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Monday, October 31, 2005

nacer de pie

[逆子で生まれる]

Tener siempre buena suerte. (幸運に恵まれている)

≒ tener chorra

≒tener potra

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redacción deporte

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「スポーツ」

ヒント:
あなたの国のスポーツについて、何が一番人気? 競技人口、歴史、どういう競技?

好きなスポーツ、嫌いなスポーツ、理由、観戦するのが好きなのか実践するのが好きなのか

スポーツ施設の整備はあなたの国ではどうか

スポーツを実践してて/観戦してて感動したことは?

スポーツ界とそれを取り巻くお金の動きについて

テレビ放映とスポーツの絡み

どうしてサッカーは世界各国で人気があるんだろう

スポーツに垣間見られる暴力性について、団体競技の乱闘騒ぎ、どんな競技で?

原因は? 体と体が接触する競技だから?

スポーツ観戦者はストレスを発散するために観ているのかどうか

都市対抗のスポーツ、国威のぶつかり合いのスポーツ  ……などなど

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Sunday, October 30, 2005

Abre los Ojos / オープン・ユア・アイズ [スペイン映画]

オープン・ユア・アイズ2月に『Nadie Conoce a Nadie』(邦題: パズル)』について書いたけれども、その主演のEduardo Noriega(エドゥアルド・ノリエガ)がここでも主演。

何をどう書くとネタバラシにならないのか……。どこまでが「あらすじ説明」でどこからが「ネタバラシ」になっちゃうのか……。んーっと、『世にも奇妙な物語』で20分くらいにまとまってたストーリーを120分まで引っ張って伸ばしてみました、といった感のある映画でした。夢と現実が行きつ戻りつする、系。


主人公セサル。psiquiátrico penitenciario(精神病患者の刑務所)で精神科医の面談を受けている。セサルはマスクで顔を隠している。『犬神佐清(いぬがみすけきよ)』のようなマスク。

「君は殺人を犯してここにいるんだが覚えてないのか」「覚えてない」。無意識を解明することに事件解決の鍵があると考える精神科医は、夢を説明するようにと言う。セサルは語り始める。彼の説明では夢と現実との境が曖昧である:

父親はレストランチェーンの経営者だったが15年前に事故で亡くなったので、膨大な財産をついだ。車・家・お金・ビジネス・女・顔、何も不自由してない。同じ女と二度‘も’寝ることは無い。男がすたると思ってるから。親友ペラージョは、「お前はサッサと一人の女に絞り込んでくれ。それで、オンナ市場を俺みたいなフツウの男にも開放してくれよ」と。

そんなセサルが同じ女と二度‘も’寝たのにはペラージョも驚いた。相手の女はヌリア。しかし、セサルはやはりもうヌリアを捨てにかかっている。ヌリアはそれを許さない。ストーカー化。

ある夜、セサルは自宅で誕生日パーティを催す。(※スペインでは誕生日の人がホストとなって友人にご馳走を振舞う) 

大勢の招待客。ペラージョは女の子同伴でやってきた。そのソフィアという女の子に目も心も奪われたセサル。どうも本気で惚れちゃったっぽい。そんなセサルの心の動きなどヌリアには丸見え。そして、セサルがソフィアに並々ならぬ関心を抱いたのは、ペラージョだって感じ取らないわけがない。ヌリアはヌリアで、ペラージョはペラージョで、それぞれに荒れ気味の一夜となる。

セサルはヌリアに構うことなくソフィアと親密になった。そしてそれは「親友ペラージョのことも構わなかった」を意味するよね。

ソフィアの家で一晩過ごした。今後を期待できるような別れ方であった。どうも本気で惚れちゃったっぽい。そこへヌリアが車で現れた。冷たくあしらったのだが、乗るようにと食い下がられ、セサルはしぶしぶ乗った。ヌリアは崖っぷちでガードレールに突っ込んでいく。無理心中を図ったのだった。

ヌリアは死んだと聞かされた。セサルは命は取り留めたが顔を失った。頭蓋骨複雑骨折。これ以上の修復はいかなる整形手術を施しても不可能と診断されている。友人との関係を修復することも今のセサルには困難である。ペラージョもソフィアも、セサルとその正視するに忍びない新しい顔に戸惑っている。

絶望・自暴自棄。セサルは泥酔し嘔吐し、死を望みながら路上で眠り込んだ。翌朝、誰かが「Abre los ojos. (オープン・ユア・アイズ)」と囁いた。ソフィアが手を差し伸べていた。ソフィアの愛を得たセサル。二人でベッドでまどろんでいたはずが、夜中に目覚めた時に隣に寝ていたのはヌリアであった………

abre los ojos
なんつかなぁ。
私、こういう映画あんまり好きじゃないんだよね。ジャンル分類で「Thriller」とか「Sci-Fi」とか付されているのに魅力をたいていは感じないです。いや、面白かったけどね。面白かったですよ。でも、もっと、こう、ホンワカしたいわけ私は、映画観るんだったら。これが、それでは、殺伐としていたかというとそういうわけでもないんだが。まぁ、やっぱりこういう映画は別の目的でもなきゃわざわざ観ようとはしないな。今回はblogに書きましょうと思ったからという理由があったから観た、という。

これがあまり楽しめなかったので、勢いで、「Amenábarモノだったら、『テシス(殺人論文)』の方が好きだ」とつい言ってしまいそうだ。ついつい購入さえしてしまいそうである。『テシス』はあんなに怖かったのに。二度と観ないと誓ったのに。しかし、『テシス』はとってもとってもハラハラワクワクドキドキしたっつうのは事実だからな。(※『テシス ~次に私が殺される~』は、『アメナーバル・コレクターズBOX 』にも収録)


Eduardo Noriegaの美しさを舌なめずりしながら鑑賞できた度合いを言うならば『パズル』の方が上だったかもな。『Open Your Eyes』では彼は‘グロテスク’に描かれているのでね。それは何も容貌の話だけじゃないです。彼は事故で美貌を失ってグロテスクになったんだが、内面はというと、事故以前からグロテスクだった。私はああいう男は嫌い。「二度‘も’寝たら男がすたる」と思ってるような男ですよ。嫌いだね。いびつだろ。

で、ついでに言うと、ペネロペ演ずるソフィアも嫌い。ああいう、「自分(のルックス)は多分に魅力的である」という自信に裏打ちされて生きてきたであろう女の振る舞い方の一つ一つは私にとっては憎悪の対象ですわ。

よくね、「あの女、きちんと計算ずくだよね」と陰で言われる女がいるでしょう? だけどね、計算した上でオンナ道を切り開いているオンナならば、まだ幾分かマシですよ。計算はいつかどこかで破綻するから。タチが悪いのは、私の知人にもいましたけども、計算するまでもなく、あのペネロペ=「ソフィア」のように、そこに存在するだけで男を落とすことのできる自分というのをわかりきっているオンナですよ。もうね、そういう血が流れてるオンナ。

この映画、途中まではそういう、唾棄すべき度ではオタガイサマな男と女のラブゲーム展開ですよ。ゲンナリ。私の嫌いな人種が惚れた腫れたやってんの。胸糞が悪い。

(※念のため言っときますけど、こんなの↑私の感じ方が変わってるんだと思いますよ。「ペネロペ可愛かった」っていう声がほとんどでしょう。私、たぶん、ソフィアという登場人物が嫌いなんじゃなくてペネロペという女優が嫌いなんだな。って自覚できた。)

(※ちなみに、「みんなのシネマレビュー」の中で私が唯一最大に「なるふぉど、こういう風にまとめるのか」と読んだのはhttp://www.jtnews.jp/cgi-bin/revpick.cgi?TITLE_NO=1169&REVPER_NO=22626。ネタバレありまくりなので読みに行くのは要注意ですけども)

(つづきはコメント欄で)
(スペイン映画; フランス、イタリア)
Abre los Ojos @Imdb
・98年度(第11回)東京国際映画祭グランプリ受賞作
オープン~@goo映画
@シネマカフェ
オープン・ユア・アイズ@映画生活
オープン・ユア・アイズ @goo映画
オープン・ユア・アイズ@ぽすれん
Alejandro Amenábar(アレハンドロ・アメナーバル)監督
(・これをリメイクした、トム・クルーズの『バニラ・スカイ 』も一応挙げておこうか)

監督: アレハンドロ・アメナーバル Alejandro Amenabar
製作: フェルナンド・ボバイラ Fernando Bovaira ホセ・ルイス・クエルダ Jose Luis Cuerda
脚本: アレハンドロ・アメナーバル Alejandro Amenabar マテオ・ヒル Mateo Gil
撮影: ハンス・バーマン Hans Burman
音楽: アレハンドロ・アメナーバル Alejandro Amenabar マリアーノ・マリン Mariano Marin
 
出演:
エドゥアルド・ノリエガ Eduardo Noriega
ペネロペ・クルス Penelope Cruz
ナイワ・ニムリ Najwa Nimri

オープン・ユア・アイズ [DVD]
オープン・ユア・アイズ【日本語吹替版】 [VHS]
オープン・ユア・アイズ【字幕版】 [VHS]

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Friday, October 28, 2005

redacción medios de comunicación

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「メディア」

ヒント:
新聞・テレビ・ラジオ、それぞれの特徴(ラジオは緊急時に使えるとか、どこでも聞けるとか)

ラジオが特に際立った働きをした事例を知ってますか

新聞はどこのページから読み始める?

映像で伝えられるニュースの方がやはりインパクトがあるかな、客観性はどっちがどうだろう?

テレビの及ぼす影響、いい面・悪い面

テレビが社会に変容をもたらすことがあるか

テレビの中には暴力があふれているか

あなたの国の言論・表現の事情とマスメディア

言論の自由に制限が必要か

テレビは第一のメディアになっただろうか? 新聞・書物・ラジオと比べて

映画とテレビとを対比する

興味のあるテレビ番組を説明してみて   ……などなど

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Thursday, October 27, 2005

matar el gusanillo

[虫を殺す]

Comer un poco para aliviar la sensación de hambre. (空腹を癒すためにちょっと食べる) Tratar de aliviar el hambre. (空腹を紛らわそうとすること)

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redacción salud

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「健康」

ヒント:
日光浴もいいけれど……

健康な食事と適度の運動

やってはいけないこと

体型(外見)を保つことって大事なこと?

ダイエットをしたことがある? 続けていくことのメリット・デメリット

拒食症やvigorexiaについて考えたこと ……

喫煙? 禁煙? 禁煙者と喫煙者それぞれの権利と義務

煙害、副流煙、間接喫煙

未成年者への販売

喫煙所・ルームの設置、あなたの国での動きは  ………などなど

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Tuesday, October 25, 2005

redacción medicina

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「医療」(とか「衛生」って感じか)

ヒント:
献血について、需要と供給、あなたの国の問題点など

エイズ問題、啓発教育について、啓発CMは見たことがありますか

身近なエイズ関連機関について

エイズ予防として説かれている方策、コンドームの使用について

薬の開発について

いいお医者さんって貴方はどう定義する?

歴史上大流行した病について

移植について、ドナー登録について

臓器売買、異種移植、安楽死の問題

倫理と科学とのあり方 クローンとか昔だったら試験管ベビーとか ……などなど

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Monday, October 24, 2005

llevar los pantalones

[ズボンを穿く/穿いている]

Tener, ejercer o imponer la autoridad en un lugar, principalmente en el hogar. (ある場所とくに家庭において権限を握る) Dominar una situación, especialmente en el ámbito familiar. (ある状況を支配すること、特に家庭において)

to wear the trousers

to wear the pants

≒ tener la sartén por el mango

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redacción comida

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「食べる」

ヒント:
あなたの国の食習慣について

主食は何? 一日何食? それぞれの食事時間は? 不都合を感じますか?

朝食には何をとりますか? デザートの習慣は?

貴方の国の料理は健康的ですか、糖分、油、肉、魚、果物……などはよく摂りますか?

家で食べるのと外食と、メリット・デメリット

お気に入りのレストランは? 高級?

チップの習慣は?

ベジタリアンって何ですか?

宗教に則った食餌で何か知ってますか?

(肥満対策の)減食療法は経験した?

好きな食べ物を説明、得意料理は何?

あなたの思い出に残る食事は?

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Saturday, October 22, 2005

redacción rural

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「田園」(っていうか「自然」っていうと前のお題といっしょか、えーっと、「田舎/田舎暮らし」)

ヒント:
あなたの国の(町の)有名な森林について

あなたの国に特有の樹木・植物・花について

あなたの国の/町の一番美しい場所ってどこ? 歴史・起源は知ってる?

田舎(農村・山村・漁村)での労働は厳しいだろうか

田舎には封建的な仕組みがまだ残っていると感じることがありますか?

田園風景で印象に残ってるものを説明して

都会の人と田舎の人、違いがあるだろうか? どういう点で? ……などなど

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Thursday, October 20, 2005

redacción naturaleza

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「自然」(っていうか資源? あ、環境か)

ヒント:
・森林保護の重要性とは

・資源エネルギーについて 火力・水力・原子力・太陽光…、メリット・デメリット

・資源の無駄遣い、身近な無駄遣いについて説明して、家電製品・自動車・冷暖房・電飾…

・不可欠な家電製品、どれがナゼそんなに大事?

・電気が無い時代の生活はどうだったんだろう? そこに戻るとしたら? メリット・デメリット

・あなたの国では何エネルギーが最も利用されてるんだろうか?

・経済的利益が自然保護よりも優先されてしまうケースがあるか

・公害の発生原因は? 大都市での(交通による)公害、工業地帯の公害

・公害をなくすためにできること、考えられる法令

・海・河川の汚染はどうか

・次世代に何を教育していくべきか

・われわれ一人一人ができるエコロジー、大企業ができるエコロジー ……etc.

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Wednesday, October 19, 2005

jugar con dos barajas

jugar a dos barajas

[2枚のトランプでplayする?]

Jugar con ventaja, adoptar dos comportamientos diferentes según sea la situación. (優位に立ち回る、状況に応じて二つの違う立場を使い分ける)

≒ jugar a dos bandas
to sit on the fence
≒ nadar entre dos aguas

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redacción transporte

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「交通」。 (※おとといの「車」のお題と分けにくかったんだけども)

ヒント:
・鉄道や自動車などの交通手段と飛行機とを比較しよう

・鉄道駅・空港・海港について、特にイメージ・思い出がありますか?

・あなたの住んでるところから都心までどのように行くか、何km離れているのか

・交通の発達によって移動は楽になったね

・大都市の交通網について

・あなたの国の公共交通の特徴は?

・あなたの居住地にはどういう交通機関がありますか?

・スピードと正確性、運賃、問題点 ……etc.

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Monday, October 17, 2005

redacción automóviles

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「自動車」。

ヒント:
・自動車産業の重要性

・ハンドルを握ると人格が変わる? すぐカッとする方?スピード出す?

・自動車の無い社会、メリットとデメリット

・車を使うことのメリットとデメリット

・近県の移動だったらどういう交通手段を選ぶか、どういう理由で?

・渋滞について

・公共の乗り物についてはどう思うか、値段、安全性、正確性、問題点 ……etc.

(ちょっと拡がりすぎかな…)

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ir viento en popa

marchar viento en popa

[船尾に風を受けて行く]

Marchar muy bien un asunto. (事が順調に進む) Funcionar algo perfectamente, como los veleros cuando el aire sopla por la popa, o sea, por la parte posterior del barco e hincha completamente las velas, haciendo que la embarcación avance. (帆船が船尾に、つまり後ろから風を受けて帆を十分に張って航行する時のように物事が見事に展開していくこと)

≒ ir sobre ruedas

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Sunday, October 16, 2005

Una Casa de Locos / スパニッシュ・アパートメント [フランス映画]

スパニッシュ・アパートメントスパニッシュ・アパートメントのトリビアより:
"L'auberge espagnole", in French, it also means "a place where everybody brings something of its own and share it with the others".

スパニッシュ・アパートメント @ goo映画では:
原題の『ローベルジュ・エスパニョール』とは直訳すれば「スペインの宿屋」だが、フランスでは俗語で「混乱」「ゴチャゴチャ」という意味があるらしい。

日本版さてそれでは。
スペイン語タイトルの『Una Casa de Locos』とはどういう意味かとDRAEで調べてみる。(>字面から言うと「キ●ガイたちの家」だが):
casa de locos
1. manicomio. (精神病院)
2. Lugar donde hay mucho bullicio, inquietud y falta de autoridad. (騒々しく落ち着かず秩序のない場所)(←これだな!)

主人公グザヴィエ、大学生、そろそろ就職の準備を…:
経済財政産業省へ、父の友人ペラン氏を訪ねていく。
「助言しよう。新しい欧州の仕組みで仕事が増える。スペイン経済の分野で研究免状を取るといい。仕事を見つけてやろう。将来性があるぞ。スペイン語とスペイン経済を勉強したまえ」

スペインへは行ったことがあるかとの問いにグザヴィエが「イビサ島へ一度行ったことがあるだけ」と答える。イビサ島ってのは……どこのサイトが一番わかりやすいのかと悩んだがよくわからないので『virtual trip IBIZA 地中海の楽園[イビサ島](DVD)』ではどうか。でも、若者たちにとっては「rave」がキーワードだったりするのではないか。

つまり、グザヴィエはスペインには遊びに行ったことしかないでーす、というシーン。


さて、それではスペインに留学して経済を(バルセロナ大学大学院で)学んで来ましょうとグザヴィエが注目したのは欧州交換留学プログラム、いわゆる「エラスムス計画」であります。

バルセロナ到着airplane
母の知人宅に何泊かできるという話だったが、事情が違っており、早々に立ち去らねばならなかった。飛行機でいっしょになり知り合ったフランス人夫婦のお宅に転がり込む。早くアパートを見つけて居候生活は終えないと……

そこでcompartirですよ。

留学した人がスペインに着いて極めて初期に用いる単語の一つです。学校の掲示板などには「piso para compartir」とか「compartir piso」とか「piso compartido」とかいうビラがあふれてるはず。そこには電話番号が書いてあるから、電話して家主(あるいは複数間借り人の代表者とか)と交渉です。

※compartir=ルームシェア。piso=マンション。


グザヴィエは電話してみた。
‘面接’をするから来いとのこと。
行ってみた。

そのマンションで暮らしていたのは
・アレッサンドロ (男; イタリア)
・トビアス (男; ドイツ)  ←あたしコレがいい
・ウェンディ (女; イギリス)
・ラース (男; デンマーク) ←たぶん女好き、スケコマシ 
・ソレダ (女; スペイン・タラゴナ出身) (※ラースとソレダはデキてるね)

‘面接’においてもどんな質問をするのかで意見が対立して収拾がつかない。

グザヴィエは思った、「こういう言い争いに子どもの頃から憧れていた」。グザヴィエはこの‘面接’に合格したいと強く願い、それは叶った。このマンションで国籍の違う同居人と暮らす日々で、グザヴィエは何を思い、何を失い、あるいは得るのだろうか。

っていう話。


(スペイン)留学経験者には、たとえバルセロナに土地鑑がなくても、懐かしくっっって仕方ない映画だろうな。甘酸っぱかったりほろ苦かったり、と。ニヤニヤしちゃう映画だった。私自身の思い出(あるいは友人の体験談など)と特に重なった点を挙げると:

1. 部屋の汚さ
外国人は特に汚いんだと思う。日本人なんて部屋を貸す側からは好かれてたと思うよ。綺麗に礼儀正しく暮らす(し、週末に大人数でパーティーを催すなどの大騒ぎをしない)から。

2. (台所や浴室など)掃除でもめる
私の住んでたとこでも、ドイツ娘(25歳)とスペイン娘(20歳)が、キャットファイトでしたよ。『スパニッシュ・アパートメント』では汚いのはイタリア人で、整然としているのはドイツ人、みたいな典型的なキャラ設定でしたけど、我がマンションの場合、汚かったのはドイツ娘の方。

ヒドかったな、あれは。彼女が出て行った(というか、スペイン娘によって追い出された)あと、その部屋は南向きで大きくていい部屋だったので、小さい部屋を使っていた私が移ることを決意、しかたなく掃除したんだが、冗談じゃなくウジが涌いてたからね。おぞましかった。

3. 冷蔵庫の棚に名札つけて分けてある
あのね、大きく括ると、外国の連中は「俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの」です。ほんと、彼らのその感覚は、いまあなたが想像しているヒドさを大きくオーバーするからね。信じられない。人のもの(しかも食べ物)に手をつけるっていうのが、あぁ、もう! いや、手をつけるのはいいんだけども、事後報告でもいいから言ってくれんと!

4. 空気読めないヤツの饒舌(特に国家・人種ネタ)で場が凍る
この映画ではイギリス娘・ウェンディを訪ねてやってくる弟くんが、もー、ほんとに「空気読めや」でした。見ててイライラした。彼を見ててというよりは、私と同じ学校だったあの野郎やらあのアマやらあの小僧やらを思い出してしまって、過去に鉄槌を食らわしたくなってたまらんのでイライラするのでした。……でもね、楽しいもんなのよ、ルームシェアってのは。


だけど……ペシミスタな私が暴論を言おうとすると、やっぱり……


映画の中だけでいいんじゃない?


ってこと。現実は、お金が許せば一人暮らしがいいよ。あるいはファミリー。気楽。いろんなものから解放されるぜ。勉強したいなら環境最優先じゃない? しかし、渡航の意義がそんなにきちんと勉強しなくてもいいのなら、楽しみでも外国人のお友達を作るでも、何が優先順位のTOPに来てもいいと思うよ。

人それぞれ。ただ、ストレスはほんとに邪魔ですってこと。

日本人相手だろうが外国人相手だろうが、誰かと暮らすってのはストレス感じざるを得ないからね、やっぱり。無駄ですよ、それは。そのエネルギーは無駄。そんなもの、好き好んで飛び込んで行かなくたっていいんですわ。異国に行ってまでやるべきこととは思わない。

この映画で描かれているルームシェア生活がイコール スペイン留学生活では無いよ。この映画のルームメイトはそこそこいい人だけれども、どうなの、それは? 現実はどうなの?

これから行こうとする人も、そこのところ少し冷静に考えておいたらいいと思う。この映画の中でグザヴィエが憧れたルームシェアに貴方は憧れるかもしれないが、映画は映画ですよ。ってことをどこかで覚えておいた方が無難だと思う。遅くとも飛行機が現地に着く頃には冷めて(醒めて)おいた方がいい。覚めてからスペインに降り立った方が、きっと有効なスタートが早く切れる。


しかし、ほんとに、楽しくて微笑ましい映画。それはホントに。

スパニッシュ・アパートメント(日本公式)
l'auberge espagnole @ IMDb
... aka Pot Luck (Canada: English title) (UK)
... aka L'Auberge espagnole (USA)
... aka Una Casa de Locos (Spain)
... aka Euro Pudding (International: English title)
... aka The Spanish Apartment (USA)
... aka スパニッシュ・アパートメント (日本)

スパニッシュ・アパートメント @ goo映画
スパニッシュ・アパートメント@ぽすれん
スパニッシュ・アパートメント@映画生活
スパニッシュ・アパートメント@象のロケット
スパニッシュ・アパートメント@シネマトゥデイ
スパニッシュ~@シネマカフェ

監督: セドリック・クラピッシュ Cedric Klapisch
製作: ブリュノ・レヴィ Bruno Levy
脚本: セドリック・クラピッシュ Cedric Klapisch
撮影: ドミニク・コラン Dominique Colin
音楽: ロイク・デュリー Loic Dury

 
出演:
ロマン・デュリス Romain Duris
ジュディット・ゴドレーシュ Judith Godreche
オドレイ・トトゥ Audrey Tautou
セシル・ドゥ・フランス Cecile De France
ケリー・ライリー Kelly Reilly
クリスティーナ・ブロンド Cristina Brondo
ケヴィン・ビショップ Kevin Bishop
クリスチャン・パグ Christian Pagh
フレデリコ・ダンナ Federico D'Anna
グザヴィエ・ド・ギュボン Xavier De Guillebon

スパニッシュ・アパートメント [DVD]
L'auberge Espagnole Manuel Du Professeur (Cinephile) (ペーパーバック)
スパニッシュ・アパートメント [DVD]
Spanish Apartment [VHS] [Import]
Spanish Apartment (Spanish) [VHS] [Import]

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Friday, October 14, 2005

redacción música

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「音楽」

ヒント:
・あなたにとって音楽とは

・好きな歌手について、歌ですか、楽器ですか、エピソードですか

・どういう時に音楽を聴いて、聴くとどうなるか

・ポップミュージックとクラシックを比べてどうでこうで

・あなたの国の現代音楽

・ある曲を聴いてかならず思い出してしまう光景がどうのこうの

・子守唄について 何か思い出がありますか、唄について逸話は?   ……etc.

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hacer el agosto

[8月をする・作る]

Conseguir buenos resultados económicos con un negocio oportuno. (時を得た商売でかなりの利益を得る) Indica que se ha hecho mucho dinero y de forma muy fácil en algún negocio. (商売でたやすく大金を得る)

≒ to make one's pile

≒ ponerse las botas


※ 「8月というサマーバケーションシーズンに観光業で大もうけできるから」ではないです違いますよ。そんな近現代の生活・慣習から生まれた句じゃないです。もっと古い。らしい。

中世に半島の各地、特にカスティージャ地方で行われてた‘家畜市’に起源があるって。夏季によく催されてて、8月(特に15日)に集中していた、と。人々は産物とか家畜を市場に運んできて、そこで売買があった。8月が終われば村々へと帰っていった。

もう一つには、8月が収穫期であるからという考え方がある。らしい。農民が日々の労働イコールお金と捉えることのできる季節、と。

(参照: Diccionario de dichos y frases hechas / Alberto Buitrago. Jiménez; 1500ペセタで買ったんだ。好きな本)(こういう引用ってのは許されることなのかどうか、私はちょっとわからんなぁ。どこまでやっていいことなのか)

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Thursday, October 13, 2005

guardarse un as en la manga

guardarse un as [ases] en la manga
tener un as [ases] en la manga

[袖に(トランプの)エースを持っている]

Ocultar una serie de datos que después pueden ser de gran utilidad al descubrirlos. (非常に有効な情報を隠し持っている) Reservarse una sorpresa, un recurso, una solución, lo que se llama un golpe de efecto, para emplearlos en situaciones difíciles. (奇策・方策・解決策…など、伝家の宝刀を厳しい状況にこそ用いるべく控えておく)

≒ to keep [have] an ace up one's sleeve

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redacción viaje

スペイン語で作文(※説明

今日のお題は「旅」。

ヒント:
・どんな旅をした

・行き先、宿、交通手段、誰と知り合ってウンヌン

・ホテルに泊まるか、それともどこに泊まるのか、それはどうしてか、それぞれのメリット・デメリットは

・個人旅行とパックツアー、どちらが好きですか、それぞれのメリット・デメリットは

・バケーション先で遭遇した出来事

・ツアーの同行者の思い出、なんか変わった人がいたウンヌン

・旅で不快な思いを味わった 

・外国に行って感じたこと、その国のことを話して下さい

・これから行きたいと思ってる土地、そのワケは? 

・行き先はどこ(の国)がいい? 海と山ならどちらが好き? 理由は? 計画は進んでますか? 具体的な準備は? 
・旅で芽生えた友情 ……etc.

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temas de redacción

先日スペイン語検定DELEについてちょっと書きました

作文のテストが気重かもしれないので、「一度は書いてみておいた方がよいかもね」と思われる‘定番のお題’を挙げておきます。一度書いておいたことは喋ることもできるから、会話テストの準備にもなるでしょう。(Intermedio対象かな) 

150語~200語にまとめる練習をしておく(自分の字で何行書いたら何十語何百語に相当するのかを知っておく)とよいでしょう。関連語句を調べておくだけでも作文・会話どちらのテストにも役立つでしょう。


「自分ならこの時事問題と絡める」「この記事を読んで参考にすれば」「キーワードはこれとこれ」などというコメントが溜まっていったら素敵なんだな。

・2005, Oct. 13 旅行
・2005, Oct. 14 音楽
・2005 Oct. 17 自動車
・2005 Oct. 19 交通
・2005 Oct. 20 自然
・2005 Oct. 22 田舎
・2005 Oct 24 食べる
・2005 Oct. 25 医療
・2005 Oct. 27 健康
・2005 Oct. 28 メディア
・2005 Oct. 31 スポーツ
・2005 Nov. 2 藝術
・2005 Nov. 4 モード
・2005 Nov. 6 ビジネス
・2005 Nov. 14 家族

・2006 Apr. 7 商用文

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Wednesday, October 12, 2005

Todo sobre Mi Madre / オール・アバウト・マイ・マザー

todo sobre mi madre先日の『Hable con Ella』でちょっと書いたけど、セシリア・ロスが出てたよね。それで、『オール・アバウト・マイ・マザー』のことを思い出したので、ちょっと書いときます。

しかし、今日のはいつものような文じゃないです。えっと、カテゴリはたしかに「映画・テレビ」「スペイン映画」ですけど、えっと、全然そんな話じゃないんです……すみません……ほんと、違いますから。

昔々の私のサイトの掲示板には、映画についてああでもないこうでもないと言い合うスレッドがありました。ある日、私は質問を投げかけました。

323 名前: Reine 投稿日: 2002/10/11(金) 15:47

オール・アバウト・マイ・マザーって、見た?
桃色うっふんなシーンがあったりしますか?
姉とかと見ようと思ってるんですけど、そうにぅシーンを家族といっしょに観るなんてのは、reneyamaとてNGなので。

そしたら、中学生・高校生の二人の息子さんをお持ちの女友達(Pさん)がですね、こんなレスをくれたのですよ

324 名前: ( Pさん )  投稿日: 2002/10/11(金) 16:14

あ、いい映画だよ。見なさい見なさい。
女性に対する尊敬が感じられて、私は好き。

桃色しーんはどうだろ?
「登場人物が女ばっかり」って読者レビューにあるから、だいじぶじゃない?(←覚えてない)

さて、その日の夜になってからの掲示板の様子を引き続きご覧ください。(編集済)
↓↓↓↓↓

325 名前: Reine 投稿日: 2002/10/11(金) 20:03

>323-324
夕飯前にサッと借りてきて、今、母と二人で見てみちゃったぞ。

………Pさん………、どーしてくれるんですかっ

始まってから2分以内かそれくらいの時点でいきなり「ペニス」と聞こえ、それから終わるまでに10回前後、「ふぇらふぇらふぇらふぇらふぇらふぇら」言ってたじゃないすかっ。親父留守でよかったよ。

326 名前: ( MRさん ) 投稿日: 2002/10/11(金) 20:51

>323-325
けらけらけらけらけらけら。
すまんでつ。笑ってしまいますた。親が同席しているところで、そうにぅ場面が出てくると、どうも気恥ずかしいですよね。

327 名前: ( Nさん※2児の母 ) 投稿日: 2002/10/11(金) 21:32

>323-325
けらけらけらけらけらけら。
うちはまだ、「なかよしなんだね」でオールオッケー。

330 名前: Reine 投稿日: 2002/10/11(金) 22:22

ったくヒデェ目に遭ったよ>ALL
なめてくれ」だのなんだのさぁっ。

で、映画そのものだけど。
あの映画、私は少しではあれスペ語でも聞いてたからかストーリーが理解できたけど、母は人物関係とか前後関係(←「前後」っつってもそうにぅのポジショニングの話じゃなくて)が把握できなくて困ってたぞ? 少なくとも3度、「今のところ、わかった?」っつって一時停止して、ちょっと巻き戻して説明を咥えた、もとい、加えた。

ちょっとイヤな感じなことをこれから言うけど、字幕が悪かったんじゃないかと。

「え?今んとこ、そこまで簡潔に訳しちゃっていいの?」と思うとこがあった。で、そういう時に母に「今んとこ、わかった?」って訊くと、たいがい「ううん」と首を振っておった。

「これ、評判良かったのよ」「公開当時も評論的には高ポイントだったんだよ、評論的には」などと、母に言い訳がましく説明しつつ見せたんだけど、しょっぱなからふぇらふぇらふぇらふぇらふぇらふぇら言われてみて思い出したよ、

「これまでの人生で最高の映画!!!」って大絶賛してたのっておすぎだったんじゃないかってことを。

331 名前: ( Nさん ) 投稿日: 2002/10/11(金) 22:33

なぜ
>ふぇらふぇら言われてみて思い出したよ
なんだっ

332 名前: Reine 投稿日: 2002/10/11(金) 22:36

My母、「スペイン映画って暗いわね」と言ってた。これまでけっこうスペイン映画を見てるんだよ、あの人あれでいて、私も知らんうちに。「どれもこれも暗かったような…」とゆってた。

スペイン時代、先生が言っちゃってたな、そう言えば。「スペイン映画って、人、死ぬっしょ? 誰か死ななきゃ始まらないし終わらないっしょ?」って。死なない映画ももちろんあるけどさ、みなさんどう感じてる?

あと、映画が終わった直後のMy母の一言は、「やっぱり、こういうコトを基本的に知ってないと意味がわからない種類の映画だったのかしら?」

Hey、母さん ……「こういうコト」って…………ふぇらっすか?
_____

オール・アバウト・マイ・マザー 日本公式
DVD オール・アバウト・マイ・マザー
オール・アバウト・マイ・マザー【字幕版】
Todo Sobre Mi Madre [Soundtrack] [from US]
Todo sobre mi madre Gión original (Lernmaterialien)(脚本) Pedro Almodóvar (著)
Todo sobre mi Madre スペイン公式(Pedro Almodóvarオフィシャルサイト内)

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Monday, October 10, 2005

Hable con Ella / トーク・トゥ・ハー [スペイン映画]

hable con ella公式サイトのあらすじより

オール・アバウト・マイ・マザー』は開いていく緞帳と暗闇の舞台というシーンで終わっていた(※あぁそうなのですか。reneyamaは覚えてないです)。『トーク・トゥ・ハー』はその同じ緞帳が上がるところから始まる。

Pina Bauschの『Cafe Müller(カフェ・ミュラー)』公演。緞帳が上がる。客席に偶然隣り合わせた男が二人。一人はベニグノという若い看護士。もう一人は40がらみのライター、マルコという。

舞台には木の椅子や机が所狭しと並んでいる。ヘンリー・パーセルの 『妖精の女王 The Fairy Queen』に合わせ、二人の女が、腕はだらんと伸ばし目を閉じたまま歩き回る。胸に響くものがあったか、マルコは泣き出す。一階席の薄暗がりにありながら、ベニグノはこの偶然の‘同伴者’の涙が放った光に気づく。自分も感動したと伝えたい衝動に駆られたが言葉を呑んだ。

数ヵ月後、この二人がベニグノの働く私立病院エル・ボスケ病院にて再び出会う。マルコの恋人リディアは女性闘牛士であったが、角で突かれて以来、昏睡状態でこの病院にいる。ベニグノはやはり昏睡状態にあるもう一人の女性患者の看護にあたっている。アリシアというその若い女性はかつてバレリーナであった。

マルコがアリシアの病室を通り過ぎようとした時、ベニグノは迷わず彼に近寄った。二人の固い友情の緒である。ジェットコースターのようにくねりながらも二人の友情は途切れはしないだろう。病室の壁の中で時は流れ、この4人の人生は過去・現在・未来を乱流し、思いもよらなかった終点へとそれぞれを連れて行く。

『トーク・トゥ・ハー』は、二人の男の友情、孤独、そして、情念の爆発によって負った痛手から快復するまでの長い道のりを描く。そしてまた男女間の途絶と交流も描かれる。物言わぬ人への独白が‘対話’として成立するか否かを描くのである。

この映画は‘語る人’を描く。自身について語る者を。自分の話を聞いてくれる人に話しかけ、そして聞いていてくれはしない相手にも話しかける。語るという行為のもたらす喜びと、孤独・病気・死・狂気から抜け出すための武器としての‘言葉’を取り上げた映画である。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


観なくてもストーリーがわかってたからなかなか観ようとしなかった。私は別に熱心にネットでレビューを探すタイプじゃないですよ。だけど、この映画についてはあまりにも多く語られていて、ちょっと検索して数箇所ブログめぐりをすれば、お話は全部わかる。私はオチを知りたくはなかったので、すごく目を細くして斜めに読んだだけだったけどそれでも全部わかっちゃった。

ストーリーは、だからもう、私が今さらここで書かなくてもいいや。ストーリー紹介はネット上に溢れてますから。その中で優れたものを読めばいいと思うのね。

そして私、更に気づいたんですけど、この映画は日本語字幕版も売られているんだから、私が訳に努めなくってもいいってことだね。なので、この映画については、単語とか拾うくらいで……。 ←えぇぇぇぇっ……


(つづきはコメント欄で)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


(スペイン映画)
Hable con Ella @ IMDb
トーク・トゥ・ハー@映画生活
トーク・トゥ・ハー@ぽすれん
トーク・トゥ・ハー@象のロケット
トーク・トゥ・ハー@シネマトゥデイ
トーク~@goo映画
トーク~@シネマカフェ

・2003年2月にバルセロナのFnacで20ユーロ(1ユーロ=130円当時)で購入

トーク・トゥ・ハー オリジナルサウンドトラック
Hable Con Ella "Talk to Her [Import] [from UK]
トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディション [DVD]
Talk to Her [Compilation] [Soundtrack] [Import] [from US]
Pedro Almodovar Box: Talk to Her/Viva la Tristez [Best of] [Soundtrack] [Import] [from UK]
Talk to Her (Sub) [VHS] [Import]

監督: ペドロ・アルモドバル Pedro Almodovar
製作: アグスティン・アルモドバル Agustin Almodoval
製作総指揮: アグスティン・アルモドバル Agustin Almodoval
脚本: ペドロ・アルモドバル Pedro Almodovar
撮影: ハビエル・アギーレサロベ Javier Aguirresarobe
音楽: アルベルト・イグレシアス Alberto Iglesias
 
出演:
ハビエル・カマラ Javier Camara
ダリオ・グランディネッティ Dario Grandinetti
レオノール・ワトリング Leonor Watling
ロサリオ・フローレス Rosario Flores
ジェラルディン・チャップリン Geraldine Chaplin
パス・ベガ Paz Vega
ピナ・バウシュ Pina Bausch
カエターノ・ヴェローゾ Caetano Veloso
セシリア・ロス Cecilia Roth

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Sunday, October 09, 2005

DELE (Diplomas de Español como Lengua Extranjera)

試験日が迫っているからか、このところDELEについて質問がちょこちょこっと来るので、ちょっとまとめとこうと思って。

(※05年10月: 元記事UP)
(※06年8月: リンクなどの再チェック、加筆・修正)
(※07年1月: リンクなどの再チェック、古い情報の削除、そして加筆)
(※09年3月: リンクなどの再チェック、古い情報の削除、そして加筆)


one 2009年の日程
日本語: DELE(外国語としてのスペイン語検定試験)@Instituto Cervantes (Tokio)
スペイン語: 2009年の試験日程@Instituto Cervantes (España)

申込: 3月2日(月)~4月24日(金)
試験: 5月16日(土)、17日(日)

申込: 9月1日(火)~10月16日(金)
試験: 11月14日(土)、15日(土)


two そもそもDELEとは
セルバンテス文化センター東京の説明: DELE(外国語としてのスペイン語検定試験 スペイン文部科学省認定証)はスペイン文部科学省の下に、スペイン国外ではセルバンテス文化センターが実施する、高い信頼性をもったスペイン語能力試験です。……略……end


three 各級の説明
new A1入門レベル(2009年5月新規開設) new
基本的な日常表現を理解し、使うことができる。

B1(INICIAL 初級)レベル
日常生活において適切なやりとができる。自分の要望などを説明できる。

B2(INTERMEDIO 中級)レベル
専門用語を必要としない日常の通常会話において問題なくコミュニケーションができる。

C2(SUPERIOR 上級)レベル
高度な言語力と文化背景に対する知識が必要な状況で、充分にコミュニケーションできる。


four 新設の級について
www.dele.jpのトップページより: スペイン語の扉を開く第一歩「A1入門レベル」スタート!(2009.1.5)

2009年5月試験より、今までの3レベル(初級、中級、上級)に加えてA1レベルが新設されます。A1はヨーロッパ評議会の定める語学力評価基準(全6レベル)の第1レベルに位置し……略……end


five 評価基準(全6レベル)云々について
ALTE: The Association of Language Testers in Europeのこと
※当該評議会の示す語学力評価基準表: http://www.alte.org/can_do/framework/table.php
※DELEの新設A1級も含めたALTEとの対応表: ALTEとの対応表
ALTEとの対応表(PDF)


では、「セルバンテス協会」のサイト中、DELE説明ページ(Diplomas de español como lengua extranjera DELE)へ:

試験の説明および各級のレベル説明
各級の試験構成
FAQ

他にCentro Virtual Cervantes セルバンテス・バーチャル・センターにも各級ごとに試験内容の説明あり。


・‥…━━━☆・‥…  ↓ちょっと情報が古いかも↓ ━━━☆・‥…━━━☆

過去問を覗いてみる。(DELEのTOPCandidatosModelos de examen

初級(Inicial)

1. 読解(40分) 選択肢解答

2. 筆記(50分)
「作文」という感じではなく、スポーツクラブ入会用紙に記入するとか、ペット雑誌に自分の犬のことを投稿するとか、学校の掲示板に「バンドやろうぜ!」のビラを貼るときの文面とか、そういう‘文章’。

3. 聴解(30分)

4. 文法・語彙(40分)

5. 口頭試問(10分)


中級(Intermedio)

1. 読解(60分)
長文(450語以内)が4編。それぞれにつき選択肢解答。全12問。

2. 作文(60分)
手紙を1通と、作文1題。それぞれ150語~200語。

3.聴解(30分)
ヒアリング4題に対して質問が計12問。(音源はニュース、会話、インタビューなど)

4. 文法・語彙(60分)

5.口頭試問(10~15分)


上級(Superior)
1. 読解(60分)
・長文(800語以内)が3編。それぞれにつき選択肢解答。全9問。
・あるインタビューにつき、左側にインタビュアーの質問が10個、そして右側には応答が10個並んでるので、質問と応答とを組み合わせなきゃいけない

2. 作文(60分)
フォーマルな手紙を1通と、作文1題。それぞれ150語~200語。

3. 聴解(45分)
ヒアリング4題に対して質問が計16問。(音源は2人以上の人間の会話、ニュースなど)

4. 文法・語彙(60分)

5. 口頭試問(10~15分)


答え合わせもあります。「Clave de respuestas」というところ。


CVC他にCentro Virtual Cervantes セルバンテス・バーチャル・センター(前出)にも、各級の各分野をクリックする時に矢印を追っていけば、むか~しの問題が見られそうだ。こんなようなメニューから進めるようになっているでしょ?

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


※私のこのblog内では、
成句をちょっとだけ集めたりとか、
作文の‘お題’を挙げてみたりとか
参考書などを紹介したりとか、
時事用語など語彙を集めてみたりとかしています。

※他に、スペイン映画カテゴリにも成句や語句の大量のメモがあります。


※それから私のDELEの結果はここ。中級は勉強開始から半年後、上級はそこからさらに一年半後に受けた。

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frotarse las manos

[手をこする]

Sentir satisfacición por algo. (満足する) Sentir satisfacción, normalmente poco justa, poco moral o maligna. (特に、正当・道徳的とはいえない満足感、よこしまな充足感を覚える)

to rub one's hands together

to pat oneself on the back

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Saturday, October 08, 2005

estar donde Cristo perdió el gorro

[キリストが帽子を失くした所にいる・ある]

Estar muy lejos, en un lugar remoto. (とても遠くに[離れた場所に]いる・ある)

≒ to be in the middle of nowhere

≒ estar donde Cristo dio las tres voces.
<[キリストが三度声を上げた所]  っていうのは、たぶん新約聖書の‘荒野の誘惑’の話から。

≒ 《ペルー》 estar donde el diablo perdió el poncho
<[悪魔がポンチョを失くした所] ???     (´・∀・`)つ〃∩ヘーヘー

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Friday, October 07, 2005

descubrir el Mediterráneo [América]

[地中海を/アメリカ大陸を 発見する]

Decir, como gran novedad, algo que ya todo el mundo conoce. (誰もが知ってるようなことを新事実発見の如くしゃべる) Dar como novedad algo que era generalmente sabido. (一般的に知られたことを目新しいことのように言う) 《Adivinar》 algo que ya está adivinado. (既に解明されてることを‘解明する’) Enterarse de algo que es evidente. (とっくに明白なことに気づく)

≒ descubrir la pólvora <[火薬を発明する] 、なんてのも別の本には載ってた。

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Wednesday, October 05, 2005

Carlos contra el Mundo [スペイン映画]

carlosこの映画、薦めない。だってつまんないから。このDVDもさしあげたい。文字通り「つまらないものですが」。

(※注意点としては:
私も知らないでもないMálagaという街の人間の役があんまりにも愚鈍に描かれているのが、観客としての私をイライラさせている。という要素もあるのね、きっと)


主人公はCarlos、25歳。働いたら負けかなと思ってる

仕事帰りの父が死ぬ。(父の職業から、この家庭はたぶん裕福では無いだろうと感じられる) 

(工事中の?)道路に大穴がドッカンと開いていたのに、コーンも何も設置されていなかったために、父はそこにバイクごと落ちて死んだ。「Esto es una metedura de pata para el Ayuntamiento, se le ha matado un ciudadano por una negligencia, que han cometido. この事故は役所の大チョンボである、役所の怠慢によって一市民が殺されたのである」。


従兄が葬儀にかけつけた。
従兄は工場を経営している。「俺んとこならいくらでも仕事があるからいつでも来いよ」と言ってくれる。弁護士を紹介するから役所に対して徹底的にやってやれとCarlosに言う。

電話番号をメモするのに「ボールペンあるか?」と従兄が聞くと、Carlosは「No」と答えるのみ。ちょっと間が空いてから従兄は、「…誰かに借りてきてよ」と言う。Carlosっていうのは、こうゆう男です、「ボールペンある?」っていう質問に「あるか/ないか」を答えて終わっちゃう人

そんなつもりでこの先ずっと観ていくと、ホントCarlosにはイライラします。この若者に微笑みかける気が起きない。ニコリともクスリともできない。まったく好きになれない。応援する気にならん。そもそも、応援されるようなことをCarlosはしないのですけどね。この若者は何も為さない。

それが、開始8分のこのボールペンのシーンで示されてるようなもんですわ。


Carlosは弁護士に話を聞きに行ってみる。
「最低でも2000万ペセタは取れるよ」とのこと。
すぐさま弟に「おい、俺たち金持ちになれるぞ」と語る。何が欲しいと訊かれて弟は「PlayStation」と答える。ここでCarlosも大はしゃぎするんだが……、あーもうあーもう! ホント、ダメだ、あたし、この男。好きになれない。はしゃぎっぷりが幼稚すぎて全く微笑ましくない。

というか、あれだ、あたしはこいつのルックスがてんでうけつけない。問題はソコだ。ソコか!


従兄のとこに行ってみたの?と尋ねる母に、「え? なんで?」とCarlos。「なんでって、働き口があるかっていう話でしょうが」と母が言うと、「誰も働かなくっていいんだってば」って。弟も「ママ、うちはお金持ちになるんだよ」と言う。

母ブチキレですわ。「Hazme el favor de no meterle pajjaritos al niño en la cabeza. (頭に虫が湧いたようなこと、弟にまで吹き込むのやめてちょうだい)」などと叫んでいる。

「賠償っていったいいつになるのよ」
「わかんないけど、そんなにかからないよ」
「その間のうちの生活はどうすんのよ」
「……」
「家賃と光熱費・水道代、従兄が立て替えてくれた葬儀費用、どうするのよ!」

というか、あれか、Carlosのこの勤労意欲の欠如が我が身を見ているようで同族嫌悪なんだな。だからイライラするんだわ。問題はココか。ココだな!


恋人の働く美容院を覗くと、なんだかカノジョにプレゼントなんて贈ってるサラリーマンがいやがる。「¿Quién era el capullo ese? (あの野郎、だれだよ)」とカノジョに質問。「あんな、El Corte Inglés(※エルコルテイングレス百貨店)のCMみたいなスーツを着てるような男はどーせつまんねぇリーマンなんだろーがよ」ってさ。

あぁぁぁっ、ほんと、この小僧、張り倒してやりてーな。(いや、エルコルテうんぬんはさておき、この、職業観みたいなのがイライラする)


INEM(ハローワークみたいな機関だと思っておこう; Instituto Nacional de Empleo)で求職の登録をする。適性は‘事務補佐’と判定される。自分があれだけ小馬鹿にしていたいわゆる‘リーマン’ではないか。「それは俺のやりたい仕事じゃない」と猛反発するが、「あなたの履歴に見合うものはコレしかない」と言われる。ブチギレして職安を後にする。

(※この辺の、Carlosの自己過大評価のサマへ感じる苛立ちや嫌悪感は、懐かしのyukimasaへのソレと似ている)


仕事探しはどうなってるのかと母や親戚に問い詰められる

タバコを街角で売る仕事をするのかしないのかと迫られる

(従兄の工場の方がマシだと考えたか)従兄の経営する工場へ行ってみる

外国人観光客の喜びそうな典型的な‘オーレ、オーレ’的スペイン人のようなコスチュームを着せられて、いかにもな‘いやげもの(※みうらじゅん)’を街頭販売するように指示される

イヤだ、俺はこんなのはイヤだ

イヤすぎるので…

…鼻をつまんで声を変えて家に電話を入れる:
「職業紹介所のものですけれども、Carlosさんはいらっしゃいますか、明日面接を希望している不動産会社がありますから必ずいらしてください……」

Carlosは、そこそこいい会社へ就職が決まったことを装う。そんなウソが通用するわけがない。いつまでウソでウソを固めていくのか……っていう話ですわ。

ここまでだいたい22分。
残りの約60分は、もー、イライラするだけ。ハラハラとかすればまだ面白いけど、イライラするだけだからイクナイ。全くイヤになる。主人公の浅薄な言動に終始イライラである。我が身を見ているようでイライラである。


スペイン人が観ればまた別の視点があるのかもしれない。母親が息子へ寄せる過剰な期待とか、それは期待というより依存なのかとか、就労全般の捉え方・見つめ方とか、そういうの、現地人はもっとなにがしかの感興を覚えることが可能な映画なのかもしれない。

例えば、
うちの息子が職業紹介所に行ったらね、求職者リストの一番上に載せてくれたのよ(※もちろんこれはCarlosの虚言である)」と御近所で得意気に触れ回る母親のシーンなんて、日本人よりもスペイン人観客の方がピンと来るんじゃなかろうか、苦笑しながら観るんじゃなかろうか。「あー、こーゆー人、いる、いる」って感じで。


余談:
むかし私はスペイン語絡みの仕事に携わったわけだけども、スペインの‘ファミリー’のママと一緒にバスなんか乗ってるとですね、知らない人々にそれを実に誇らしげに語るんですわ。「この子はね、私のアパートに住んでた日本人でね、日本に帰ってからコレコレコウイウ仕事をしたのよ」っつって。いや、ホントに、鼻高々だった。「…ぁ、ぃゃ……そんなたいそうなもんじゃなくて……」という私の下方修正依頼の声などかき消されてしまい。

あぁ、‘自慢の我が子’みたいな感覚なんだなぁ…ってね。微苦笑した。実際のところ、そんなに自慢してくれるのなら本望ですよとも思ったけど。誇らしく思ってくれてるなら私もやった甲斐がありますよ、と。

大好きなママさんのすることですから嫌悪感は抱かなかったですよ。しかし、自慢たらしく‘身内’のことを語る行為そのものへの違和感というか、くすぐったさというか、居心地の悪さはやっぱりあるわね。たぶん日本人の美徳からは遠いよね。まぁ、居るけどさ、そういう日本人もさ、昔も今も。

だから、まぁ、そういうとこね。

スペインではそういう見栄のぶつかり合いが日常的なのかい?という予備知識をもってこの映画を観るとね、この母親の言動や、それによって加速してしまう息子Carlosの窮し方が、もうちょっとわかりやすく見えてくるのかもしれない。

でも、そこまで努力して観なくていいです、この映画。そうまでして観る時間があったら他のを観た方がいい。

それが結論。
_______

(スペイン映画)
Carlos contra el Mundo 公式
Carlos contra el Mundo @ IMDb
Carlos contra el Mundo @ Yahoo Cine
・英語タイトル『Carlos Against the World』

・2005年3月にFnacで買ってきた(14.95ユーロ)

監督: Chiqui Carabante チキ・カラバンテ
脚本: Chiqui Carabante
出演:
Julián Villagrán フリアン・ビジャグラン ... Carlos カルロス
Victoria Mora ビクトール・モラ ... Madre de Carlos 母
Juanma Lara フアンマ・ララ ... El primo 従兄
Silvia Rey シルビア・レイ ... Carlos' girlfriend カノジョ
Manolo Solo マノーロ・ソロ ... Moi モイ

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