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Saturday, July 23, 2005

Primer Viaje

こないだPIXUS MP770が届いた。フィルムの連続スキャン(6コマ)っていう機能があるので、大昔の卒業旅行の写真をやってみた(数日を要した。たいへんだった)。

昔のアルバムなどと照らしあわしつつ整理してみた。旧HPにUPしました。写真のサイズ、どれくらいにすればいいのかがよくわからなかったので、もしかしたらヒドく大きいかもしれない。ごめん。そして、苦労して読み取ったわりに、あまり美しくない仕上がりになってしまってる(※綺麗バージョンはCDにしまっといた)。

それにしても卒業旅行の顛末はとにっかく長文ですみません。もうしわけない。


ちょっとだけ写真を紹介。
セビージャ夜

エルヴァスの水道橋


あぁ、やっぱり重いかなぁ。どうかなぁ。ともあれ、懐かしかった。もう11年経ちましたからな。

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Saturday, July 09, 2005

Todo Me Pasa a Mí [スペイン映画]

todo me pasa a mi買ってすぐに一度観たことあるんだけど、観なおしてみた。

この映画は、いや、映画っていうか舞台だなぁ。発声からして映画じゃないと思う。シーンの切り替わり方もいかにも「暗転」という感じです。いや、私は舞台はよく知らないけど、知らない私でもそう感じるくらい、そうなんだ(※できればpiaさんたちに観ていただきたく)。だから、映画として観てると「(演技が/セリフ回しが)下手」に見えちゃう。舞台を見てる気分にさせられて、演技が(映画としては)わざとらしく見えてしまう。

ストーリーはジーンと感動するようなことは無いよ。(やや下品になりそうなラインの)コメディだし。だけど、これはスペイン語の勉強にはいいと思うよ。「文法とかはもういいから会話の練習を…」などと願ってる人とか、これからスペインに語学留学しようと思ってる人は、これをDVDGOとかで買って、セリフ聞き取って(というかスペイン語字幕もあるから楽だしね)、シャドーイングつうの? あれをやったらいいんじゃないかな。それくらい、会話が活発。

もともと舞台用のおはなしだったろうと思うのだが、そのためか、いろんなディテールがセリフで説明されてるというか。人物の目の動きとかを大写しにすることでストーリーが説明される、なんていうことが少ないの。私、舞台のことがよくわからないからこの辺のことをうまく説明できなくてもどかしいのですが。

つまりセリフがおもしろいの。言葉遣いが若いし、しかしながら学校で習うような成句・熟語もわりと多く出てくるし、みんなハキハキしゃべってるから聞き取りやすいし、方言が強いとかも特に無く、人生哲学みたいな小難しいことをあまり言わないし。これでスペイン語会話の抑揚に慣れておいてから留学生活を始めたら、どうかな、けっこう楽なんじゃないのかな。


ストーリーは、まぁ、凡庸っちゃ凡庸。「男女6人秋物語」的。男3人(Ángel, Edu, Óscar)、女3人(Txell, Aina, Elena)。この6人の中で、誰が誰に気があって、結局くっつくのかくっつかないのか、コクるのかコクらないのか、というストーリー。(でもつまらないということは無いからね。ところどころニヤニヤするし、声出して笑っちゃったシーンもあった)

女性陣(3人でルームシェア)
TxellとAina: レズビアンカップル。ちょーーーっとなんだか隙間風が吹き始めたような、微妙な空気。

Elena: ものすごくうるっさくて空気読めないっていうか口が悪いタイプ。男日照り。自分の男運が悪いのについてグダグダとダラダラと喋り続ける。アタシってついつい考え過ぎちゃうのよだの、アタシって孤独だの、アタシのことなんて誰も理解できやしないだの、私を理解し価値を認めてくれて愛してくれる男が必要なのだの、休み無くセックスしてキスしてくれて私を所有して誘惑し続けてくれる男が欲しいだの、なんだの。それで周囲を巻き込むタイプ。(あーもー、すげー、我が身を見ているようでたまらんな、この女。でも、絶対に絶対に絶対にアタシの方がElenaよりは少しだけマシ)

男性陣
ÁngelとEdu: ルームシェア。‘ガキ’の頃からのつきあい。

Óscar: 布教のためにカルカッタに行っていた。今日AngelとEduに会いに戻ってくる。

Angel: 来週には結婚して出て行ってしまう。掃除魔。

Edu: ブラピ似?……あぁ、違うなぁ、違うわ、ごめん。Angelの婚約者のことが気に入ってない。「おまえはなんか勘違いして結婚する気になってるだけだろ」と、Angelにツッコミ続けてる。

スペイン語字幕はありがたいんだけども、一度とらわれるとついつい字を追ってしまうので、それは用心した方がいいと思う。そして、セリフを聞き書きしたくなっちゃうんだけども、やり始めたら全部ディクテーションしちゃいそうになるから、ほどほどにした方がいいと思う。どのセリフもディクテーションできるような気がしちゃってキリが無いからね。
_______

(つづきはコメント欄で)
(スペイン映画)
・(Everything Happens to Me)
Todo Me Pasa a Mí@Imdb
・Fnacで11.95ユーロで購入(1ユーロ=130円当時)

監督: Miquel García Borda ミゲル・ガルシア・ボルダ
脚本: Miquel García Borda Toni Martín トニ・マルティン
出演:
Javier Albalá ハビエル・アルバラ ... Ángel アンヘル
Jordi Collet ジョルディ・コレット ... Edu エドゥ
Lola Dueñas ローラ・ドゥエニャス... Txell チェル
Míriam Alamany ミリアム・アラマニー ... Elena エレナ
Cristina Brondo クリスティーナ・ブロンド... Aina アイナ
Miquel García Borda ミゲル・ガルシア・ボルダ ... Óscar オスカル

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Sunday, July 03, 2005

El Verdugo [スペイン映画]

El Verdugo青年José Luis、墓堀人/葬儀屋。
この仕事は好きでやっているのではない。ドイツに行って機械工になるための勉強をするという夢がある。兄夫婦と同居しているが、子守を押し付けられたり○○費という名目でやたらと支払わされたりなど、いいように使われてるという思いが強くなってきており、もう家を出たいと考えている。兄嫁(cuñada)がとにかく口やかましくてホントに意地が悪い。「あんたの弟、早く結婚して出てってくれりゃいいのよっ」と平気で言えちゃう女。兄はそんな嫁をのさばらせている。

ある日Jose Luisは刑務所に死刑囚の遺体を引き取りに行く。そこで死刑執行人のAmadeoという老人に出会う。あとでJose Luisが同僚とヒソヒソ声で交わす会話:

「普通の人に見えたけどなぁ。飲み屋とか映画館で会ったって、死刑執行人だなんて気づかないだろうなぁ」「俺にはすごく感じが好かったぞ」「じゃぁお前、『もしもし、あの人は好い人でしたか』ってこの人(=死体)にも訊いてみろよ」「わははは」「シーーーッ」 (※最後の「シーーッ」は、老Amadeoがこっちにやってくるのが見えたから)


Amadeoの娘Carmenと恋仲に。
これまで恋をしたくてもできない事情を抱えていた分、この二人が盛り上がるのは早かった。「男の人は、私が死刑執行人の娘だってわかると逃げていってしまうのよ、いつも」「それは僕だって同じだ。葬儀屋(墓堀人)ですって言おうものなら女はみんなどっか行っちゃうよ」

二人の関係はじきに老父Amadeoに知られ、妊娠判明から結婚へと急き立てられるようにJosé Luisの生活は変わっていく。公団のマンションが当たったのだが入居条件は公務員であることだった。あいにく老Amadeoは引退してしまう身。「君が俺の跡を継げばいい」。José Luisにとってとんでもない展開ではあるが、静かで幸せな一家の人生を守るためにはそれもまた仕方ない。泣く泣く引き受けた。


いずれは死刑執行を命じられる日が来るのだが、Jose Luisはそれが恐ろしくて仕方ない。だから街でケンカしてる人に出くわせば仲裁に入り必死で止める。ウェイターが「今の客は支払いもしないで行きやがった」と怒っていれば「私が払いましょう」といってその場を収める。「放っておくと刃傷沙汰になるからな」。

しかし、Jose Luisの祈りもむなしく、当然のことながらついに死刑執行の命令書が法務省から届いた。「僕はもう辞職届を出しますっ」と慌てて筆をとるJose Luis。「今辞めたらこのマンションも追い出されるんだぞ」「それに今までの給金だって返納しなきゃだわ」「僕に人殺しになれってか!!!」と、一家は大モメ。

…いや……モメまくってたんだが……

「…あら…? この死刑、Palma de Mallorcaで執行ですって」「そういえば新婚旅行もまだだなぁ」「ちょっと、わたし新しい水着買ったとこだったのよ!」「わしもマジョルカには行ったことが無いのう」なんつって親子で急に盛り上がっちゃう。バケーション兼死刑に家族全員で出かけることに決まった。


外国人観光客で溢れ華やいだマジョルカ島についてからも、「最後の最後にその死刑囚は赦免されるに違いない」などと望みをつなぐJose Luis。死刑の刻限が迫る。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


(つづきはコメント欄で)
(スペイン映画/イタリア)

・(死刑執行人)
el verdugo @Imdb
DVDGOで8.60ユーロ(1ユーロ=137円当時)
Luis Garcia Berlanga監督

監督: Luis García Berlanga ルイス・ガルシア・ベルランガ
脚本: Rafael Azcona ラファエル・アスコーナ  Ennio Flaiano エニオ・フライアーノ  Luis García Berlanga
出演:
Nino Manfredi ニーノ・マンフレディ ... José Luis Rodríguez, el enterrador ホセ・ルイス
Emma Penella エンマ・ペネージャ ... Carmen, la hija de Amadeo カルメン
José Isbert ホセ・イスベルト ... Amadeo, el verdugo アマデオ
José Luis López Vázquez ホセ・ルイス・バスケス ... Antonio Rodríguez, el hermano mayor de José Luis アントニオ

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