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Sunday, April 24, 2005

business class

こないだの旅行について友人Abetchyとの会話を思い出せる限り再現。

私: いやぁ、ホントにね、今回の旅は身体にこたえてね。エコノミーって辛いんだなって思ったわ。もう懲りた。ほんとに苛酷だった。

A: ヨーロッパって長時間だから余計に辛いね、エコノミーだと。

私: あべっちなんてさ、仕事で海外行くときはさ…

A: エコノミーですよ。

私: 仕事なのに?

A: へ?

私: 仕事の人はビジネスじゃないの?

A: えーっと…

私: ビジネスマンはビジネスクラスに乗るんじゃないの?

A: いや…っていうか…

私: あれっ、つうかそもそもビジネスクラスって誰が乗んの? 基本的な質問なんだけど。

A: ビジネスクラスはお金のある人が乗るんでしょ。

私: ビジネスマンが乗るんじゃないんだ?

A: 乗るビジネスマンもいるけど、会社によるんじゃない?

私: えっ、じゃぁさぁ、ビジネスマンでエコノミーに乗ってる人もいるんだ?

A: いるでしょ。貴女、「ビジネスクラス」の「ビジネス」というコトバに囚われすぎなんですよ

私: でもさでもさ、私、エコノミークラスでいっつも旅するけどさ、エコノミーの席でビジネスマンなんて見たこと無いよ?

A: はい?

私: エコノミーに座ってるビジネスマンなんて見たこと無いよ? だから、ビジネスマンはみんなビジネスクラスなんだと思ってたんだよ。

A: なんで「ビジネスマンがいない」ってわかんの?

私: だって背広の人いないもん。


A: ………背広、脱いでるでしょ、普通……

私: えっ?

A: よっぽど着陸直後にイキナリ商談とかいうハードスケジュールでも無きゃ、ふつうの人は機内でリラックスしたいんだから、背広のまんま乗らないでしょ。それに、貴女が行くのってたいていヨーロッパかアメリカ東海岸でしょ? 遠いから、余計に背広は脱ぐでしょ。

私: じゃぁ、背広じゃないビジネスマンがエコノミー席にいることも大いにありうるんだ?

A: でしょ。っていうか、今まで、じゃぁ貴女、エコノミーにいる人をなんだと思ってたんですか。

私: ただの遊びの人。観光の人。学生とかみたいな仕事してない人か、私みたいにプラプラと仕事してる人とか。

A: Ummmmmm…(黙ってる)


私: (話題を変える) いやぁ、とにかくね、今回って卒業旅行シーズンだったでしょ? だから、まぁ、ほんとに学生だらけでね、落ち着かない落ち着かない。

A: なるほどね。

私: 歯磨きとか化粧とかもしたくてしょうがないらしくて。もうちょっとで着くから座ってろや、と。ずーっとワサワサワサワサしてんのよ。かわるがわる出歩くからさ。こっちは寝られないわけ。

A: ふむふむ

私: 一人がカップラーメンに立つとさぁ、私も私もってみんながみn…(※遮られる)


A: カップラーメン?

私: カップラーメン。

A: カップラーメンって何よ?

私: だからカップラーメンだよ。カップラーメンくれるじゃん、おやつでくれるじゃん。

A: えぇぇぇぇ? 俺、知らないよ? 見たことない。

私: えぇぇぇ? くれるじゃん?!


私: 7年前にKLMで成田に来た時はさ、なんか知らないけど、たしかあん時は、旅の真ん中を過ぎたあたりで、「お夜食」っていう感じで、スチュワーデスさんが後ろの方の席から順繰りに持ってきてくれたと思うんだ。カップラーメン配ってくれたと思うの。今はどうか知らないけどね。

A: へぇ

私: でもさ、2年前のスペイン旅行はさ(今回も)、BAだったんだけど、持ってきてくれなかったわけ。それなのに、どこからともなくカップラーメンの匂いは漂ってくるわけよ。それがたまんなくて。空腹にはキツくって。キョロキョロしちゃって。クンクンクンクン嗅いじゃって。でも、持ってきてくれる気配は無いわけ。

A: はい

私: だからさ、「あ。さてはビジネスとかファーストの人間にだけカップラーメン配ってやがるな?」って思って。「エコノミーの俺たちにくれてやるカップラーメンは無ぇってか!」って憤慨してたわけ。「KLMは貧乏人のエコノミーな俺たちにも配給してくれたのに、BAは貧民は切り捨てるんですね」とかさ。「カップラーメンをシモジモにもわけてください」って。

A: そもそもビジネスとかファーストの人にカップラーメンは出ないと思うんだけど…

私: えっ?

A: どうせ夜食を出すにしたってもっといいもの出すでしょ。ファーストクラスなのにカップラーメン出てきたら、怒るでしょ

私: そう言われてみればそうかも……。


私: (気を取り直して話を続ける) それでさ、とにかく、いつまで経ってもカップラーメンは持ってきてもらえないし、なのに匂いはプンプン漂ってきてたわけよ。そしたらさ、しばらくしたらさ、隣の席の女子大生一人旅の子がカップラーメンを食べてんのよ!

A: ふむふむ

私: だから、あたし、ついついキツい口調でさ、「なにそれ!?」って問いただしたわけ。そしたら、「もらってきたんですぅ…」って言うのよ。

A: えぇぇぇ、そうなんだ?

私: そうなのよ。もらってくるってよ。

A: どこで?

私: スチュワーデスさんの台所みたいなとこあるじゃん?

A: だいどころ……? あぁ、はいはい。

私: あそこあそこ。それでね、今回も、学生たちは台所に歩いて行っちゃぁカップラーメンを持って帰って来て、席ですすってたの。それを入れ替わり立ち代りみんなが行くわけよ。


A: ちょっと待って。な・ん・で・行・く・の?

私: 「なんで」って、カップラーメン食べたいからだよ。

A: ちがくって。なんでわざわざ台所に出向くのよ? スチュワーデス呼ぶボタン押せばいいじゃん。

私: えぇぇぇぇっ、あのボタンって押していいの?

A: えぇぇぇっ? 押しちゃいけないの?

私: だってカップラーメンだよ? え? じゃぁ何? あのボタン押して、スチュワーデス来て、「May I help you, ma'am?」とか言われて、「カップラーメン持ってきてください」って頼むわけ? 私、そんなくだらない注文できないよ!

A: じゃぁ、あのボタンいつ使うのよ?

私: もっとエマージェンシーな時じゃないの? 「心臓が苦しいんですけど」「お客様の中にお医者さまはいらっしゃいませんかっ」とかそういう時だけなんじゃなくて?

A: ……


(また気を取り直して話を続ける)

私: とにかく今回の旅では、12時間のフライト中ずっとワサワサしてたわけ。

A: はい…。

私: それにさ、私は今回の帰国便では台所のすぐそばだったのよ。だから、余計にワサワサしてて。

A: あぁ…。

私: みんな立って食べてるしさぁ…

A: ちょっと待って。たっ・て・た・べ・て・る?

私: 食べてんだよ、そこで。台所でカップラーメンをもらったら、立ち食いそばみたいにそこで。

A: えぇぇぇぇぇぇっ(本日で一番のデシベル)  なんで自分の席まで帰らないんだよ!

私: どうせすぐ捨てなきゃいけないからって思ったんじゃない? どうせスチュワーデスさんが後で空容器を座席まで回収に来るんだったら今ここで平らげちゃいましょうとかいう、彼らなりの配慮なんじゃないの?

A: えぇぇぇ…(弱弱しい) 俺、ほんとにほんとにそんな飛行機乗ったことない……

私: 学生旅行シーズンに合わせて乗ってみ。味わえるから。

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Monday, April 11, 2005

Nitsa / Apolo

《書き忘れてたこと》

Dietrichに出かけた夜は‘ambiente=はってんば’巡りだったのですが、翌日(3/26土)は実益のありそうなclubに出かけました。……実益?

1軒目: Fonfone
C/ Escudellers 24、電話93-317-1424
可愛らしい店でしたよ。

2軒目: Nitsa(っていうかapolo?)
Nou de la Rambla 113
昔はタンゴだとかそういう舞踏会の場だったとかなんとかで、桟敷席みたいな作りにもなってて、広い空間。Nitsaっていうのがレーベルの名でapoloがハコの名前……かい? よくわからじ。


そのNitsaでその夜は誰が来てたんだっけか…というのを調べたかったら、www.salirenbarcelona.com(直訳: バルセロナで(夜)遊びドットコム)を見に行けばわかりそうなんだな。

左フレームのGuía →
Clubbing Discotecas →
左上の隅っこの方のagenda →
カレンダーで前月に移り →
3/26をクリック →
lugar(店) の欄でNitsaっていうかapoloを探すんだ

そうすると、なにやら「KIKI (Dj) + PAUL KALKBRENNER live! + DJ FRA + DJ COCO」っていう顔ぶれだったんだなっていうことがわかる。で………誰?ってな感じでサッパリわからないままだが、それはまぁよし。

あぁ、そうそう、こういう顔してた、この顔だ、この顔にピンと来たよ、この人この人(http://www.bpitchcontrol.de/artist/3/40)。

楽しかったですよ。スペインの夜遊びはホントに気楽で楽しいわ。

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Tuesday, April 05, 2005

extra

今回の旅行のその他の写真をいくつか

リスボンの友人のマンションのエレベーター。この、なんていう、アコーディオンカーテンみたいな扉を自分で開け閉めして乗り込むタイプ。「なんでこんなの撮ってんの?」と不思議そうだった。
ascesor


カスカイスでは日本人の熟年の団体旅行客に会う。「あらー、一人で来てるのー!」「んまー」「ちょっと触っときましょう(と、私の身体を触る。相撲取りかよ)」と小母ちゃんたちに可愛がられる(?)

彼らはどうも絵の教室の団体旅行っぽかったな。みんなスケッチブック等画材を持っていて、思い思いのところに座って描いてた。
grupo

ロンドン-リスボンの飛行機でも日本人熟年団体客といっしょだった。あの世代の旅行者を見ると、両親を思い出してしまいついつい涙が出そうになるんだよな。強盗なんかがいっぱいいるんだろうけども、どうかこういう人々を襲うことだけはやめるという盗人魂は持ち合わせていてくれと心の底から願う。こんな平和な人たちのささやかな老後の幸せをメッタメタにするような輩は苦しみながら死ぬがいい。と思うよ、全く。


スペインもポルトガルも、キオスクで堂々とエロ雑誌が売られすぎ。でも、たぶんそっちの方が、無駄に隠してるよりはいいんだと思う。
revista

肌が乾いて乾いて苛酷なことになってたので、必死の保湿に励んでいたところ、友人の彼氏が帰宅してしまい、かなりギョッとされた。
hidratacion

今回の旅行では、なぜか私は乳幼児に好かれまくった。「あら、この子、誰に対しても人見知りで大泣きするのに、なぜReineには自分から抱きつくのかしら」みたいな状況が多々あった。おやつ持ってきてくれたりとか。なんでだろう。
an te

レストランで隣の席の子どもが思い切り床に落ちて泣きやまないので、写真を撮ってあげたら止んだ。
pa pa pa

最終的には「パパといっしょのところを」とリクエストさえしてきた
pa

私の大好物、chuche。合成着色料をふんだんに使ったおやつ
chuche

これは前回の旅行で撮ったもの。こうやってズラーっと並んでるとこで好きなだけすくって量り売り。
chuche chuche


街なかでよく見かける「銅像のふりをして静止している大道芸人」が休憩に入る様子だったので遠くから撮っておいた。
estatua estatua

そしてタバコ。2年前からほとんど吸わないで来られたというのに、スペインに行くと一気に喫煙癖が戻るな、おい。「喫煙はあなたと周囲の人々の健康を脅かす」。
tabaco

裏側には別のフレーズがあった:
タバコは血流を減少させ、インポなっちゃうおそれがあります。

(「インポなっちゃう」は昔のレノレネから読んでないとわからない話ですみません。スーパー読者テストです)

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Bus Turistico

今回のイベリア旅行の写真はほとんど全てUPしました。文章もかなり書き足しました。かなり大量に加筆。3月分バックナンバーでまとめてよろしく。

まだUPしてなかったのがバルセロナの最後の二日間の写真です。こんな感じです↓↓↓

26(土曜日)。
Tomasとカタルーニャ広場のOficina de Turismoに行く。時季が時季ですから、ヨーロッパ中から観光客が来てる感じ。Bús Turísticoの切符を求める人で大行列。切符を買って、今度はバスの二階席に乗るための行列に並ぶ。切符を買うための行列はけっこう待ったが、バスに乗るための行列はそんなに待たないで済んだよ。次から次へとバスが来るからハケるのが早かった。

私、リスボンであまりの寒さに恐れおののいて到着翌日に大慌てで購入した毛布を持っていました。それをTomasと私の膝にかけて防寒対策は万全……っていうか、この日は見事な快晴で人々はみな薄着でヘッチャラでした。

みんな二階席に乗りたがる
bus turistico

旅の風景って、撮っても全くって言っていいほど意味無いよな、美しい写真を手元に持ちたいなら絵葉書を買えばいい話だもんな。っていつも思う。思うけどやっぱり撮っちゃうのな。なんでだろな。

この手すりが邪魔だった
bus turistico

bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico

この辺から雲が……。「曇らないで曇らないで」と祈る。
bus turistico bus turistico

Sagrada Familiaの入り口付近は観光客の数がすごかった。夏なんてもっとたいへんなことになるんだろな。maxの日の模様を撮りたいものだ。
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花が桜みたいに見えたのと、犬がうちのプクリン坊に似てて、急に日本が懐かしくなったので撮っといた
bus turistico

バルセロナFCのスタジアムだね
bus turistico

この後、あっという間に空が暗くなった。もう寒くて寒くて辛い。周りの人は私とTomasの毛布を羨ましそうに見ている。薄手の毛布を一枚持って行くと何かと便利という教訓を得た。
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あまりの寒さに写真を撮る気力など失せ、一階席(バスの中)に入った。生きた心地がした。
bus turistico bus turistico bus turistico


27(日曜日)
最後の最後の日である。Tomasももうバルセロナ旅行を終えて、昼には南へ向かって飛び立ってしまった。しかし私は一人でもう一度ツーリストバスに乗ることにした。昨日も見ているというのに。そして2年前の旅行の時にも乗って写真を撮ったというのに。だって、晴れた日の写真が欲しかったんだもん。

※あのね、Bus Turisticoは1日券が17ユーロ、2日有効券が21ユーロですけどね、私は2日券を強くお薦めします。

カタルーニャ広場は土曜に比べたら人出がガクンと減っていたな。
bus turistico bus turistico

出発
bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico

ちょっと雲が出てきて不安になる私。でもこれはこれで綺麗だよね。
bus turistico bus turistico

前の日はこの辺から曇っちゃったんだ
bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico bus turistico

bus bus

海に近い方。人がいっぱいいた。たくさん屋台が出てた。
bus

なんかエビ?のオブジェ? なぜエビ?
bus

あ。そうそう。
バッテリーが完全に無くなったので撮れなかったんだけど、セグウェイ(ジンジャー?)で海辺付近の遊歩道を悠然と飛ばしてる(←なんか変な日本語だな、「悠然と飛ばす」)カップルを見ましたよ。いいなぁ、セグウェイ。

バルセロナ観光について、詳しいことはこの辺のサイトとかで:
http://www.barcelonaturisme.com/
http://www.spain.info/
http://www.bcninternet.com/ ……etc.


そして、最後の最後の夜。携帯に残っていた最後のバッテリーで撮ったサグラダファミリア
sagrada

この後、帰宅して友人たちみんなにお別れのメッセージを送っているうちに、ついに泣き出した次第です。

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Bologna Children's Book Fair

ポルトガル人の友人は児童教育に携わる教師を指導する教育者。初等教育の先生を目指す若者に教えている立場なのね。その仕事の一環で、たとえば、Cascaisでは「Levar a Ler」という名のプロジェクトに関わったりしている。

彼女が「ボローニャに行きます」と言っているのは、ボローニャ児童図書展(Bologna Children's Book Fair)に出かけるからです。世界中の児童書を見て回るのが幸せだと言ってた。(彼女は趣味と仕事を兼ねて世界中の絵本を集めています。家の壁一面が買い集めた世界の絵本で天井高くまで埋まってた)

そして、ボローニャのその図書展では、「日本の絵本のブースはいつも黒山の人だかり」らしい。日本の絵本は人気・評判が高いらしいです。


今回私がリスボンに遊びに行くのに「何かリクエストある?」と聞いたらば、「児童書が欲しい」って。そこで私が持っていったのは、私自身も子供の頃によく読んでいた2冊(どちらも英語版のを手に入れたのではなくて、日本のを買っていった):
100万回生きた猫
ぐりとぐらのえんそく


『ぐり・ぐら』シリーズは、我が家にもいっぱいあって。とにかく可愛いよね。でも、「可愛いよね」で済んじゃう本かもしれないって心配もしてたのよ。なんていうか、メッセージ性とか無いんじゃなかろかとか、愉しくってオシマイっていう感じの本だけど、そういう本を彼女は望んでるのかしらとか。いろいろ考え。でも子どもの絵本なんだからそれでいいのよねと自分に言い聞かせたりなどしつつ、全ページを訳して彼女に渡しました。

すると、彼女ははげしく気に入っていました。そして、私がまったく思いつきもしない見方をしてた。「ほら、ぐり・ぐらの後ろにあるスペースと、この先進まなきゃいけないスペースの比を見てよ。この森の絵は時間軸をも示す配置になってるのね」とか、「ほら、最初のページで時計を見たシーンが今このページに至ってやっと意味を成すわけよ。読者はその間は時計のことなんか忘れていたのに、ここで時計が再登場することで時間の経過をコトバ抜きでわからせる仕組みになってるのよ」とか。

なるほど、子供向け絵本をこういう視点で見つめるとこんなに面白いのかと、新しい世界を与えられたような気分でした。


そして『100万回……』。
私は子供の頃には『100万回……』は、「わー、おもしろーい」とは思ってなかったと思う。どちらかというと、子ども時代の私にはウケなかった本だと思う。

しかし今回、彼女に内容を知らせるために全ページを訳してみたら、深く感動した。「なんだ、この話、すげぇよ」と。ぐっと来た。「この素晴らしさがわからなかったなんて、子どもの頃はホントに私は子どもだったんだなぁ」と実感した。

訳し終えて彼女に読ませたところ、最後の2ページで彼女はハッと息を呑んだようになって、「鳥肌が立った」と言っていた。彼女の腕にはホントに鳥肌が立っていた。「人を愛するとは何なのか、死ぬとはどういうことか、生きることの意味ってなに……という重大なテーマを、これだけ簡潔に子供たちに教えられる絵本を、私は他に知らない」と言っていた。

翌日、彼女は学校で生徒達(教師志望の若者ね)に『100万回…』を読んで聞かせたらしい。生徒の中には最後のページで涙ぐむ人もいて、「日本の絵本はどうしてこんなに優れているんだろう…」と感銘をうけているようだった、とのこと。


なにか他にお薦めの日本の絵本がありますか?>All

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