた、物書きでしょ / この話は西訳できるかどうか / しかしどうして子供たちはこんなの信じちゃうかね ……etc.を考えるのが好きなんです)

話逸れすぎ。すみません。

Posted by: Reine | Monday, September 24, 2007 at 13:29

あああ、それはありますね>ホラーもの
「リング」よりも「エクソシスト」系の悪魔ものの方が怖い、「リング」はあんまり怖くないよね、というポルトガル人の発言があり、え?逆じゃ?と思ったことが(リングは見てませんが、あらすじを見るだけでエクソシストより怖そう)。悪魔ものは血が出たり人が惨殺されたりするのは怖いけれど、それ以上の要素が怖いわけではない、と私は思うので意外な発言でした。

心霊写真や先祖の祟りなんかは向こうの人にとっては怖さが分からないかもしれません。怖いものにはいろんな文化やら社会の仕組みやら時事ネタやらがごっちゃり絡んでくるので、背景の解説なしでは「なぜ怖いのか」すら分からない、ということになりそうです。

Posted by: コジマ | Tuesday, September 25, 2007 at 01:22

そうそう、リングっぽいのとエクソシストっぽいのと。そこ、ほんと違うところですよね。私もスペイン人にリングは全然怖くないんだがどうしてくれる(←何がよ)みたいに相談された(?)ことがあります。

向こうにいた時にこういうことをお隣のお婆ちゃんだとか中学生だった大家さんの三女などのいろんな世代の人からもうちょっと聞き取ってくれば面白かっただろうなと、ちょっと後悔です。

Posted by: Reine | Wednesday, September 26, 2007 at 00:01

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