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Sunday, November 20, 2005

Familia / カット!世にも奇妙な一族 [スペイン映画]

familia朝、サンティアゴは目を覚ました。階下では家族がそれぞれに忙しそうにしていた。

・バスルームにこもって化粧に余念の無い妻カルメン
・バスルームをさっさと出てよと急かす老母ロサ
・試験に向けて暗記に励んでいる長男カルロス
・穿くズボンが決まらず焦り気味の長女ルナ
・クイズ番組を熱心に見ながら数々の小箱を綺麗な紙で包装している次男ニコ

「そろそろ起きてくる頃かしら」「だね」「そこの扉を閉めてちょうだい」。家族は食卓に揃い、サンティアゴがダイニングに降りてくるのを待っている。サンティアゴがやってきて家族全員での朝食が始まった。しかしこのぎこちなさは何だろうか。この家庭に漂っているtensión(精神的緊張)は何なのか。娘ルナがその年頃の難しさからサンティアゴに反抗的な態度をとっているせいか? 

もどかしさにたまらずサンティアゴが次男ニコに「なんか変だと思わないか?」と尋ねるが、「別に……いつもこんな感じじゃない?」と。そこへ妻カルメンがプレゼントを抱えて現れた。「なーんかおかしいと思ってたら、そうか、こういうことか!」と相好を崩すサンティアゴ。

今日はサンティアゴの55回目の誕生日であった。

老母ロサはサンティアゴの生まれたときの様子を語った。子ども達も楽しそうに聞き入っている。サンティアゴはプレゼントを一つずつ開けていった。娘ルナからはchandal(スポーツウェア)。「ジョギングの時にでも着てね」。老母からはストップウォッチ。「……なぜ……ストップウォッチ…?」「……えーっと…なんでも測れるじゃない」。

そして次男Nicoからのプレゼントを開けた。パイプが入っていた。

※注意※文字サイズが小さくてよく見えない人のために英語で書くとpipeです。パイプです。バイブではないですよ。


Santiagoの表情がかき曇る。「これは誰のだ?」と家族を見回す。皆がキマリ悪そうに目をそらす。「僕の……」と次男Nicoが名乗り出る。

サ: どういうつもりだ
妻: サンティアゴ…(※なだめるかのように)

サ: もういい! お前がすべてぶち壊してくれたよ。パイプとはね。お前は頭が悪いのか? どうした? 聞いてるのか?
ニ: …ごめんなさい…

サ: 何もかもうまく行ってたのにコレのせいで! ……このバカはいったいどこから来たんだよ! なんで俺がタバコ吸わないってことをコイツは知らないんだ?
妻: サンティアゴ、やめてちょうだい。

サ: みんな知ってることじゃないか? なら、どうしてこんなことに?
妻: サンティアゴ、Nicoが泣いちゃってるわ。

ニ: (※泣きながら) パパ……大好きだよ…。
サ: ハァ?

ニ: 大好きだよ。
サ: 信じられないね! 涙が出てないじゃないか!

ニ: ほんとだよ、大好きなんだよ。
サ: だいたい俺は肥った息子は欲しくなかったんだ。メガネかけた子もヤダったよ!


……あまりにもあんまりな父親の暴言である。これがサンティアゴ一家の一日の始まりであった。


この映画はここでエンジンがかかるようなものです。ここまでは、あれ何ていう、イグニションキーを回していたようなもの。この家庭に漂っていたtensión(緊張感)は、ここからますます増大します。どうかみんなヘマをしないでくれ、この父親の機嫌を損ねるようなことがあってはならないのだと、観ているこちらまでハラハラすることになる。

涙も感動も特に大きな盛り上がりは無い映画だけども、「おもしろい」とは言えるね。私は好きだね。「この映画、どう?」と、たとえば姉や兄に聞かれた場合にも「あぁ、いいんじゃないかい? 観れば?」と答えるだろう、と言ったらなんとなくその方向性はわかっていただけるか。

ほのぼの系というか。家族モノというか。ホームコメディーですかな。ブラックユーモアといえばブラックですが、何もここ(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/vlimgdata/4988003953089.jpg)までおどろおどろしく加工を施す必要は無いだろう。

クスリニヤリと笑う箇所があちこちに仕込まれているし、小さくではあるが声をあげて笑っちゃったところもある。苦笑いというか、ね。一つ一つのシーンの、役者たちの心中をお察し申し上げると可笑しくて可笑しくて…というシーンが多々ある。映画館で予備知識も無く観ていたらもっと大声で笑ったのかもしれない。

そう。
観る前に何かをネットで調べようとしちゃいけない。何も知らずにまず観てしまえばいいと思うよ。
____

(語句メモなどはコメント欄)

(スペイン映画)

カット! 世にも奇妙な一族 DVD
OfertaDVDで14.75ユーロで購入。
CUT 日本公式?
カット!@シネマカフェ
カット!@goo映画

監督: フェルナンド・レオン Fernando Leon
製作: エリアス・クェレヘタ Elias Querejeta
原作: フェルナンド・レオン Fernando Leon
脚本: フェルナンド・レオン Fernando Leon
撮影: アルフレッド・マヨ Alfredo Mayo
編集: ナチョ・ルイス・カピージャス Nacho Ruiz Capillas
 
出演:
ファン・ルイス・ガリアルド Juan Luis Galiardo
アンパロ・ムニョス Amparo Munoz
アガタ・リス Agata Lys
チェテ・レラ Chete Lera
エレナ・アナヤ Elena Anaya

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Monday, November 14, 2005

redacción familia

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「家族」

ヒント(多過ぎ):
‘祖父母’の担う役割について、鬱陶しいこともある?

孫と祖父母ってお互いにどういう存在だろう?

ご老人は特養施設の方がいいのではないか

あなたの国の出生率について

あなたが進路選択するのに親に相談したことがある? 助言は?

マザコン・ファザコンって何だろう?

厳しすぎる両親はどうだろう? 反抗してばかりの子はどうか?

親子愛と兄弟愛について

「兄・姉」であることと「弟・妹」であること

家を離れて一人暮らしをすることのメリット・デメリット

家族と一緒に住んでいますか? それとも一人暮らしですか?

初めて家族から離れて過ごしたときのこと

自分の街や国を離れて暮らしてみて思ったこと

そして家に帰った時どう感じた? 恋しかったんだろうか?

休暇に実家に一家で集合しますか? クリスマス? お正月? お盆? どういう慣習?

長いこと会ってなかった親族と会ったらなにを感じる? ……などなど

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Friday, November 11, 2005

Lucía y el Sexo / ルシアとSEX [スペイン映画]

Lucia y el Sexo(注: 私がこれからイライラと述べる事柄にはきっと誤解などが混ざっていると思う)
_______

私のblogにチャット小窓がついてます(2005年11月現在)。私がこのblogを見ていれば「reneyama」が居ると表示されてるね。私は日中ブログを開きっ放しですから、あたかも常駐しているかのように表示されている。しかし実際はここに張り付いてまさか自分の文章を読み続けているわけでもないので、ここに居るようでいて私はここには居ないのです。

実はこのチャットツールはチャットとしての用を成していない。
その小窓を見てreneyamaが‘居る’と思った友人が「もしもーし。居る~?」などと話しかけてくれても、小窓を監視でもしていない限り、私は気づけないからです。音でも鳴るとか、何かしら知らせてくれたなら気づけるのだが。

こないだ、私は『ルシアとSEX』を鑑賞していた。女友達がチャット小窓で話しかけてくれた。「お腹すいたー」と。私がその書き込みに気づいた頃には彼女はもう‘退室’してしまっていた。私はメールで詫びておいた:

「あ。すまん。気づかなかった。映画観てた。貴女が話しかけてくれた頃はたぶん、カップルが互いにハメ撮りに興じているシーンがダラダラ続いていた頃だと思う。あ。いや。別にポルノじゃないよ? ほんとだよ」
______


この映画、結局ソレだぁね。
不快だ。
長丁場の性交描写に辟易した。
(義理とは言え)父娘相姦っつうか親子丼っつうかをイメージさせるような描写にゲンナリだった。勝手にそーゆーのをイメージしたのはオマエ自身ではないかと言われればそれまでですけれども。

冒頭の20数分は面白い。
最後の20数分も面白い。
しかし、中間の70分強はエロティックパレード。
舌打ちして溜息ついてアクビして鼻ほじって(←ほじってないですよ)、何度投げ出そうと思ったことか。


あの70分強は要らねーよ。馬っ鹿みたい。実際に私は観ながら、「馬鹿馬鹿しい」「なんーだ、これ」と呟いてた。腹式呼吸で吐き捨てていた。かなり大声の独り言だったと思う。

あの70分強が要らねーんだよ。

いや。待て。違う。

その70分強だって、plotはよく組み立てられていると思うのよ。昔に飛んだり現在に戻ったり、現実なのかオハナシなのかがパズルのように組まれていくような、私にとっては複雑な造りだったんだけども、それでも私ですらちゃんとついていけたんだから。

主人公Lucíaの「いったい何があったのよ?」という戸惑いはそのまま観る者の戸惑いであり、Lucíaが一つずつ真相に近付いていく手探り感をこちらも共有していくわけで。それはたいへんに面白かった。

つまり、じゃぁ、何が要らなかったのかというと、「あの70分強が」ではなくて、「あの70分強の間ひっきりなしのハダカが」なのですよ。

ハダカが要らねーんだよ。頭に来た。脱ぎゃいいってもんでも舐めりゃいいってもんでもないだろうが。

あーあ、なんでアタシこんなの観てんだろ、と。いや、10月11月を‘メジャーどころ(=日本でレンタル可能な映画)観賞月間’と決めたのは私自身ですけれども。ロクなもんじゃねぇな、と。こないだの『マルティナは海』でも味わったが、「こんなの(失敬)よりももっと日本に入れてほしいスペイン映画はあるんだよ」という嘆きですわ。怒りでは無いです、嘆きです。トホホ感でした。


さて。
私は映画ビジネスって何がどうなってるのかわからないのです。興行会社と配給会社についてを読んでも、よくわからじ。そして、DVDを発売するのはまた別の話なの? 「発売元」と「販売元」ってのはまた別なの? どの会社が何をうけもつんだ?

この『ルシアとSEX』は、株式会社オンリー・ハーツとな。Video LINEUPとMovie LINEUPを見てみた。スペイン映画は……:

Nadie hablará de nosotras cuando hayamos muerto死んでしまったら私のことなんか誰も話さない
Entre las piernasスカートの奥で)(※2006年9月16日鑑賞
Los Sin Nombreネイムレス 無名恐怖)(※2007年3月7日鑑賞
La Mujer Más Fea del Mundo世界で一番醜い女)(※2007年3月13日鑑賞
Días contados時間切れの愛

良いものもあるしそうでないのもありそうだ。私がかつて観たいと願っていたものも幾つかある。


しかしね、LINE UP欄をズラーっと見ているうちに、私の眉間の皺は深く深くなりましたよ。不快である。「他にはこーゆー映画を扱ってる会社ですか、そーですか」と。「こんなのやあんなの(と言ったら失礼ですけども)と一緒くたにされてるのが、『ルシアとSEX』だったわけね。ふーーん」。


なんなんだろうか、このムカムカは:
こんなの(失敬)と一緒に売られるのなら『ルシアとSEX』も売ってくれなくてけっこう / ところで、よその会社は何故に『ルシアとSEX』に手を伸ばさなかったのか / そして何故この会社は目をつけたのか / っつうかそもそも『ルシアとSEX』よりももっと日本で売って欲しいスペイン映画は幾らでもあるのだ / しかし他の佳作は見向きもされず、よりによって『ルシアとSEX』みたいなの(失敬)が日本ではありがたいことに手に入る / こんな映画(失敬)を扱ってきたような会社のおかげで /

……と、グツグツ考えた。それで、なんとなくこのムカムカの理由がわかった気がしたのね。

ハダカですか、と。結局エロなのですか、って。

スペイン映画がそういう役割をあてがわれたのだろうか……などと考えていたら頭抱えちゃって。考え過ぎだろうし、私のこの拒否反応もそこそこ異様なのだろう。でも、なんつうか、スペイン(映画、国、人)が好奇の目に晒されているようないたたまれなさを覚えたというか。「…もうそういうのはよしてくれ……」と力なく呟く感じ。

スペインという国とスペイン人という人々は、『ルシアとSEX』ではなくて是非とも他の作品で感じ取っていただきたいものであると、私は強く願ったのでした。

イヤーな気持ちになって、Formentera島の美しさが台無しよ。本当に本当に景色は美しかった。

本当に美しかった。
______

(スペイン映画)
Lucía y el sexo @Imdb
Lucía y el sexo @ Yahoo! Cine
ルシアとSEX@シネマカフェ

主演のPaz Vega(パス・ベガ)
Nadie Conoce a Nadie
カルメン
El Otro Lado de la Cama


監督はJulio Medem(フリオ・メデム)
La Ardilla roja
Tierra
アナとオットー
・La Pelota Vasca. La Piel contra la Piedraは持ってる。(⇒ 2007年12月8日にようやっと観た

監督: フリオ・メデム Julio Medem
製作: フェルナンド・ボバイラ Fernando Bovaira
製作総指揮: アナ・カッシナ
脚本: フリオ・メデム Julio Medem
 
出演:
パス・ベガ Paz Vega
トリスタン・ウジョア Tristan Ulloa
ナイワ・ニムリ Najwa Nimri
エレナ・アナヤ Elena Anaya
ハビエル・カマラ Javier Camara

ルシアとSEX ヘア無修正版 [DVD]
Sex & Lucia (Rated) (Sub) [VHS] [Import] (2001)

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Tuesday, November 08, 2005

Son de Mar / マルティナは海 [スペイン映画]

Son de Marんーっとね……この映画は……「レオノール・ワトリングの乳と騎乗位が拝めます」というだけで日本に持ち込まれた作品だった、なんてことはないかい?

ビジネス事情はよくわかんないんだけど、『トーク・トゥ・ハー』でレオノール・ワトリングが話題になったから、慌てて過去の出演作品を引っ張り出してきて無理矢理もってきたのがこの映画、だったりするか?
↓↓↓
Leonor Watlingのfilmography
『マルティナは海』(2001制作)
『トーク・トゥ・ハー』(2002制作)
そして、日本での公開日はそれぞれいつなのか。

マルティナは海DVD発売は、
『トーク・トゥ・ハー』が2004年2月16日
『マルティナは海』が2004年2月27日 ←こっちが後になってる

日本で見せて欲しい良いスペイン映画は他にいっぱいあるんだがな。私、この映画、「メジャーどころ鑑賞月間(※10月11月はそういうことにしました)」じゃなかったら観ませんよ。しかし、結局、なんつか、売れたもん勝ちというか。

(※コメント欄にbenitaさんからの情報あり)

あらすじ
バレンシアのDéniaという町の高校。ウリセスという若者が文学教師として着任。彼は下宿屋の娘マルティナに惹かれる。マルティナも気を引くようなそぶり。だが、シエラ氏という町の有力者(不動産経営など)もマルティナに惚れているようだ。でもマルティナはシエラ氏を好きじゃない。

ウリセスとマルティナは港へ散歩がてら、「Son de Mar号」という古い船に入ってみる。「私、お金持ちになったらこの船を買うの」。

ウリセスとマルティナは付き合い始める。シエラ氏はマルティナをまだ諦めきれないようではあるが、そうこうするうちにマルティナは妊娠しウリセスと結婚した。いちゃいちゃ夫婦生活。子どもも生まれて幸せそのもの。小船も買った。「あの船に私の名前をつけてね」「それは縁起が悪いって聞くけど…わかったよ、そうするよ」。

ある日、シエラ邸で催されたパーティーに夫婦して呼ばれる。シエラ氏はウリセスの目を盗んでマルティナに言い寄るが、振り払って逃げるマルティナ。「金の稼げない男のどこがいいんだ」「彼は物語を語って聞かせてくれるのよ」。夫一筋のそんなマルティナがバルコニーから庭を見下ろすと、そこではウリセスが派手めな女と話し込み、やに下がっていた。

翌日ウリセスは小船で海に出た。嵐が襲う。嵐が去ったあと、マルティナ号と名づけられたその小船が崖下に打ち寄せられていた。泣き崩れるマルティナ。

マルティナはシエラ氏と再婚した。数年が経ち、優雅な生活も板に付いている。「お金持ちになったら」という夢語りでしかなかった「Son de Mar号」も所有している。息子アベルもシエラ氏のもと実父ウリセスのことなど露ほども知らずすくすく育っている。

このところ無言電話が続いている。ある夜マルティナが電話に出ると、「世界中の海を渡ってわかった、君無しでは生きていられない。 He cruzado todos los oceanos de este mundo para saber que no puedo vivir sin ti. 」と呟く声。


ここから先はおっぱい
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まぁ、「おっぱい星人のおっぱい星人によるおっぱい星人のための映画」と片づけてしまっては映画を観た意味が無くなるのでちょっと真面目に書き始めますけども。


大学に入りたての頃の授業で先生が、「あなたたちも、こういう言語を学ぼうと入って来た以上は、ローマ神話・ギリシャ神話はMUSTです。読みなさい。知りなさい。ヨーロッパの人々の思考の基盤となった精神世界を知っておくと知らないのとでは、今後のあらゆる学問での理解の深さが違ってくるから」みたいなことを言った……と思うのよ……。

怠惰な私はそれらの本を買ったまま放置でした。

スペインにいる頃、友達が日本の家族に頼んで『出エジプト記』から何から郵送してもらってたな。「なんか、ヨーロッパ人の学生がスッと理解してることを日本人の私は理解できてないんじゃないかと思えてならない。‘不利’だと感じるというか。だからやっぱりこういう本から読まなきゃわかんないんだなと思った」と言ってた。

この映画ね、(ギリシャだかローマだかとにかく)神話がわかっていたらもしかすると‘本歌取り’っぽさが垣間見られて面白かったりするのかもしれませんよ、もしかしたらですけど

(「実際のところ君たちは現代映画を鑑賞中に神話などの元ネタと重ねることでプロットを理解したりするもんなのか?」とスペイン人の友人に聞いてみたいところである。ちょっと怪しいと睨んでるんだよね、私)

1. 「ウリセス(Ulises)」という名
ユリシーズ,ウリッセス; オデュッセイウスOdiseoのローマ名。イタケItacaの王でPenélopeの夫。トロヤ戦争の英雄。
オデュッセウスについてwikipedia

2. 『La Eneida (ウェルギリウスの『アエネイス)』
「勇者と美しきディドが洞窟にいる時、天空は裂け暴風雨が吹き荒れた。天の女神ユノが抱き合う恋人たちを見て合図を送ったのだ。稲妻が光り始めニンフたちは洞窟の入り口でダンスを踊り始めた」とか、「勇者アイネイアスと恋人のディドは森へ逃げようとした。女神ユノは言う。あなた方を結ぶ洞窟に私も必ず参ります」とか。
・「勇者」=アイネイアスのことだろう
・「ディド」=カルタゴの建設者と言われる女王; The founder and queen of Carthage, who fell in love with Aeneas and killed herself when he abandoned her.
天の女神ユノ

3. 洞窟で
「静かな海の底から2匹の蛇が昇ってくる。巨大なとぐろを巻いて。波の上へ。胸を出し、鎌首を高くもたげて浮上する。体の後部は水面下でくねらせている。1匹が私の周りで2度渦を巻いてから襲いかかる。そして二重に巻きつき体を固く締めつけた。私は何とかして結び目を解こうとするが
Del profundo mar en calma salen dos serpientes de imensas espirales por encima de las olas levantan su cresta y su pecho mientras el resto de su cuerpo se desarrolla a flor de agua una de ellas ahora me aprisiona en medio de dos vueltas y me oprime con el doble anillo de su amor y yo intento romper su nudo」

4. 授業で
「決してイタカを忘れるな」「だが帰国を急ぐ必要はない」と朗読している詩は、よくわかんないんだけど、Kavafis(カヴァフィス)の『Itaca』という詩かい?

5. ベッドで
「お前の中に私の魂の一部が移ったら、愛が足りない者はどうすればいいのか / いつか二人とも破滅する」「お前が先に行っても運命は同じだ / 旅人たちは二度と戻らないことを覚悟した」
Si una fuerza prematura se lleva en ti una parte de mi alma ¿qué hago yo, que soy la otra, la menos amada / Un dia mismo traerá a ambos la ruina. / Adondequiera me precedas, los dos iremos / caminantes dispuestos a hacer juntos el viaje sin retorno」
ホラティウス……? 私はわからないので『ホラティウス全集』かなにか読んでみてください。

6. 授業中の板書
「‘愛する’から‘愛さない’への長い道のり。それは誰にも分からない、いつどのように進むのか」
Del querer al no querer hay un camino muy largo, que todo el mundo recorre sin saber ni cómo ni cuándo.」
Manuel Machadoの詩か何かだろうか?


……などなど、とにかく、勉強してこなかったことを悔いましたよ。知らな過ぎる。ヒドいな。これら↑ウソかもしれない。見当もつかないことを調べまくらなければならないので最初の60分はなかなか進みませんでしたよ。たいへんでたいへんで。


そこから先? そこから先は早いよ。


だっておっぱいばっかだもん。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


(スペイン映画)
Son de Mar @Imdb
(英題: Sound of the Sea)
マルティナは海 日本オフィシャル
マルティナは海 @goo映画
マルティナは海 @みんなのシネマレビュー
マルティナは海@映画生活
マルティナは海@ぽすれん
マルティナは海@シネマカフェ

・監督のBigas Luna(ビガス・ルナ)といったら、『ハモンハモン』とか『おっぱいとお月さま』ね。彼はおっぱい星人なの。私、彼の作品はあんまり好きじゃないのかも。『ハモン・ハモン』についてもこのblogではぞんざいな取り上げ方しかしてないもんな。

監督: ビガス・ルナ Bigas Luna
製作: アンドレス・ビセンテ・ゴメス Andres Vicente Gomez
原作: マヌエル・ビセント
脚本: ラファエル・アスコナ Rafael Azcona
撮影: ホセ・ルイス・アルカイネ Jose Luis Alcaine
 
出演:
レオノール・ワトリング Leonor Watling
ジョルディ・モリャ Jordi Molla
エドゥアルド・フェルナンデス
セルヒオ・カバジェロ


Son De Mar (ハードカバー)
Son De Mar/the Song of the Sea (マスマーケット)
マルティナは海【字幕版】 [VHS]
マルティナは海【日本語吹替版】 [VHS]

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Sunday, November 06, 2005

oler a chamusquina

[焦げ臭いにおいがする]

Despertar algo sospechas, causar mala impresión. ((物・事が)疑念を抱かせる、悪い印象を与える)

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redacción negocio

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「ビジネス(しごと)」 

ヒント:
株とかインフレとか、何でしょうか?

銀行の役割って何?

株をやってみたことがある? 動機は? 結果は? やってみたい?

あなたの国を代表するような企業ってどういうものですか?

あなたは起業したい? どうして? どういう業種? したくないのはナゼ?

それを実現するのにこれからやっておかなきゃいけないのは何と何?

クレジットカードが普及して現金は使われなくなった?

現金でしかできないことって何だろう

仕事について、高収入が最重要項目かどうか

それではボランティア活動はどうか

肉体労働と精神労働、それぞれ何か問題点があるだろうか ……などなど

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Friday, November 04, 2005

redacción moda

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「モード(ファッション、流行)」 

ヒント:
あなたにとってモードってどれくらい重要?

あなたは流行に乗らずに生きていられる?

男性のファッションってどう変わってきただろう?

服装のせいで男がいわゆる‘男らしさ’を失いつつあるだろうか?

服飾とは: 産業の一つ/芸術の一種/取るに足らないもの/注目を浴びるための‘道具’ ?

エレガントな装いとはどういうことだろうか ……などなど

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Wednesday, November 02, 2005

montar el número

hacer [montar] una escena [una escenita, un número, un numerito]

[演目を披露する]

Llamar la atención debido a una conducta escandalosa o extravagante. (みっともないあるいは常軌を逸した振る舞いによって注目を集める)

to make a scene

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redacción arte

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「藝術とか」(←広すぎ) 

ヒント:
何が好き? 自分で眺めるのと創るのと

博物館・美術館めぐりは好き?

スペイン絵画については何か知ってますか? あなたの国の絵画は?

あなたの国の有名な書物

読書は好きですか?

写真と絵画とを比較してみてください

お気に入りの絵画はどういうものですか? どこで見た? 画家は? どこがどう好き?

有名な人物を描いた映画作品を観たことがありますか?

映画は夢を与える?

舞台(芝居)、オペラ、映画、どれが好き? 嫌い? どうして? 何か思い出や思い入れがありますか

コメディは好きですか? どれがどうして好き?

最近映画を観ましたか? どこで? 映画館で? 誰と? いつ? 家で? あらすじ説明できる?

その映画と関連した実際の出来事が何かありますか?

演技やメイクや衣装、普段映画を観る時はどういうものに特に注目してる? ……などなど (拡がりすぎ)

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