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Thursday, September 29, 2005

Cachorro / ベアー・パパ [スペイン映画]

(かなり長く・細かく書いてしまいます)

dangerけっこうストーリーを書いてしまっていますからね)


BarcelonaのFnacで購入したんだが中身が入ってなくて愕然とし、その後、闘いぬいてやっと手に入れた『Cachorro』のDVDをようやく見た。

Cachorroよくある「家族が急にできる(増える)」「擬似家族」ストーリーだけども、そこにホモセクシャルの事情が加えられているため、一味も二味も違う仕上がり、といったところ。

主人公はペドロ; 歯科医、oso(熊系)のhomosexual。


‘oso/熊系’とは
1. 「Ser oso es una opción dentro del universo gay. Se caracterizan por su barba, su peludo torso, sus barrigas cerveceras, sus camisas de leñador y su sentido del humor. (「熊系」はゲイ界での一つのタイプである。特徴としては、ヒゲ、毛深い胴体、ビールっ腹、ネルシャツ、そしてユーモアセンスが挙げられよう)」

http://www.el-mundo.es/especiales/2003/06/sociedad/orgullogay/album/12.htmlにosoの説明あり)

2. 俗語辞典より
oso: homosexual peludo y fuerte(毛深くて力強い同性愛男性)

3. 西和辞典より
oso: 熊のような男; 毛深い男; 力の強い男

4. 熊系の検索結果

こういう皆さんです
大八木淳史みたいのがいるね


さて、Madridで歯科医を生業にしているペドロである。
ヒッピーの姉ビオレッタは恋人ボルハとともに2週間のインド旅行へ発つ。一人息子のベルナルド(9歳)をペドロに預けるべく、Alpujarras(グラナダ県)からマドリードにやってくる。

空港に向かう途中ビオレッタとペドロは姉弟喧嘩を始める。
「A mí no me importa que me digas a la cara lo que piensas de mí. Lo que
me duele es que todavía lo digas como si fuese motivo de vergüenza, o de
castigo. (俺に面と向かって何を言おうがかまわない。ただ、姉さんは今でもまだ俺のことを恥だとか罰だとか思ってるみたいに言うだろ、それが苦しくてたまらないんだ)」

「Tú también me tratas como si tuviera que avergonzarme de ser lo que soy.
(だけどあなただってそうよ、私が私で居ることを恥じて生きなきゃいけないみたいに接するじゃない)」

「Porque en tu histeria nos llevas de comparsa a todos los demás, joder. (だって姉さんは自分のハイテンションに周りの俺たちみんなをエキストラかなんかみたいに巻き込むじゃねぇかよ)」


すぐに仲直りする。姉が弟に、「pero te tiene en un pedestal (ベルナルドは貴方のことを心の支えとしているのよ)」

母と叔父のそんな口喧嘩を目の当たりにしたベルナルドは、叔父ペドロの家に居候するのがちょっと不安になったようである。そんな息子に対して母ビオレッタが、「yo
soy la única que lo saca de quicio. Con el resto del mundo es un pedazo
de pan, pero conmigo se pone de una mala hostia. (ペドロ叔父さんをイライラさせるのってママだけだから大丈夫。他の人には本当に善い人だからね。あんなに不機嫌になるのはママに対してだけだから)」


こうしてペドロと甥っ子との生活が始まる。


ある日、ベルナルドの(別れた)父方のおばあちゃんテレサが訪ねて来る。ベルナルドはあまり祖母が好きではない。「昔いつも電話してきてくれたけど、何を喋ったかって言ったらママの悪口だけだった」。

テレサばあさんとペドロはサシで話す。
「孫のベルナルドと会わせてももらえず電話も取り次いでもらえず手紙も手渡してもらえないで今まで来たのだ / あなたの姉さんビオレッタが私を遠ざけ続けたから / 息子も亡くなった今、ベルナルドだけが私に遺された唯一人の家族なの / ビオレッタがインドに行っていて、今ここにこうして預けられているのであれば是非会わせてくれ」と主張するテレサばあさんと断るペドロ。

話しているうちテレサばあさんは昂じて、ついにはビオレッタを誹謗する。ペドロとは険悪な雰囲気のまま対談は終わった。


叔父と甥の生活は穏やかに続いていたが、ある日、外務省から電話が入る。ビオレッタに関するこの一報で、共同生活は長期化が決定的になった。ペドロは改装工事をして子ども部屋を用意さえする。(ここで、ベルナルドが壁のペンキの色を選ぶシーンがあるんだが、けっこう面白い。)

ペドロのゲイ友に囲まれる生活はベルナルドにとって楽しい日々だった。また、ベルナルドの世話に明け暮れるペドロの姿は周囲には、「Es bonito verte preocupado por alguien.(お前が誰かのことで気を揉む姿もいいもんだよ)」と映っているようである。

ゲイ仲間たちは、元恋人を失ってから家に篭りがちのペドロに元気を出してもらうため、サプライズパーティーを開く。さすがにペドロもこの夜は大はしゃぎする。

ハビはなぜ自宅でサプライズパーティーを催してくれたのか。―――ベルナルドが疲れて眠ってくれればハビがその夜は彼の面倒をそのまま見てやれる、一晩自由になれる。だから、お前は今夜くらいは羽を伸ばして来いよとペドロに勧めるのであった。


ペドロは久々に甥の世話から解放され、夜のゲイ街へと繰り出す。チュエカ地区からずーーーっと彼をつけてくる‘組合’っぽい男が一人いるのにはペドロも気づいていた。

後日、歯科医院で働くペドロに弁護士から一本の電話が入る………


(スペイン映画)

Cachorro (Miguel Albaladejo監督、José Luis García Pérez、David Castillo)
Cachorro @IMDb
Cachorro @Yahoo! Cine
・英語タイトル『Bear Club』
・2005年3月にFnacで買ってきた(15.95ユーロ)。

監督: Miguel Albaladejo ミゲル・アルバラデホ
脚本: Miguel Albaladejo Salvador García Ruiz サルバドール・ガルシア・ルイス 
出演:
José Luis García Pérez ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス ... Pedro ペドロ
David Castillo ダビ・カスティージョ ... Bernardo ベルナルド
Empar Ferrer エンパル・フェレール ... Doña Teresa ドニャ・テレサ
Elvira Lindo アルビラ・リンド ... Violeta ビオレタ
Arno Chevrier ... Manuel マヌエル
Mario Arias マリオ・アリアス ... Javi ハビ

(語句メモなどはコメント欄)

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Comments

あ、ダメだ。ちがう、間違えてた。>一シーン

どうも気になって見直してみた。my誤訳を発見だ。若干の修正をしといた。というメモ。

Posted by: Reine | Sunday, October 02, 2005 at 01:03

この記事UPしてから3年が経とうとしている。この作品、amazon(日本)でも扱いがないにもかかわらず各種映画祭などでの評判が高いためか、実は私のブログの中でもアクセスが非常に多い記事なのである。

それなのに旧サイトの方で読まなきゃいけない状態にして3年間放置してきたので、ちょっと心苦しかった。

ここでそのまんま全部読めるように記事修正しようとはこの3年間ずっと思っていたんだが、なかなか着手できずにいた。

この1か月くらいまたもやアクセス数が急増しているので、腹を括りました。今日はこの記事を旧サイトじゃなくてここでちゃんと読めるように修正します。

今から小一時間みといてください。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:33

いろいろなメモ
1) ビオレッタは、以前イビサ島への旅行の時に、すぐ帰ると言ってあったくせに予定を変更して長逗留したことがある。それを懸念してなかなかサヨナラできずにいる息子に対し、「No te pongas tristón. Tengo la vuelta cerrada. (そーんな悲しい顔しないの! フィックスチケットだからすぐにちゃんと帰ってくる)」と約束。


2) ペドロの友人ハビがベルナルドの前で平気でporroをやろうとする。「ちょっと!」とたしなめるペドロに対し、ハビが「だって昔はこの子のお母さんもいっしょになってpetasをやってたじゃーん」と言う。

「あれは、この子がまだすんごく小さかった時だろ。あん時とはワケが違うよ」とペドロは怒ってるが、当のベルナルドまでもが「僕もやり方は知ってるよ」とサラッと言う。ヒッピーに育てられるとこれだ。

※注 
Dharma and Greg』でもヒッピー母はとんでもなかった

【用語】
peta: cigarrillo de hachís o marihuana(ハシシ、マリファナ)
porro: 麻薬(ハシッシュ、マリファナ、コカインなど)
canuto: マリファナ
costo: 大麻


3) 「ベルナルドが壁のペンキの色を選ぶシーンがあるんだが、けっこう面白い」と書いたが、ちなみにビオレッタは自分の息子ベルナルドのことを、「es gay de nacimiento, como tú.(あの子は生まれついてのゲイよ、あなたとおんなじ)」と説明していた。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:35

4) ペドロはペドロなりにベルナルドをニュートラルに育てようと努めているようである。友人ハビらがやたらとベルナルドを同性愛者として扱うのに対して、「¿A ti no te importaría dejar de tratar a Bernardo como si fuese homosexual? (それやめるわけにはいかないの?)」と釘を刺している。

「¿Qué quieres que haga? ¿Que lo trate como heterosexual? (じゃぁどうすりゃいいの? ヘテロとして扱えって?)」とハビ。

ペドロの答えは、「No. Como un niño, que es lo que es. Alguien que no quiere acostarse ni con niños ni con niñas.(いいや、ただ一人の子どもとして扱ってくれ。男の子と寝たいんでも女の子と寝たいんでもない一人の人として)」。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:39

語句メモなど
1) 冒頭、熊系カップルのsexシーン。
たばこはFortuna、condón(コンドーム)はdurex(たぶん)。condónとかlubricanteとかをつけるシーンが非常にリアルで……。


2) ペドロが大慌てで寝室を片づけるシーン。ベッドサイドテーブルの引き出しにはペニスリング(anillo)だのTICKLER SLEEVE SETだのがある。えっと、こういうやつ↓(※生々しいので色を抜いといた)
tickler.jpg


3) 「もう姉ちゃんが来ちゃうんだからサッサと身支度して帰ってくれよ」と急かすペドロに対し、ベッドに裸のまんまでいる友人らが、「¿Tu familia no sabe que entiendes? (お前の家族、お前がゲイだって知らないわけ?)」と訊く。

「Sí lo saben, pero no quiero recibirlos con dos tíos en la cama. (知ってるよ、知ってるけど、男二人がベッドにいるような状態でお迎えするわけにはいかんだろう)」とペドロは答えた。


※動詞「entender」については以前にも書いたとおり、「同性愛者である」という意味がある。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:42

4) 「mi casa, que parece el piso de Pin y Pon. (俺の家、まぁ、ピンとポンのマンションみたいな家なんだけども)」。

「ピンとポン」というのはたぶん『こえだちゃんと木のおうち』シリーズみたいな、お人形と、各生活シーンに合わせたお家シリーズみたいなおもちゃの銘柄の名だろう。キキとララみたいな。

Pin y Ponには
ピンとポンとお馬ちゃん
ピンとポンのガーデニング
ピンとポンのプール

ピンとポンの魚つり
ピンとポン看護婦さん
ピンとポンの公園 …などなど。すげぇ欲しい…。


5) ある日のペドロの診察室。
「Mycostatin(マイコスタチン)でうがいをしろ」と患者(友人; 教師)に指示している。 http://medicine.cug.net/drug/01/01_01_09.htm#nystatinには「消化管カンジダ症」に効くとある。性感染症か。


6) その教師は言う、「ESOの4年(4º de la ESO)にもなりゃ生徒も気づくっちゅうの」。

ESO = Educación Secundaria Obligatoria 中等義務教育
(12歳から15歳の4年間か)
(参考: 教育制度図 (Ministerio de Educación y Ciencia)


7) 家に帰って来たペドロがタクシーを降りたのは「Miau」という表示のみえるカフェテリアかレストランの前。検索したら、「Restaurante Miau」というのがサンタ・アナ広場に在る模様。それがこれなのかはわからねど。Madridの地理はわからんです。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:45

8) 夜、ベルナルドがベッドで読んでいるのはtravestí(異性装)の私立探偵が主役のアダルト漫画、『ANARCOMA2』。

参考: http://www.lacupula.com/albums/nazario/nazario.htm

表紙挿絵: anarcoma.jpg


お前が読むもんじゃない」と取り上げ、代わりに渡したのは、Astérixシリーズの『Astérix y la sorpresa del César


9) 昔ベルナルドがもっと幼かった頃、ペドロの元彼のエドゥアルドがベルナルドのことを「Mogwli」じゃなくて「Baloo」と呼んでたんだ云々は何の話かと思ったら、どうも『El
libro de la selva (ジャングル・ブック)』(?)のMowgliBalooのことらしい。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:48

10) パリからやってきたゲイ友がベルナルドの寝顔を見て、「On dirait un pédé.」とフランス語でいう。スペ語で言い換えると、「Tiene pluma.」。

・tener pluma: 女性っぽい(Afeminamiento en el habla o los gestos de un varón).

※参考までに、私、フランス語のフレーズの意味をフランス人の友人に聞いてみました。「He looks like a faggot.」だそうです)


10') (映画に話を戻す)
ゲイ友(職業: パイロット)はペドロをかなり深く信頼し慕っている様子。「地上勤務になるかもしれない」と呟いてみる。彼へのペドロの言葉は哀しいものだった。「あ、よかったじゃん」と言ってすぐに目線は新聞へ戻す。「でも、‘お客’として飛行機に乗ることはこれからだってできるわけだろ? じゃぁよかったな」

パイロット氏は、(そういうことを君と話したかったわけじゃないんだ……)というような哀しげな表情を浮かべてましたわ。「マドリード勤務になるかもしれないんだ」とも呟き、ダメ押しで「どう思う?」って問いかける。

それなのにペドロの返事は、「で、君はマドリードに住みたいの?」って。

真剣なことを婉曲で伝えたつもりでいたのに、そして受け容れてくれる返事を待っていたであろうに、事務的なコメントではぐらかされた格好。

たまんないね、このパイロット氏の胸中を想像すると。あぁ、ジワジワ来る。すげぇ辛いや、このシーン。


10") ピロートークにおいてもペドロの熱くない言葉は続く:
―――君の事は大好きだけど一緒に暮らすつもりはないし、カップルになろうということも考えていないんだ
「じゃぁ、どうして僕のことが好きなんて言うの?」

―――だってそれは本心だから
「好き同士ならカップルになるもんじゃない?」

―――かもしれないし、そうじゃないかもしれない。二人がカップルになることを望んでるならなればいい
「一方しか望んでない場合は知ったこっちゃねぇってか…(フランス語で独り言)」


(※なぜPedroがこんなに心を閉ざし新しく恋人を持とうとしないのかは薄々わかってきます)

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:54

11) ペドロとハビはベルナルドを連れて子供向けミュージカルを見に行く。見終わって劇場から出た時の会話:
「ゲイがいっぱい来てたなぁ」「ミュージカルだからな」「ミュージカルっつったって、子供向けじゃないか。なんであんなにたくさん来てんだよ、日曜の午後に『サウナ・プリンス』にいるみたいだったぜ」

「Sauna Príncipe(サウナ・プリンス)」で検索してみると、なんだか、Chueca地区に実在するみたいだな。


12) テレビで陸上競技大会を見ている。砲丸投げの選手 Manuel MartínezがLa Peineta(ラ・ペイネタ)競技場で投げるところだ。「わぉ。¡Qué morbazo!(ムラムラする)」と熱狂している。熊系アイドルなのか。


・morbazo=名詞morbo+増大辞-azo
→ ・morbo=不快・残酷・禁じられた[不道徳な]ことの魅力
→ ・dar morbo a alguien=interesar sexualmente

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:57

13) パーティーでみんなで踊っているのはFangoriaの『Hombres』や『Me odio cuando miento』っていう曲だと思う。FangoriaとAlaskaはおんなじ人か? Alaskaの別プロジェクトがFangoria? ※要調査


14) キッチンにナナ・ムスクーリ(Nana Mouskouri)のポスターが貼ってある。「ぶっさいくだよなー」「ほんとにな」とみんなでけちょんけちょんである。


15) ゲイの町Chuecaである。「芸」とでかでかと漢字でかいた看板を掲げている店が背景に映っていた。


16) Teresaおばあちゃんが持ってきたのは亡き父のおもちゃ。Ferrariのミニカー(ラジコンカー?)とか、CinExinというプロジェクターとか。(⇒ Cinexin 画像

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 10:59

17) 「叔父さんは自分がhomosexualだとどうして気づいた?」「たとえば海に行って、男がみんな水着つけてなかったらいいのになって思ってる自分がいたからな、女じゃなくてな」。


クラスメートの男子がきっとhomosexualだと思うとBernardoは言う。

―――その子にも訊いてみたんだ
「おいおい、なんて乱暴な。そういうことは訊くもんじゃない」

―――すごく怒ってた
「当たり前だ。可哀相に。その子にとってはトラウマだぞ。なんてこった、やっぱり俺たちってお前にとっては教育上非常によろしくないんだな」

―――でも僕は傷つけるつもりなんてなかったんだ
「わかってるわかってる」

―――他の子なんてもっとヒドいんだ、mariconaなんて呼んでるよ


※私は、スペインでゲイの人々と話す時、たいていは「homosexual」という形容詞を使う。ふざけたトーンの会話の中で、たとえその単語だけが浮いちゃうとしてもね。仲良くなったゲイ友が、自分のことや仲間のことを「ゲイ」という言葉で語ってるようであれば「ゲイ」も会話中に用いる。でも、marica、mariquita、maricón…系は、たとえ彼ら自身がふざけて話す中で用いていたとしても、私からは決して使わないな。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 11:00

18) 「むかつくってことは病気には効く。俺は経験からわかってる。品行方正にしすぎてる時に限ってぶり返すもんだ」と病室で自説を披露するのは、Fernando Tejeroだよね。

この人、こうしてイメージ検索すると、そこそこ小綺麗な写真もあるじゃないすか。でも、役柄としてはほんといっつも―――私が見た映画においてはいつも―――小汚い人物で、そして薄汚い服装とかがまた似合うんだな、これが。

Antena3のドラマ『Aquí no hay quien viva』にも出てるでしょ。そこでの彼を見て、私の‘ファミリー’のママが、「あんた、こーゆー男、どう? あたし、こういう不潔っぽい人ダメ」って言ってた。


19) 姉のVioleta役は、Elvira Lindoです。『Manolito Gafotas』(『めがねっこマノリート』の著者ですよね。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 11:02

語句メモ
・pillar a alguien con las manos en la masa: to catch somebody red-handed
・con las manos en la masa: 《副》《口》 En el momento de estar haciendo algo.
・con las manos en la masa [coger, pescar, pillar, apresar, atrapar, sorprender +] : (主に悪いことの)最中に、犯行中に、現行犯で

例) Cogieron al ladrón con las manos en la masa.
例) Está con las manos en la masa.

・negrera: 1)黒人奴隷商人 2)人使いの荒い;無慈悲な

・estar [poner, tener] en un pedestal a … (人)を心から尊敬する,精神的支柱とする

・sacar de quicio: (人)をいらいら[激怒]させる

・ser bueno como el pan [como un pedazo de pan, más bueno que el pan]:とてもいい人である,お人よしである

・ponerse [estar] de mala hostia: 《俗》不機嫌になる[である]

・tristón: 寂しげな,悲しげな

・quinceañero, ra ティーンエージャー(の)

・adiestrar: (人・動物に)を訓練する,教える

・canguro: ベビーシッター,子守
(※後のシーンで、子守のバイトのLolaが「lo que le gusta es ser gogó.(gogóになりたい)」らしいとわかる。


・子守のLolaがBernardoに最先端の服を買って田舎に戻ったらセンセーションを巻き起こすのよとけしかける。「Vas a volver al pueblo marcando tendencias.」

・marcar tendencia(流行を作り出す,先駆けとなる)」の一例:
David Beckham vuelve a marcar tendencia pintándose las uñas (ベッカム様、今度はマニキュア)

・gogó: bailarín o animador contratado en discotecas.(クラブとかで雇われてる盛り上げ要員のダンサー))

in fraganti現行犯で

・morrazos: sinvergüenza, persona aprovechada. 厚かましい(人)

・「Le ha llamado un tal Manuel. マヌエルとかいう人からあなたに電話があった」

・hacer el paripé: ごまかす,ふりをする,取り繕う

・coger una curda: 酔っ払う

・pamplinero, ra: 心にも無いお世辞を言う,大仰に騒ぎ立てる

・No te pongas plañidero. 悲観的になりなさんな
→ ・plañidero, ra: 悲しげな,悲痛な

・dar tumbos: よたよたしながら; どうにかこうにか,苦労して

・tutela: 《法律》後見

・tirar [echar] los tejos: 《話》(人に)気のあるそぶりをする,色目を使う

・A mí nunca me ha dado miedo coger el toro por los cuernos. (私はいつも何事も恐れないから)
→ ・coger [agarrar, tomar] el toro por los cuernos: 恐れず困難に立ち向かう

・seropositivo, va: 《医学》(エイズなどの)血清診断で陽性反応の(人)

・chocho, cha: (年をとって)ぼけた,耄碌した

・laico, ca: 非宗教的な,宗教から独立した

・anticuerpo: 抗体

・neumonía = pulmonía: 肺炎

・que te zurzan: 君には関係がない,いい加減にしろ,とっとと失せろ

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 11:06

関連: 映画冒頭で熊系カップルが性交をしていて果てる時に「Ya está.」と何度も言うが、それについて思うところあったので別記事に書きとめた

関連: 私のチュエカ探訪についても別記事にダラダラと書きました。

Posted by: Reine | Saturday, August 09, 2008 at 11:08

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